空気に淡い冷たさを残すトロムソの町。町歩きには絶好のコンディションです。
今日は、丸1日トロムソに滞在します。といっても、焦る必要はありません。
夜は長いんだし、午前中はストールシュタイネンに登って、帰ってきたら、ホテルで昼寝。
夕方から町の散策。こんな感じでいいんじゃないかな。
ストールシュタイネンのロープウェイ
まずは、バスに乗って、トロムソ橋を渡って、ストールシュタイネンのふもとまで行きます。
「地球の歩き方」によると、26番のバスに乗れば、勝手に行ってくれるとのこと。
チケットはもちろんクレジットカードで買えますが、シングルチケットは50クローネ(600円)。
24時間有効の1日チケットは100クローネ(1200円)。
しかし、バスも高いな・・・ 橋の向こうに行って帰ってくるだけで、1200円ですか。
これでは1日乗るかどうかはわかりませんが、1DAYチケットを買うしかありません。
しかし、バスに乗るたびに600円って、住民たちの懐はどうなっているのでしょう???
心配しているうちに、26番バスが来ました。
ふつうに、地元の人も乗ってますよ。ひょっとして、老人専用の無料パスがあるとか?
ストールシュタイネンのふもと。ロープウエイ乗り場まで来ました。
チケット売り場。
チケット代は往復で210クローネ(2,520円)。これも高いw
これが、ロープウェイの時刻表。10時ちょうどのが出たあとなので、次は10時半。
深夜に乗って、白夜に照らされるトロムソの町を見る方法もあるそう。
発車まで、付近を散歩。
気温は10度。でも、風がまったくなく、そして日差しがあるので、北極圏とは思えぬ暖かさです。
時間が来て乗り場へ。
まだこの時間、観光客の姿は少ないです。
発車しました。
すぐにトロムソ湾が見えます。
三角屋根の民家もくっきり。 あの、ひときわ尖って見えるのが北極教会ですね。
ドピーカンのストールシュタイネン
4分で頂上到着。展望台に向かいます。
展望台です。
おお、こりゃたしかに絶景です。
雲ひとつないのが、景色を際立たせています。
ノールカップは、果てということで曇っているほうが凄みがあったけど、こういう景色は、やっぱりドピーカンがいい。
半年前に、テーブルマウンテンに登ったときのことを思い出しました。
模型のように見えるトロムソ橋。
それにしても、時を忘れるような景色です。実際、今日は時間を忘れて行動しても大丈夫だし。
こんな絶景に出会うと、白夜の夜や、雪をかぶっているときにも来てみたくなる。
南の海のような色。さんご礁のようにも見えます。
中国があって、日本は?と思ったら、一番下にありました。
ここは標高421mの山です。頂上目指して登頂する人も。
私は、景色を眺めているだけでいいや。
高い場所なのに、風も吹かず。こんな日は、年に何回もないんじゃないかな。
展望台から離れ、エッジに沿って歩くと、断崖がありました。
ノールカップにも匹敵する断崖。
自然の美しさをあらためて実感する景色ですね。
さっきまでドピーカンだったのに、すごい速さで雲が近づいてきました。自然が生きてることも、あらためて実感です。
なにかのおまじないでしょうか。ノールカップへ行く途中の道端にもありました。
さて、そろそろ下りますか。
帰りのロープウェイは、白熊のデザインでした。
ポカポカ陽気のトロムソの散歩 ~ 北極教会
では、北極教会まで、トロムソの住宅街を散歩しますか。
どの家も独特の屋根です。
育児をする父親。
北極教会です。
正面は、トロムソ湾側です。
きれいな三角屋根です。中に入ろうとしたら、昼休みとかで入れませんでした。まいいか。
北極教会のすぐ下のバス停から、トロムソ島に戻ります。
さて、ランチどうしようかな。
観光汽車ですね。
レストランとか入ると、またとんでもなくおカネかかりそうだから、ファーストフードでいいよね。
というわけで、バーガーキング。これでも600円くらいしたけど、お腹いっぱいになるのでよし。
ホテルに戻る途中にあったコンビニ。
うれしいことにアルコールがありました。
ハイネケン1本が35クローネ(420円)と、極端には高くないので助かりました。
ホテルに持ち帰って昼酒。いい気分になって、お昼寝です。