さて、いつも通り、日中は目一杯仕事をして、一旦帰宅。そして成田空港に向かいます。
数えてみると、海外への渡航は15回目、一人旅だと9回目になりますが、今回が一番緊張しています。
なんといっても、イスラエルという国への渡航なんです。緊張するなよ、というのが無理というもの。
私は、生まれてはじめての一人旅を小学生のときに体験しましたが、そのときの家を出るときの気持ちに近かった。
期待と不安が織り交ざった、なんともいえない快感です!(^^)!
背中のバッグの中味は今までとさほど変わりありませんが、今回、水着にビーチサンダル、そして洗剤を追加。
水着とサンダルは、あわよくば死海や紅海で水につかれたらというもくろみ。
洗剤は、その荷物のために下着類を減らさざるをえなくなったため、現地で洗濯というストーリーです。
イスラエル 7泊10日弾丸一人旅スケジュール
まずは、旅立ちの前に、今回のスケジュールのおさらいです。
日付 |
午前 |
午後 | 宿泊地 |
---|---|---|---|
9/16(金) |
成田22:30発 |
機内 |
|
9/17(土) |
イスタンブール4:40着 6:35発 テルアビブ8:40着 エルサレム観光 |
エルサレム観光 |
エルサレム |
9/18(日) |
エルサレム観光 (ベツレヘム訪問予定) |
エルサレム観光 | エルサレム |
9/19(月) |
エルサレム観光 (死海・マサダ訪問予定) |
エルサレム観光 |
エルサレム |
9/20(火) |
エルサレム観光 |
エルサレム⇒ミッペラモン(バス) |
ミッペラモン |
9/21(水) |
ミッペラモン⇒エイラット(バス) |
エイラット観光 | エイラット |
9/22(木) |
ヨルダン・ペトラ遺跡ツアー |
ヨルダン・ペトラ遺跡ツアー |
エイラット |
9/23(金) |
エイラット⇒テルアビブ(飛行機) |
テルアビブ観光 | テルアビブ |
9/24(土) |
テルアビブ観光 |
テルアビブ21:45発 |
機内 |
9/25(日) |
イスタンブール0:05着 1:40発 |
成田19:10着 |
弾丸とはいうものの、今回は私としては少しロングな正味9日間。シルバーウイークをうまく使いました。これなら、会社からもらう休暇は3日間だけ。
今回は、行き先がイスラエルということで、行き当たりばったりの要素をなるべく少なくして、それこそ効率的にいろいろ見て回れるよう、出発前からさんざん画策しました。
とは言うものの、
- 明日の朝、テルアビブに着いてから、エルサレムまでどうやって移動しようか(金曜日はシャバットで、みんなお休みらしいので。)
- ベツレヘムに、きちんと行けるかな。
- エルサレムからエイラットまでバスでうまく行けるかな。
みたいな、不安がいくつかあります。
でも、この不安が、旅の期待も盛り上げるんですよね。成田空港へ向かう成田エクスプレスの中から、私の胸は最高潮です。
ターキッシュエアラインズ フライトスケジュール
そして、ターキッシュのフライトスケジュールがこちら。
航空会社 | 便名 | フライト |
乗継ぎ時間 |
|
---|---|---|---|---|
往き |
ターキッシュ エアラインズ |
TK53 |
成田22:30 ⇒ イスタンブール4:40 |
1時間55分 |
TK784 |
イスタンブール6:35 ⇒ テルアビブ8:40 |
|||
帰り |
ターキッシュ エアラインズ |
TK789 |
テルアビブ21:45 ⇒ イスタンブール0:05 |
1時間35分 |
TK52 |
イスタンブール1:40 ⇒ 成田19:10 |
ターキッシュエアラインズは、イスタンブールをハブ空港とした航空会社。以前トルコに行くときに利用して以来2度目です。
往きは、乗り継ぎ時間1:55を含め、合計所要時間16:10のフライトになります。
感覚的には、夜出発したら、翌朝にはイスラエルって、信じられないですね。
こちらも、一抹の不安があるのが、イスタンブール・アタチュルク国際空港での乗り継ぎ。
実は、乗り継ぎ便の体験は初めてなんです。
そこへ、先日のアタチュルク国際空港の自爆テロ。たった2ヶ月前の出来事ですよ。これも、不安になるなよ、というのが無理というもの・・・
