さて、久しぶりの「土合駅」との再会も果たせたので、今度は初対面となる天神平へロープウェイで登ります。
最初は、「谷川岳に登ってやろう」などと大きなことを考えてましたが、登山の経験ないし、装備も持ってないので断念。
しばらく外国行けそうもないし、登山の勉強でもはじめようかな、などと考える今日この頃。
この「土合駅」から「谷川岳ロープウェイ駅」まではバスが通じていますが、ご覧のとおり本数が少ない。
徒歩30分程度なので、歩いていきます。
土合駅から国道291号線の散歩
土合駅の駅前広場を駐車場として使っているマイカー組み。
まあ、私は、基本的に、徒歩か公共交通機関で旅したい派です。
この道を散歩するのも十数年ぶり。何もかもが懐かしい。
ニッコウキスゲかな、と思ったけど、色と形が微妙に違う。
雨上がりの道をテクテク。この天気じゃ、谷川岳はおがめないかな・・・
勢いよく流れる湯檜曽川。
土合駅を見下ろすことができました。
その昔は、あの線路の上を、新潟方面から東京に向かって、30分間隔で特急が走ってました。
その移動需要の多さに驚きますが、こんな山間部に、よく鉄道を敷いたものです。
もっと驚くべきは、上越新幹線は、水上の手前から越後湯沢までずっとトンネルの中。
その長さ22.2km。開通当時は世界最長。人間の土木技術って、果てしない。
国道291号線をのぼっていくと、小さな霊園がありました。
そして、土合駅から約30分。ロープウェイ駅に到着です。
谷川岳ロープウェイで天神平へ
天神平へ行くのは初めてなので楽しみ。
しかし、冬季はスキー場になるなんて案内をみると、久しく滑っていないスキーもやりたくなる。
登山靴を履いてますね。天神平から谷川岳に登るのかな。
ロープウェイのチケットは、往復で2,100円。歩いたら、何時間かかるのだろうか。
ソーシャルディスタンスは、もはや当たり前の世界ですね。
ここはすでに標高746m。天神平は1,319m。573m登るわけです。
けっこうな間隔で運転されているロープウェイ。
トンネルもすごいけど、ロープウェイも人間が考え出した奇跡の乗り物のような気がする。
下界を見下ろすと、歩いて登っている人を見かけます。
下りてくる人も。下りてくる人は、山小屋で朝をむかえたのだろうか。
天神平に到着です。
天神平観光リフトで天神峠へ
ロープウェイを降りると、真夏なのに爽やかな空気に包まれる天神平。
天神平の名前は地図を見て知ってましたが、実際にこうして来てみると、苦もなく来れてしまったことがなんとなく不思議。
では、あのリフトに乗って、さらに上の天神峠を目指しましょう。
往復で720円。帰りは歩こうかなとも考えましたが、もやっていて、眺望があまりきかないのでやめました。
下に雪がない状態でリフトに乗るのは久しぶり。
でも、地面との距離がないので、怖くはありません。
風鈴の音が近づいてくるなと思ったら、リフトに下げてありました。
こちらは、群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」。
そして、天神峠に到着。
爽やかな天神峠の散策
今考えると、土合駅あたりは、まだ蒸し暑かった。天神峠は爽やかそのものです。
残念ながら眺望はききませんが、雪のある季節に滑ったら気持ちいいだろうなと思わせる傾斜。
展望台があるようです。
山なみのビュースポットですが、本日の天候では無理ですね。
それでも、山の冷気を楽しみに来ている観光客がいることに安心。
「コロナ=出かけてはいけない」と洗脳されてる日本人ばかりでないことに、少しほっとしました。
こんな高いところに天満宮がありました。
天神峠から眺める谷川岳
山頂まで3kmなら、大したことはなさそうですが、こんな軽装で、しかもこの時間から登るのは無謀です。自重しましょう。
眺望がいいとは言えませんが、いちおう谷川岳の尾根と頂付近を眺められたので満足です。
今度は、少々登山を勉強して、登ってみることにも挑戦しようかな。
外国への旅は、まだまだ無理そうだし。
天神平を見下ろします。
こちらから滑っていくと、最大傾斜34度の上級コースらしい。34度とはけっこうすごい。
山登りに楽しさを見いだせそうな、天神平・天神峠の散策でした。