鞍馬寺を包む紅葉に満足して下山し、放心状態です。
いくら弾丸日帰りといっても、これだけ動けばさすがに疲れますね。
鞍馬寺の仁王門を眺めながら、本日の行程を回想します。
早朝から、「東福寺」の「臥雲橋」を瞥見し、そのあと大原へ。
「三千院」「実光院」「勝林院」「宝泉院」「寂光院」と見学したのちバスで貴船へ。
そして「貴船神社」のあと「鞍馬山」の登山。
10時間も行動していたんですから、我ながら大したものだと思います。
運休だった叡山電車 バスで祇園へ
さて、夕暮れをむかえている鞍馬ですが、本日中に帰京します。
叡山電車で出町柳に出るとしましょう・・・と、なんか、様子がおかしい。
なんと、土砂崩れで運休中でした。
悄然として、付近を散歩。
乗りたかったな、叡山電車・・・
しかたなく、バス停に立ちます。
国際会館行きのバスが、すぐ来てくれました。
国際会館は、地下鉄烏丸線の駅。そこから、地下鉄に乗れば、京都駅はすぐです。
バスの窓から見る叡山電車の線路。
これを眺めているうちに、東京に帰る前に、もう一ヶ所見よう、そんな気になりました。
すごい賑わいの夜の清水坂
もう一ヶ所見よう、なんていっても、閉館時刻も過ぎています。
でも、せっかく秋の京都に来ているんです。
ここは、秋の京都恒例の紅葉ライトアップを見学しよう、とそんな気になりました。
候補はいくつかあるんですが、本日中に帰らなくてはならないので、京都駅へのアクセスを考えて「清水寺」に決定。
実際、三連休初日の京都、道路はかなりこんでいます。
私が、国際会館前で乗ったバスは5番バスだったので、清水坂は通りません。
なので、「東山三条」で降りて、東大路通りをテクテク。
時刻は18時。もう、すっかり京都の町は闇に包まれました。
清水坂に入って、びっくり。
7月に来たときは、ゴーストタウンかと思うシャッター通りを模していた通りが、今はこの通り。
人通りの復活。これでこそ京都ですね。
すごい人の数。みなさん、感染症には気をつけて行動しましょうね。
こちらは、7月の清水坂。
外国人どころか、日本人も皆無の一大観光地。
これは、かなり異常な状態だったんですね。
「冷やしきゅうり完売」のサインが嬉しい。
大賑わいだった夜の清水寺
人混みをかきわけて、仁王門前に到着。
ここで、なんと入場規制です。
現在18時半。さて、今日中に東京に帰れるかな。
時計を見ながら、少しだけ焦ります。
新幹線の最終はたしか21時台だったから、まあ大丈夫でしょう。
400円のチケットを買って、なんとか境内に入場。あの青い光は何を意味するんだろう?
三重塔に三日月。
おお、ライトアップが、紅葉の赤みを引き立ててますね。
これは美しい。来てよかった。
京都の夜景も一望できます。
ずっと、立ち止まってもいられないので、少しづつ前へ。
清水の舞台から眺める奥の院。すごい人だ・・
400円で手に入る絶景の清水寺ライトアップ
ようやく、奥の院の展望台にたどり着きました。
京都タワーも、ういういしく輝いてます。
これが、清水寺のライトアップですか。
紅葉のみごろとしても、いいタイミングで訪れることができた、そんな感じです。
人はすごいですが、それ以上にすごいライトアップの演出に大満足です。
夜なら、修復中の清水の舞台も目立たなくていいですね。
あの青い光は、本当に何のため?
では、新幹線の時間が迫っている私は、お先に失礼します。
展望台から降りて、休憩する人たちも。
下から見上げる三重の塔。
では、あの青い光線にもさようなら。
駅弁を肴に新幹線で帰京
清水坂からのバスは、うまい具合に、新幹線口ともいえる八条口に私を運んでくれました。
今朝も、ここからスタートしたわけで、20時の現在、14時間ぶりに舞い戻ってきたわけです。
チケットは、スマートEXで確保しておきました。
新幹線に乗るのも久しぶり。少なくとも今年乗るのは初めてだから、ひょっとすると1年ぶりくらいかも。
乗る列車は、「のぞみ56号」20:24発。
さて、本日の弾丸日帰り紀行、最後の楽しみは駅弁。
京都の地ビールを飲みながら、新幹線を待ちます。
今日は、秋晴れどころか、初夏を思わせる日差しだったので、のどが渇いた。
冷たいビールが美味しいです。
仕入れた駅弁は、近江牛を使った牛めし弁当。
柔らかい牛肉に、赤ワインがよく合いました。
無事に完了した京都弾丸日帰り紀行に乾杯です。
通り過ぎる車内販売。
あれ? 車内販売は廃止されたんじゃなかったっけ??
それにしても、ガラガラの乗り物の中で、お酒をいただくのはいいものですね。
来週も京都です。楽しみが尽きない晩秋の旅に感謝!(^^)!