標高1,150m爽やかな首都サンホセの街歩き【コスタリカ旅行記 #3】

早起きは三文の徳、とはよくいったもの。

富士山にも匹敵する高さのイラス火山の頂上まで行き、帰りにカルタゴの街を見学してサンホセに帰ってきてもまだ12時。

残念なことに、サンホセの街は今夜23時のバスで去らなくてはならないけど、それでもあと10時間もある。

そして、サンホセの街は縦1km横2kmくらいにまとまっていてほぼ徒歩圏内。

こんな具合に(^ ^)

サンホセの目抜通り「アベニーダ・セントラル」を歩いてみる

上が、わずか5時間程度しか滞在しなかった「ホテル・カルチュラ・プラザ」。

とても感じがよく、チェックアウト後も荷物を置かせてもらえるだけでなく、好きな時に休憩してもいいよ。

私はホテル運がいいことを自覚してるけど、いつもながらの本領発揮だ。

まず、サンホセの中心街に行ってみよう。

と、いきなりブルマにルフィが登場してびっくりw

ホテルの場所は、すでにサンホセの中心街とも言える場所だったけど、すでにコロニアル調の街並みに見とれてしまっている。

街の向こうに見える山々も美しい。

日本から1万キロ以上、時差にして15時間も差があるところに来てるんだと、自分に言い聞かせます。

ほんの少し歩くだけで、アベニーダ・セントラル、つまりセントラル通りに出ました。

そしてここは、カルチャープラザ、文化プラザともいうべきサンホセ市民の憩いの場です。

まずは、この憩いの場を散策しながら、予備知識として仕入れてきたコスタリカの情報をアタマに思い浮かべます。

コスタリカの人口は約520万人。うち、首都サンホセは約33万人。

1人あたりGDPは1.6万ドルぐらいで、私の渡航歴国でいくと、ブルガリアやアルゼンチンより高く、ギリシアやオマーンより低いといった感じ。

そして、宗教はカトリックが約7割で、ノンレリジョンが1割。

民族は、おおむねスペイン系の白人と先住民の混血。

気候は熱帯に属するも、標高が1,150mと高いため、夏でも気温が20度台と過ごしやすい。

本日2024年8月5日の午前6時は気温16度。

現在の13時は24度。ほんとに爽やかで過ごしやすい。

ただし、5月から11月は雨季にあたり、毎日のようにスコールがやってくるそうです。

そして、なにげなく「サンホセ」と呼んでますが、サンホセとはスペイン語で「聖ヨセフ」を意味します。

つまり、イエス・キリストのお父さん。

軽々しく呼んではいけないですね^ ^

コスタリカの首都だけでなく、世界中にその名の地名があります。

コスタリカは、自然と野生動物の宝庫でもあります。

幻の鳥と呼ばれている「ケツァール」かな。

さて、平日なのに、ますます賑わう歩行者天国のセントラル通り。

熱帯の日差しは強く、いちおう顔じゅうに日焼け止めを塗ってます。

でも、顔に当たる風が涼しく気持ちいい。

ほんとに、高原都市を歩いている感覚。

なぜか公衆電話。

歩いてると声をかけられることもある。

その第一声は「チーノ?」

「ハポネス!」というと、握手を求められたりする。

日本人の評価が高くて嬉しい。

私以外に、東洋人の姿はまったく見かけないけど、マックはあります。

そして、道ゆく人はリュックを背に。

これは、治安が良い街という証かな。

セントラル通りを行ったり来たりしながら、サンホセの道ゆく人を眺めて、遠い国に来た感慨にふけります。

どんな基準かわからないけど、コスタリカは世界における幸福度ランキングでも順位が高い。

ランキングひとけたの常連国で、かつては1位だったこともある。

軍隊がないことなどが理由の一つみたいだけど、同じ軍隊がない日本のランキングはさんさんたるもの。

詳しいことはわからなくても、街ゆく人々の表情を見れば、うなずけるものがあります。

正直、うらやましいな。

公園の多いサンホセの街 コスタリカの治安は?

さて、街の中心部だけでなく、少し街外れを歩いてみます。

歩いて感じるのは、公園が多いこと。

ふつうに歩いてて、すぐ公園にぶつかるし、公園の目の前には、こんな立派な学校が。

さらに街外れへ。

人通りが急激に減るので、少し緊張するけど、治安は悪い感じはしません。

まあ、日中は大丈夫な感じです。

オリンピックやってたんだ、というくらいスポーツ音痴な私ですが、これはなにかの後援会事務所かな。

そして、また見かけた公衆電話。どうも現役のようです。

そして、背が小さい方は子供用?

涼しいので、街歩きが苦にならない。楽しいサンホセの散策。

でも、目を凝らせば、不法侵入をはばむ有刺鉄線が至るところにあります。

やっぱり、そういう側面もあるのでしょう。

有刺鉄線は古典的だけど、有効な手段のような気がする。

昨今、急速に治安が悪化しているとされる日本も、取り入れればいいのにと思う。

突然、ラテンを感じる壁画に出くわしびっくりする。

サンホセの街歩きは、まだまだ続きます。