6月の週末に、ふらっと香港へ・・・ なんて、いい響きなんだろう(^^)v
でも、冗談でなく、香港エクスプレスだったら、香港はふらっと訪れる隣町の感覚。
週末ほぼ2日いられて、チケット代は1万9千円ですから。
(エクスペディアの手数料を入れて、2万円ちょっと)。
祝日のない6月ですが、週末2日あれば十分。いつも通りの弾丸一人旅を敢行です。
香港 週末弾丸一人旅フライトスケジュール
航空会社 | 便名 | フライト | |
---|---|---|---|
往き | 香港エクスプレス | UO625 | 羽田6:30 ⇒ 香港9:55 |
帰り | 香港エクスプレス | UO622 | 香港18:05 ⇒ 羽田23:15 |
こんな感じだから、夜行バスで京都へ行くような気分です。
正直、ほんとにいい時代になったもんだ、と実感します。
ホテル代その他を入れても3万円そこそこで、香港の空気を吸ってこれるんですから。
ところで、普段の私であれば、往きは金曜の深夜に出発する便をチョイス。
しかし、深夜便で早朝に現地到着というのは、丸1日めいっぱい街歩きができるというのは早計で、けっこう寝不足で疲れがたまるもの。
今回は自重し、金曜の夜はぐっすり眠り、さらに飛行機の中で二度寝という作戦。
朝の4時とか5時に現地についても、活動範囲は意外と限られてるものです。
そして、帰国便も、香港深夜発で羽田早朝着にすれば、もっと香港滞在時間は広がります。
しかし、これも、管理職になってしまっている現在では、月曜の朝羽田に着いて、自宅に帰ってシャワーを浴びて即出勤。そしてそのまま月曜朝の会議・・・ 今回は自重しましょう(笑)
というわけで、仕事をバタバタ片付けて、香港エクスプレスで週末の香港へGO!です。
早朝の羽田空港
早朝の羽田空港。ガランとしています。
人気は少ないけど、早朝からフライトのひしめく羽田空港。
深夜に飛べない時代遅れの成田空港に遠慮することなく、東アジアのハブ空港を奪還してもらいたいな。
一月ほど前、ミャンマーへの旅の直前に確保したフライト。
そして、きっかり2日前にオンラインチェックインのメールが来ました。
今回は、チケット本体の原価を安く収められたので、前から3列目のアップグレードシートをゲット。
追加料金は1,639円でした。
半端なのは、香港ドル建てで計算してるからかな。さて、どんなシートなんでしょう。
国際線ターミナルの北の果て148ゲートへ。
席を決めるときに、ほぼ満席だったのに、お客の姿が全然いないのが不思議。
今回は三脚を割愛したので背中の荷は軽いです。
というより、香港エクスプレスは7キロまでが無料だから、そんなに重くはできません。
予定通りのフライトのようです。
ゲート前には、ちゃんと客がいっぱいいました。
単に、私が来るのが遅かっただけ。
この6:30の便に乗るには、羽田付近に前泊か、半径50キロ内ぐらいに居住してないと無理と思われますが、皆さん都内在住?
ところで、私がゲットした3列目のアップグレートシート。
優先搭乗なんかあるかな、と期待してましたが、まったくそんな素振りなく、セオリー通り後部座席からの搭乗。
昨年の6月中旬にも、この香港エクスプレスで香港経由マカオへ旅立ったんだよね。
1年前の記憶が鮮やかによみがえります。
そのときも、ずっと雨でした。
雨は嫌いではありません。むしろ好きかも。
だから私は6月という季節が大好きです。予報では、香港もこの週末は雨。
「アップグレード」ではなく「アップフロント」?
前から3列目なんて久しぶりだな・・・
ところで、1,639円を投じたシート。ほとんど、他のシートと変わりばえがありません。
座席の幅も、前の席との間隔も・・・
それもそのはず、「アップグレード」ではなく、「アップフロント」。
つまり、前方の席で、他の人たちより早く降りれるよ、といった主旨のシートらしい。
いやあ、失敗した~・・ 帰りの便も、「アップフロントシート」でチェックインしちゃいました。
勉強不足ですね(笑)
まあ、いいさ、と、雨に濡れる羽田空港を眺めます。
おお、カッコいい。JALの大群。
こちらは、いままさにランディングしたANA機。
シンガポールやバンコクあたりからのフライトかな。
我が香港エクスプレスも、東京の厚い雲に向って飛び上がります。
東シナ海上空 空の旅
しばらくは、機体も雲の上。
連日のハードワークで、身体は疲れてます。二度寝です(笑)
そして、目を覚ますと、眼下に広がる東シナ海。
と思ったら、陸地が。
東シナ海と思ったのは錯覚で、まだ日本列島上空のようです。
とにかく、モニタがないから、想像するしかありません。
ひょっとして、あれは薩摩半島?
ということは、あの先端の山は開聞岳、かな?
形も似てるし、手前に池田湖らしき湖もあるし、やっぱり薩摩半島でしょう。
では、あの手前の貯蔵タンクのようなのは喜入ですね。
タケコプターで空を飛んでる気分!
やっぱり、飛行機の旅って楽しいぜ!
また、少しまどろみ、下を見下ろすと、また陸地が。
この荒々しさ。これは、紛れもなく台湾でしょう。
あの雲の向こうが、行ったこともある太魯閣峡谷。
あの川の形から想像するに、台中の町。飛行場もあるし。
窓際をゲットしたものの、ずっと雲の上のフライトだろうな、と覚悟してましたが、思いがけない眼福です。
また、少し眠ると、まもなく香港到着のアナウンス。
海の色が、南下したことを物語っています。
隣の香港人らしきおじさん。窓外を見たいらしく、しきりに顔を寄せてきます。
建設中の高速道路?
幻想的な光景。一気に高まる旅の気分。
何度経験しても、異国に降り立つときの感覚は、しびれます。
香港国際空港に到着
定刻通りに、香港国際空港にランディング。
おお、香港エクスプレス。
香港までの短い旅。安く仕上げてくれてありがとう!