【登別 ⇒ 札幌 ⇒ 小樽】高速おんせん号&雪に埋もれた小樽運河を歩いてみる

2023年2月5日日曜日。

ANAマイル特典航空券を利用した北海道週末旅の2日目。

本日は、登別温泉から札幌経由で小樽に出て、かるく街を歩いた後、「札幌雪まつり」を見学して、千歳から東京に戻る、そんなまったりとした日程。

昨日も、小樽から倶知安、長万部を経由して登別まで来ているので、かなり重複するルートだけど、これは仕方ない。

現在、登別温泉にいる人間が札幌に出るためには、道南バスの「高速おんせん号」を利用するのがもっとも便利なので、ホテルをチェックアウトした私は、道南バスのターミナルに出向きました。

予約必須の「高速おんせん号」で札幌へ

昨夜お世話になった「玉乃湯」から200mほど下ったところにあるバスターミナル。

札幌へ出るには9:30発の「高速おんせん号」が直通で便利。

ところが、このバス、完全に予約制なんです。

WEBか電話で、出発の2時間前までに予約しないと乗ることはできません。

私が、それに気づいたのは、出発の1時間前。当然予約できていません。

「玉乃湯」の番頭さんの「予約制と言っても、席に余りがあれば乗せてくれますよ」との助言もあって、カウンターをのぞくと、

「いくつかの旅館を回りながらここに来るので、席が余ってるかは、まだわかりません。でも、席があれば乗れますので、お名前いただけますか?」とのこと。

という、親切な対応でした。

そして、やってきたバス。

空席がいくつかあり、めでたくシートにありつけました。よかった。

登別温泉から札幌駅前まで1時間40分は早い。

登別温泉にさようなら。

バスはすぐに高速に乗りました。

温かい車内に誘われて、ちょっとうたた寝をするともう札幌でした。

外国人で超満員の札幌駅&小樽駅でコインロッカー難民になる

まずは、札幌駅のコインロッカーにキャリーを預けましょう。

ところが・・・どこも空いてない。

臨時の手荷物預かり所があるみたいだ、行ってみよう。

ところが、ここも長蛇の列。雪まつりを甘く見たかな・・・

仕方ない。小樽に行ってから、荷物を預けよう。

それにしても、どこもかしこも外国人。国際空港のような札幌駅。

小樽行きを待つ人波も外国人の行列。

コロナ明けを待って、一気に押し寄せたということなのかな。

そして、小樽に着いてみると、こちらも満室。いやな予感は当たる(^^)

キャリーを転がしながらの小樽観光になりました。

寿司どころ小樽で海鮮ずしのランチ

外国人観光客の数に、少々戸惑いながらも小樽駅の駅前にたちます。

ここ小樽は「寿司どころ」。まずはランチでもいきますか。

小樽都通り。

北海道で2番目に古いアーケードらしい。

寒いので、ラーメンに引っかかりそうになりましたが、

予定通り、「お寿司屋さん」に直行しました。

小樽は「寿司屋通り」というの名の通りがあるくらいの寿司どころ。

このお店は、「寿司屋通り」沿いではないですが、どんなメニューがあるのか楽しみです。

目移りするメニューから、海鮮丼をオーダー。うに丼は4,700円ですか!

特大というより、巨大なエビ。

そして、でてきた海鮮丼。

ちょっとご飯の量が少ないかな・・と思ったけど、ネタの鮮度は本場のよう。

北海道の港町は寿司に限るね。ごちそうさまでした(^^)

ところで、先客は女性2人組みの韓国人。

上手な日本語でマスターと楽しそうに話し込んでました。

「やっと、簡単に日本に来れるようになったわ」

「札幌雪まつりには毎年来てたの」

首都圏在住の私には、小樽は遠い地のように感じるけど、韓国から札幌(新千歳)は、充分に弾丸圏内のようでした。

海鮮丼だけでは名残惜しく、サーモンとホタテを追加オーダー。

美味しいお寿司でした。

クレジットカードが使えないのには、少々注意です(^^)

小樽の歴史的建造物を見て歩く

さて、腹もくちくなったところで、夕方の「札幌雪まつり」まで、のんびりと小樽を散策しましょう。

明治の北海道開拓期におおいに貢献した小樽には、歴史的建造物が多く残されています。

そんなレトロな感じをみてとりながら、あてもなく歩くのが小樽観光。

ただ、やっぱり驚くのは外国人観光客。これぜんぶそうですw

冬の小樽が、外国人にそんなにウケるとは思わなかった。

それとも「札幌雪まつり」から派生してきてるとか。

すごいな・・・この積雪。

キャリーをモコモコさせながらの小樽運河

そして、ここが言わずと知れた小樽運河。

来るの初めてだけど、外国の方々も喜んでます。そして寒いらしい。日本の冬は寒いよ。

小樽市の人口は11万人弱だそうです。外国人だけでなく、観光客を呼び込むことで、活性化が図れそうですね。

1923年に、海岸を埋めることで造られた小樽運河。ちょうど今年で100年でしたか。

キャリーをモコモコと転がしてるのは私だけではありません。

コインロッカー難民になった全員そうなります。雪国の旅はリュックのほうがいいな。

ライトアップされた夜景もよさそう。

1923年って、関東大震災のときだ。東京もあれから100年か・・・

倉庫の中に、飲食店が出店しているようでした。

つららが見事。

おお、これは寒そうなクルーズ船。

クルーズ船が出ていくのをしおに、私も運河から離れます。

そろそろ、札幌に行きましょう。

「白い恋人」ってネーミング、よく考えたよな。冬の北海道にぴったりだ。

今回の旅で、3回目となる小樽⇔札幌間の乗車(^^)

北海道新幹線ができても、小樽~札幌は存続するでしょう。

新小樽駅は、市街から4㎞以上も山あいのようですから。

それに、小樽~札幌の在来線は、この景色の良さ。いつまでも存続してもらいたいですね。