炳霊寺石窟を十分すぎるほど、満喫しました。
満足して、暖房の効いたクルマで蘭州に戻ります。しかし、寒かった・・・
蘭州の町へ帰りのドライブ
帰途に見かけた地元民。
ほんとに雄大な景色。ガードレールが邪魔だけど。
立ち寄ったイスラム寺院
来るときに見かけたイスラム寺院に寄ってもらいました。
ちゃんと、礼拝の時刻まで掲げてあります。
と思ったら、突然、大音量のアザーンが!
中国で、コーランの祈りを聞くとは思いませんでした。
(建物の左上に、拡声器があります。)
この、回教徒の人たち。崇拝は認められていますが、政府つまり共産党の支援まではないとのこと。
つまり、礼拝所の建設やメンテナンスは、自力でまかなっているそうです。
劉家峡の街が見えてきました。蘭州までは、まだ80キロほどもあります。
チャーメンの遅いランチ
お昼はとうに過ぎ、14時も回っているので、食事をしようということになりました。
ガイドさんのおすすめはチャーメン。
こりゃまた、おいしいです。
こんな片田舎の食堂でも、こんなおいしい中華料理が食べられるんですね。
腹ごしらえした後、ダムの見える場所に寄ってもらいました。
展望台にあった社。
さて、蘭州を目指します。
おや、あれは、羊の群れ??
突然、雪が深くなったりするから、ドライバーは大変。
私は、暖房の心地よさに身を委ねて、居眠り。
目を覚ますと、クルマは、蘭州の街に入りつつありました。
今日は、この後、白塔山を案内してもらう予定です。
建設中のビルもいっぱい。
白塔山の登頂
そして、蘭州の街に入り、白塔山の入り口で、ガイドさんと一緒にクルマを降ります。
運転手さんは、ここで帰ります。ありがとうございました。
ガイドさんの案内で入り口から入ります。昨日も見たモスク。
今日は日曜日です。参拝客もちらほら。
山頂までの中腹からみた黄河。
さらに登ります。
こうしてみると、ほんとうに蘭州は、細長い土地に築かれた街ということが、よくわかります。
昨夜、蘭州ラーメンを食べた店は、あの中山路通り沿い。
今夜もまた、別の店で食べたいね。
けっこう登ります。街からの高さは200m。
頂上に着きました。
この寺の由来は元代。
チンギスハンに謁見するために、チベットから派遣された僧が、ここで病死したために建立されたとのこと。
最初は白かったんでしょうけど、今は茶色っぽくなっています。
線香のにおいなんて、ひさしぶりに嗅いだな。
これは、白塔山の裏側の景色。
土崖に「横穴」を掘ってつくる「靠崖式窰洞」(ヤオトン)というのでしょうか?
暖房設備は、ちゃんとあるんだよね?
その向こう側には、まさに建設中の高層ビル群。
中国には、ほんとにいろんな顔があるものです。
さて、そろそろ下りましょう。
白塔山を下り、ガイドさんと一緒に中山橋で黄河をわたりました。
この中山橋のたもとにあるオベリスク。
しっかりと説明を受けたはずなのに、不覚にも忘れてしまった。
聴いた瞬間は、「へぇーッ!」と思ったから、それなりに由緒あるオベリスクだと思うんだけど・・・
時は、夕刻17時。帰宅ラッシュがはじまっています。
そして、ガイドさんとは、ホテル前で別れました。
寒い中、丁寧にガイドしてくれて、とても親切なガイドさんでした。
そのガイドさんが教えてくれた、蘭州で神と呼ばれるようなラーメン屋さん。実は、ホテルの目の前にありました。
しかしながら、休業。ガイドさんも「あれー」と言ってました。どこかへ移転しちゃったのかな。
蘭州最後の夜も蘭州料理
夕食には少し早いけど、中華料理屋さんがいっぱい並んでいるので、夕食をすませてしまうことにしました。
ガイドさんがいないので、一生懸命に筆談。
牛肉麺が食べたいんだけど、うまく伝わったかな??
料理が運ばれてくるのを待ちます。
ありゃ、ちょっと、ていうか、だいぶ違うよ(笑)
蘭州最後の夜も牛肉麺でしめようと思ってたのに、とほほ・・・
ウエイトレスに伝える発音が悪かったかな・・
でも、食べてみると、けっこうおいしいです。
満腹して、ホテルに帰ってきました。
途中寄った店でワインとパンを仕入れて。
さて、蘭州、というよりこの旅の最後の夜。ワインの味はどうでしょうか。
明日は、丸1日かけて、日本に帰ります。
氷点下の中の弾丸旅行、今回、かなり高くついたけど、まずまずだったかな。