成田空港第1ターミナルでのひととき
いろいろ不安はありますが、もちろん不安を期待が10倍くらい上回っています。成田空港に到着し、チェックインです。
いつもながら、空港の雰囲気は大好きです。
と、出発時刻が30分繰り上がって22:00。これ、成田の最終便なんですね。たしか、去年の10月も30分繰り上がった気が。
さて、乗り継ぎ便の体験は初めて。
オンラインチェックした情報を端末に入力すると、2枚分のチケットがちゃんと出てきました。
なるほど、こういうものなんですね。
出てきたチケットを、まじまじと眺めます。
30分繰り上がったとはいっても、まだまだ時間があります。
せっかくなので、先日取得したプライオリティパスでラウンジというものを体験、と思いきや閉店時刻でした。
まだ21時前なのに、これじゃ、ハブ空港にはなれませんよ(笑)
47番ゲートで搭乗開始です。ほぼ1年ぶりに見るイスタンブールの文字。
一気に沸き起こる旅立ちの気分(^_^)
機内食の美味しいターキッシュエアラインズ
定刻通りフライトです。
1年前の時は日本人はほとんどいませんでしたが、今回はちらほら。シルバーウイークですもんね。
成田空港を離陸。これから10日間日本を離れます。
水平飛行に移ってすぐ、機内食メニューが配られます。
本機がロシア上空にかかる頃、機内食の提供。
ピーマンの肉詰め。おいしくて、あっという間に平らげました。
旅立ちの興奮と緊張感で気分が高まってましたが、おいしい食事とワインで、安らかに眠れそうです。
昨日までフルに働いてたので、よく眠りました。
機が黒海上空に差し掛かる頃、朝食です。
フレッシュなオレンジジュースとフルーツ、そしてオムレツが最高
前回のトルコ旅行の時もそうでしたが、ターキッシュエアラインの食事はグッドです。
イスタンブール・アタチュルク国際空港でのトランジット
まだ夜も明けやらぬ、イスタンブール・アタチュルク空港に到着。
さて、乗り継ぎはどっちかな。
ここのようですね。列に並びます。
乗り継ぎでも保安検査がありました。バッグの中を開けられ、電子端末や、液体関係をチェックされています。
イスタンブールは正真正銘のハブ空港ですね。
ここに、未明に到着させた旅客を、中東やヨーロッパ各地に運ぶ便がなんと多いことか。
テルアビブ行きが確かにありました。まだゲートは表示されていません。
11ヶ月ぶりのアタチュルク空港。すごいゲートの数。ハブ空港であることの証明。
感慨にふけりながら、搭乗を待ちます。1年なんて、あっという間ですね。
私自身も、この間いろんな事がありましたが、トルコ国民にとっては、もっとでしょう。
イスタンブールのトランジットを6時間ぐらいにすれば、もう少し安いチケットもありましたが、正直ここにはあまり長くいたくありません。
保安検査後のこの空間であれば、テロ直撃は、まあないと思いますが、空港の閉鎖が怖い。
待っている間に、新調したばかりのGショックの時間をエルサレム時間にセットしました。
エルサレムのスペルは、jからはじまり、読み方も「ジェルサレム」なので、ちょっととまどいます。
夏時間なので、日本との時差は6時間です。
みんなゴロゴロ。
テルアビブ行きのゲートが発表されて、移動します。このあたりから、緊張が増します。
ここは、もう、イスラエルに片足突っ込んだような場所。
搭乗開始。搭乗の際にも、もう一度、荷物検査。徹底しています。
イスタンブール ⇒ テルアビブのフライト
機内に乗り込んでしまえば、ターキッシュエアラインは、とても清潔できれいです。
イスラエル行きのこの機は、さすがに日本人は見当たりません。
前方を埋める人たちは、みんなイスラエル人なのかな。
日の出とともに、アタチュルク空港を飛び立ちました。
イスタンブールの街並みを見下ろします。
1年前に、イスタンブールからイズミルへ飛んだ時の景色を思い出しました。いやあ、懐かしい。
そしてトルコの大地の上空を地中海へ。
2時間の短いフライトですが、国際線だからか機内食が供されます。
今度はアップルジュースにしました。おいしいです。
地中海の上を飛んで、テルアビブのベングリオン国際空港に到着。
いよいよ、待望のイスラエルです。