【書評】ゼロから学べるブログ運営 × 集客 × マネタイズ人気ブロガー養成講座 by菅家伸

さて、先日の『立花Be・ブログ・ブランディング塾(レベル2)』に出席してきた私は、さっそく宿題をいただきました。

でも、ちょうど、ブログ運営の基礎を学ぶための「いい本」ないかな、とさがしていたところだったので、その悩みが解決。

菅家伸・著「ゼロから学べるブログ運営 × 集客 × マネタイズ人気ブロガー養成講座」です。

これ1冊、忠実に実行できたら、すごいことになるだろうな、というボリュームです。

書評なんてはじめてですが、とにかく紹介させていただきます。

本書で目指す人気ブログの姿とは

まず序章では、ブログ本来の存在意義のようなことが述べられています。

つまり、ブログは、目的意識を持った人間の行動履歴であると。

「世界観を持ったブログにファンは惹かれる」

という言葉に、感動しました。

そのために、重要なことは、

  1. 自分の個性を再確認(たな卸し)する。
  2. その上で、ブログのコンセプトを作る。
  3. ターゲットはどこなのか。

ということです。

その中で、差別化が図れれば、それが個性ということにもなるんでしょうね。

 

本書では、「ブログ名」と「ブログデザイン」も重要と述べています。

これは、しかしセンスだ。

CSSの知識もセンスもない私は、日々精進するしかないです。

最後まで読ませるライティング

独特の世界観で、ブログを書きすすめても、読まれなくてはもったいない。

本書中盤では、サイトに来てもらった読者に、いかに長く滞在してもらうかの極意が述べられています。

そのためには、

  1. 読者の興味を引くタイトルを。
  2. 重要な順に、かつ次の文章を読みたくなるように書く。
  3. スマホで読みやすいように。
  4. 成長している話題に乗った記事を。
  5. 自分の成長もコンテンツにする。

という感じでしょうか。

「自分の成長もコンテンツにする」という言葉には、なるほど、と思いました。

私が書いている旅行記も、結局は経験の積み上げなので、

  • 「はじめて海外の屋台でご飯を食べる」
  • 「はじめてトランジットを利用して観光に出かける」
  • 「はじめて海外のATMでキャッシングする」

上記は、いまでこそ当たり前のようにやってますが、はじめてのときはドキドキでした(^^)

つまり、コンテンツになる可能性があったんですね。

トラブルごとも記事になるそうですから、「はじめて強盗に襲われる!」なんてのも、いいかもしれません(T_T)

ブログへの集客について

前述の心得を意識しながら記事を積み上げていったら、次はブログへの集客です。

このあたりから、内容がマニアックになってきます(笑)

正直、私もブログ運営において、いままで、これを意識したことがありませんでした。

ひたすら旅行の記事をかきまくった結果、どなたかに読んでいただける。

ブログのPVというのは、それの積算であろうと。

ここでの重要ポイントは、一つです。

ブログにおいてお得意さんこそ宝 = リピーターを増やす

ということです。

本書の中で、

「お客さんが欲しいものを常に考え、お得意さんを増やしていくマーケティング脳を鍛える」

という表現がなされています。

私は、これを、自身のブログ上では「期待感にこたえる旅行術」みたいに解釈しました。

つまり、

  • この人は、次の渡航先に、こんなへんぴなとこ選んでくれないだろうか。
  • サラリーマンの休暇日数で、こんなとこ行ってくれないだろうか。
  • 新しくできた空港のトランジットをレポートしてくれないだろうか。

こういった、読者の方々を増やせたら、私としては最高。

はりきって、次の旅に出ます(笑)

そういう集客努力をしなくてはならないんですね。

そのために、必要なもののひとつが、なんといってもSNSであると、著者は指摘しています。

ブログとソーシャルメディアは奇跡の出会いであるという、表現もなさっています。

私自身、正直SNSには疎く、ようやく最近Facebookもツイッターもはじめたばかりなので、まずは慣れ親しむことだと考えています。

ブログをさらに成長させるために

本書では、このあと、

  • ブログの状態の解析
  • プロフィールの重要性
  • ブログのマネタイズ

と進んでいきますが、ブログへの集客すらできていない私が実践できることは限られています。

グーグルアナリティクスやFBの解析方法など、有益な情報が掲載されていましたが、いずれそれを利活用できるべく、今は、目の前の課題に取り組みたい、そう考えました。

まとめ

本書のサブタイトル「本物の人気ブログの作り方と運営力を身につけるための本」というと、あまりに自分でもハードルを上げすぎです。

でも、そこに到達するまでの道のりは、同じ。

ベクトルさえ合っていれば、地図のない荒野をさまよっているわけではない。

  • 好きなことを徹底的にひたすら書きつづける。
  • ただし、読みやすく。
  • 読者の方々が、何を期待しているのか推測しながら。
  • SNSの集客にもチャレンジしてみよう。

これを意識して、これからも、ブログを書きつづけることを再確認できた一冊でした。

(地図のない荒野をさまようのも、けっこう面白いんですけどねw)

 

基本的に読書は大好きですが、書評ははじめて。

でも、こうして書いてみて、書評は自分の頭の整理に役立つ、ということを感じました。

本ブログで、書評にもチャレンジしてみようかな、そんなことも思ったりしました。

論点整理する能力は、会社のビジネスにも役立ちます。

私は、現役サラリーマンなので。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。