さて「住吉温泉 寿月館」に泊まり、ぐっすり眠って快適な朝。
本日は、ゴールデンウイーク2日目。
朝ごはんもがっつりいただいて、徒歩とバスで、佐渡の北半分を一周する予定です。
本日の予定
まず目指すは、佐渡西海岸に位置する相川の町。
この町には、世界遺産登録が待たれる「佐渡金山」があります。
なので、午前中は「佐渡金山」および周辺の施設の見学の後、相川の町を散策。
午後は、バスに乗って、佐渡一周線を時計回りにぐるりと半周して、両津に戻ってこようと、以下のようなスケジュールとしました。
午前 | 午後 |
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ずいぶん細かくスケジュールをたてる奴だ、と思われるかもしれませんが、佐渡を路線バスで回ろうとしたら、事前の行動計画は必須。
路線によっては、1日数本しかバス便がないわけですから、しっかり予定を立てておかないと、最悪宿に帰ってこれなくなります。
というわけで、昨夜は寝入る前に、きっちりと行程を確認しました。
両津 ⇒ 相川 路線バスの旅
宿の送迎バスが両津港に向かうところ、途中の「監督署前」でおろしてもらい、今日はここから旅がはじまります。
「監督署前」は両津のバスターミナル。すなわち、バスの始発駅です。
そして、両津から相川に至るルートは、新潟交通佐渡の本線にあたり、ルートはこんな感じです。
さすがに、島のメインルート。
朝の6時台から19時台まで20往復程度が運行されています。
相川までの所要時間は1時間20分ほど。
昨夜調べた時刻表によると、8:27のバスに乗れば、相川には9:43に着きます。
私はこのバスに乗るつもりで「監督署前」にやって来ましたが、もう1本前のバスは「佐渡金山」へ直通するバス。
「監督署前」を8:05に出て、「佐渡金山」には9:22に到着するので、もっとも効率的なバスに見えます。
当初これを利用するつもりでしたが、相川の町から金山まで歩いても1時間はかからないみたいだし、金鉱採掘の往時を偲ぶ意味でも徒歩でアプローチしたい。
そう考え、次の8:27発にした次第。単純に、宿からの送迎バスの時間が合わなかっただけなんですが(^^)
佐渡金山から相川の町への帰りは、時間が合えばバスを利用するつもりです。
ちなみに、「佐渡金山」直通のバスは、1日6本ほどあり、「佐渡金山」に関する限り、バスでも十分観光は可能です。
昨日買っておいた「佐渡2dayフリーパス」。2,500円ですが、元は取れるだろうか。
ちなみに1dayチケットなら1,500円。
両津⇒佐渡金山で840円らしいので、1dayチケットは、路線バスで佐渡を観光する人には間違いなくおススメです。
相川行きのバスのエンジンがかかりました。
新潟交通佐渡本線、両津~相川の旅です。
バス最前列の席を確保し、はじめてみる佐渡の景色に思いを馳せます。
まずバスは両津港に寄って、いくらかの観光客と地元民を乗せます。
バスはふたたび両津市街に戻り、西へ向かいます。
大佐渡スカイラインは、佐渡の屋根ともいえる最高地点900mを超えて西岸に至るルート。
レンタカーなら体験できるけど、路線バスには設定がありません。
そして、国道350号線を西へ。
車窓に広がる水田風景。
これらの田んぼから、昨夜のような美味しいコシヒカリが生まれるんですね。
現在、定期便が就航していない佐渡空港。
ジェットフォイルが登場した関係で船に客を奪われ、廃止に至ったという珍しいケース。
進みゆくうち、大きな鳥居が。
西海岸が見えました。
このあたりは「河原田諏訪町」。南方の小木などへ向かうバスとの合流点。
なんとなく、家並みの景色が変わった感じ。
相川まではもうすぐです。
相川の町につくまで、ひとつ峠を越えます。
その峠下に掘られた「中山トンネル」。
トンネルを抜けると、いよいよ海が迫ってきました。
そして、相川のバスターミナルに到着です。
私をここまで運んでくれたバス。
だだっ広い操車場。
それにしても、いい天気。まさに、ぬけるような青空です。
では、本日最初の史跡めぐり「北沢浮遊選鉱場跡」へ向かうとしますか。