冷たいシャワーを浴びて、生き返りました。
さて、ホテル近くのエルミタ地区を歩くとします。
マニラでももっとも活気のあるエリアとのこと。
エルミタ地区 街歩き
ちょっと、一眼レフを肩から下げたまま歩くのは勇気がいります。
というのも、カメラを引っ張る奴らがいるんです。
それに、カタコトの日本語で声をかけてくる輩も。基本的に無視しますが、けっこうしつこい。
ノドが乾いて、コンビニでビールを買いました。
で、路上で立ったまま飲もうとしたら、店主に注意されました。え、いけないのかな。
コンビニの中で、ビールを飲み干して、通りのガードレールに腰かけて、目の前の光景を眺めます。
旅してて、楽しいのは、やっぱりこういうとき。
あきらかに日本とは異なる光景。
ところで、あのジプニーという乗り物には、どうやって乗るんだろう。
行き先もルートも表示されていないように見えるんですが。
エルミタ地区を南に歩いています。
それにしても、マニラは、騒音と熱気に包まれた街です。暑さもハンパない。
マニラで一番暑いのは4月で、今日は5月4日ですから。
暑い中、力強く生活しているマニラの人々。
でも、決して裏通りには入らないほうがよい。ピストルを突きつけられて、強盗にあったという事例が、外務省のHPでいくつも紹介されています。
絵に描いたようなマニラ湾の夕陽
海岸通りのロハス通りを横切って、マニラ湾の遊歩道に出ました。
マニラ湾といえば、「世界三大夕日」と称されるほどの夕日のスポット。
でも、その「世界三大~」とか、誰が決めてるんでしょうね(笑)
運のいいことに、夕陽が見えています。ていうか、その時間に合わせて、遊歩道にやって来ました。
日没まで、まだ少し時間がありますが、もういい雰囲気なってきています。
あのホテルの部屋の窓からは、沈んでいく夕日が見れそうですね。
いいタイミングで来たようです。
マニラの人にとっても、心休まるスポットなのでしょう。
マニラ湾の夕日を見るにしても、どこかおススメスポットでもあるのかな、と思ってましたが、この遊歩道上であれば、どこでもいいみたいです。
いよいよクライマックスですか。
サンセット3連発です。
マニラ湾の夕日が今回の旅のテーマだったんでしょうか。
バナウェに行けなかった無念を補って余りある美しさです。
お世辞でなく、今までこんな夕日見たことないです(*^^)v
これからも、旅先で、いろいろな夕日を目にするとは思いますが、これを上回る美しい夕日に出会えることがあるんだろうか。
この夕日を見るだけのために、マニラに来る人もいると聞きますが、納得の美しさです。
真っ赤な燃えるような太陽が、西の空に沈んでいきました。
みんな、見とれています。そりゃ、美しいもんね。
今回のフィリピンの旅。バナウエに行けなかったり、消化不良的なところもありましたが、こんな美しい夕日を見れただけでも、マニラに来た甲斐がありました。
おおげさでなく、心が洗われるような夕日でした。
エルミタ地区の日本食レストランで夕食
夕日の美しさの余韻を楽しみながら、マニラ湾をあとにしました。
ちなみに、マニラ湾の遊歩道でも、日本語で声をかける怪しげな自称ガイドがたくさんいました。
エルミタ地区とマニラ湾の遊歩道の辺りは、マニラでも治安のいいほうらしいですが、まったく油断できません。
実際、歩いていると、通りの片隅に、いくらでも路上生活者がいて、私のような観光客が通り過ぎると、物乞いしたりしてきます。
さて、エルミタにはいろんなレストランがあります。
たまたまホテルへの帰り道の途中にあった、日本食レストランに入りました。
ちらし寿司をオーダー。マニラ湾の夕日を見た後の寿司とビールは格別です。
ご飯も日本のもののようです。おいしかったです。明日は、帰国ですね。