北海道・美瑛地区にある「青い池」。
2012年にはアップルの壁紙にも使われ、SNSで瞬く間に広がり、一気に観光スポットに登りつめ、いつのまにか「青い池」と呼ばれるようになった人造池です。
北海道の旅も終盤。
レンタカーを旭川空港に返してからJAL機に乗るので、最後の観光はその周辺がいいだろうと検索していたら引っかかりました。
さて、どんな池なんでしょうか。
旭川空港からクルマで約30分の「青い池」
ごらんのように、「青い池」は、旭川空港からクルマで約30分。
旭川空港を拠点にレンタカーで回る場合は、ちょこっと寄れてしまう距離です。
この日、私は、天売島の宿を出て、羽幌に渡り、そこに止めておいたレンタカーで朱鞠内湖と岩尾内湖を回って「青い池」を目指していました。
愛別なんて、いい地名だな。
そして、旭川空港をまたいで南下します。
空港付近では、ランディングする飛行機が。いい撮影スポットかも。
そして「青い池」に着きます。
青色透過光による「青い池」
予習しておきましたが、500円でとめられるパーキングがあります。
平日の夕方でこの賑わい。
有名になる前は、ただの山奥の泉にすぎなかった池が、すごい増収効果ですね。
コロナ前は、中国や韓国からの団体が絶えなかったとも聞いてます。
観光客の後ろについていくと、すぐに「青い池」に出会えました。
この池からはコロイドという粒子が発生しており、それが太陽光にまじると青く見えるというメカニズム。
つまり、水が青いのではなく、科学的には青く反射して見えるということらしい。
でも、能書きはどうでも、とにかく美しい。
季節を変えれば、また違った姿を見せてくれそうです。
人が映り込まないように撮影しているわけですが、背後には多数の見学客がいます。
なかには、結婚式をここで挙げているカップルも。
この景色をバックに結婚式を挙げれば、それはいい思い出になるでしょう。
見学を終えて、パーキングのほうに戻るルート上にお土産屋さんがあります。
ソフトクリームやまんじゅうも売ってました。
木曜日の夕方でこの賑わいには驚きましたが、外国人観光客の入国がふつうに解禁されれば、もっとすごいことになるでしょう。
「青い池」に静けさを求めたいのであれば、今がおススメかもしれません。
フライト前に汗を流そう「フロンティア フラヌイ温泉」
さて、これで旅も終わり。
このまま旭川空港に戻ってもよいのですが、調べたところ、旭川空港のラウンジにはシャワールームはない。
(ていうか、シャワールームのある日本の空港って、成田以外にあるのか?)
基本的に、旅は汚れるもの。
そして、飛行機は上等な乗り物。
搭乗前には身を清めたいと思うのは私だけじゃないでしょう。
すると、空港近くの日帰り温泉やスパに寄ってみようということになります。
グーグルで検索すると、上富良野に「フロンティア フラヌイ温泉」という日帰り温泉があることがわかったので行ってみました。
宿泊もできる「フラヌイ温泉」。
宿泊施設のほうはわかりませんが、温泉のほうは地元の人たちで賑わってました。
料金は、入浴料650円に、貸しタオル250円で900円です。
地域の銭湯と考えると少々高い気もしますが、週一くらいで入りに来るのかな。
中の様子はこんな感じです。
タイルといい、蛇口といい、昭和チックなほほえましい温泉です。
ところで、何も考えずに湯舟に入ろうとしたら、冷たくてびっくり。
てっきり水風呂と間違えたかと思ったら、この温泉、源泉が31度。
もちろん、加温した浴槽もあるので、交互に入ることによって、温泉成分をふんだんに身体に吸収することができるようです。
風呂上がりに一休み。
ほてった身体を冷やします。
レトロな浴室に、いかにも旅館のゲームコーナーといった、昭和チック満載の「フロンティア フラヌイ温泉」でした。