楽しいプロペラ機の旅。低空飛行なので、ほんとに楽しい。
そして、アルタの町が見えはじめ、胴体からタイヤも出てきました。
このあと、タイヤが滑走路にぶつかる大迫力のシーンがあったのですが、残念ながら、着陸時の衝撃で、撮れていません(笑)
アルタ空港に到着
海岸に面したアルタ空港に到着。
こんな小型飛行機は久しぶり。楽しいフライトでした。
こうして見ると、飛行機がいっそう小さく見えます。
ところで、海から吹いてくる風が冷たいです。
ここアルタは、北緯70度にわずかにとどかず、北緯69度98分。
空港の建物の中に入ります。
到着と出発のロビーが同じ空間? なにか珍しい構造です。
壁に貼られたポスター。
右が、これから向かうノールカップ。左が、「アルタ博物館」にあるロックアート。
両方とも、これから、私の目で確かめに行きます。
右往左往したレンタカーのレンタル手続き
さて、定刻6:40にアルタ空港に着きました。
今日の行動は、丸一日レンタカーとともに行動します。
レンタカーのレンタル時間は7時から20時として、日本からWEBで予約しています。
レンタカーのカウンターはいくつも連なっていますが、まだどこも開いてません。
7時になったら開くのかな・・・ ところが、7時になっても、オープンする気配がまったくなし。
いったい、どうなってるんだろうと、空港の外に出てみました。
ショップではなく、いきなりパーキングに向かうのかな・・・??
それとも、パーキングのどこかに、詰め所があるとか・・??
すぐそばまで原生林が迫るアルタ空港。って、見とれてる場合じゃありません。
もう、とっくに7時は過ぎ、7時半になろうとしています。そして、寒い。
空港の職員に尋ねようにも、出発、到着ともに当分フライトがないのか、一人もいなくなってしまいました。
スタッフは、職員エリアにはいるんでしょうけど、空港のコンコースは、私1人の貸し切り状態。
なんか、とても不思議な光景ですが、それを楽しむ気分ではありません。
レンタカーが借りれなかったら、どうしよう・・・
今日、ノールカップまでドライブするのは、今回の旅の最大の楽しみだったのに・・・
正直、ノールカップ行きの断念を、半分くらい覚悟しました。
途方に暮れて、誰もいない空港コンコースのベンチにたった1人呆然と座っていると、私の予約していたレンタカー会社「Budget」のカウンターのシャッターが突然上がり、中に黒人が現れました。
すぐに駆け寄り、クーポンを見せると、手続きが始まりました。
いちおう事が進みはじめたので、とりあえずほっとします。
よかった・・・
外国でレンタカーを借りるのは、これで4回目ですが、今までのどれよりも、あっさりした手続きでした。
そして、クルマへの立会いもなし。
一番驚いたのは、返却の仕方。
一応聞いたんです。だって、返却予定時間は20時。朝7時に出勤してこないスタッフが、20時までいるわけがない。返せなくなったら、もっと大変。
すると、ガソリンを満タンにしてクルマをパーキングに止めたら、キーは指定された紙袋に入れて、返却BOXに入れればOKとのこと。
いくらデポジットを預かっているにしても、すごい合理化だな。それとも、これは世界的な流れ?
当初の予定より50分ほど遅れましたが、それでも手続き時間は10分もかかりませんでした。
キーに記されたナンバーを見ながら、パーキングへ歩きます。
クルマは、スズキのスイフトでした。ひょっとして、ノルウェイは、レンタカーの記号がZHとか?
排気量がどのくらいかわかりませんが、速度メーターは220キロまでの表示。
そして、当然左ハンドルで、マニュアルミッションです。
今回はwifiがないので、mapsmeを頼りにノールカップまで走行します。
つい30分前までは、レンタカーが借りれないのではと途方に暮れてましたが、運転席に座って、シートベルトを締めると、気合が入ってきました。
北極圏のドライブ。スタートです。