昨夜は、調子に乗って、ウイスキーをロックでグラス何杯もお変わり。
でも、不思議なことに、快適な目覚め?
酒の質がよかったからなのか、疲れきって眠りが深かったからなのかわかりませんが、気持ちのいい朝です。
部屋の窓から、トゥグ駅を見下ろします。

今日も、いい天気かな。そういえば、全然雨に降られないね。
今日の予定は、古都ソロの往復。
ソロとは、ジャワ島マタラム王朝の首都だったところで、ここジョグジャと比べると、静かな古都として人気があるらしい。
位置関係は、ジョグジャから東に約60キロ。列車なら、1~1.5時間くらいで着きます。
観光列車も運転されるようですが、私が今日乗る予定の列車は、ただの普通列車です。
ネオ・マリオボロの美味しいブレックファスト
さて、楽しみの朝食。
ホテル宿泊の楽しみの一つは、ブレックファストだよね(笑)



さすが、ネオ・マリオボロ ホテル。メニューも豊富。

レストランは、外にもバルコニーのようなエリアがあります。
屋外プールもありました。

その隣で、オムレツのライブ。当然注文です。

こりゃおいしそうだ。

こんなおいしい朝食。これだけで幸せだあ(^^)v
なんか、お米も、日本製と見まがうばかりです。

しかし、旅に出ると、ほんと食べ過ぎちゃうよね。
ネオ・マリオボロ ホテル。スカイラウンジも、ブレックファストも、最高でした。

ジョグジャ ⇒ ソロ チケットの購入
さて、満腹の幸せをかみしめながら、トゥグ駅へ。

そして、昨夜教えられたとおりに、チケット売り場に並びます。

ところが、なんと9:05発の列車はSOLD OUT!
いや、参った! 1時間も前に来たのに・・・
係員がすかさず「9:45のならあるよ。しかも、こっちの方が、ソロまでの乗車時間短いよ。」
と言ってくれたので、それを購入。
そのチケットがこちら。
でも、ソロ到着が11:12。1時間半くらいかかってるじゃん。これで、早いのかな。
料金の8,000ルピア(約70円)は、間違いなく安いけど・・・

今日の予定は、朝から午後にかけてソロを往復。そして、18時の飛行機で帰国するスケジュール。
ジョグジャの街でお土産も買いたいし、ソロの町に何時間いられるかな、と思案。
とりあえず、駅の中をのぞいてみます。欧米の観光客なんかもいるね。

これは、自動発券機? なんか、日本より、進んでない?
人口が多いから、機械化やIT化を積極的に進めないと、いろんなものが渋滞しちゃうんだろうね。

日曜日の朝のジョグジャ
出発まで2時間近くもあるので、ホテルに戻って、チェックアウト手続き。
そして、荷物を預けて、列車の出発まで、近くの民芸店へお土産を物色しに行きます。

日曜日の朝のジョグジャ。


マリオボロ通りは、本日も盛況。

民芸店は、朝早すぎて、半分くらいしかあいてません。

ソロから帰ってきてから買おうか・・・

ジョグジャ トゥグ駅の風景
トゥグ駅に戻りました。

チケットを買ったはいいけど、チェックインが必要なのかな。
チケットには、座席番号は書かれてないし、ただの乗車券?

まあ、いいや。あとで、駅員に聞けば、なんとかなるでしょう。

大きな駅のはずなのに、待合室だとか、ベンチがまったくありません。

地元の人たちと同じように、地べたに腰かけて待ちます。
でも、床は清掃されていてきれい。

発車時刻の10分くらい前になって、駅員に声をかけると、「入れ」みたいな感じ。
チケットさえ持っていれば、いつでも入れるのかな。

列車はまだ入っていません。始発列車じゃないのかな?
なんか、わからないことだらけですが、ま、なんとかなるでしょう。

駅構内にも売店があります。

ベンチもあります。
なるほど、構内に入って待ってればよかったんだね。

のどが渇いてポカリを1本。
列車の中にトイレがあるかは微妙なとこだけど、ソロまで1時間半。大丈夫だろう。


時間をもてあますときのスマホいじりは、全世界共通の行動?

上空に爆音! と思ったら、アディスチプト空港に降りようとする飛行機でした。

まだ列車は来ません。出発まで数分なのに。

ジョグジャ ⇒ ソロ 列車の車窓から
ようやく列車が来ました。

すでに乗客がいっぱい乗っていて、私は、なんとか席にありつけました。
やっぱり始発じゃなかったんだね。ジョグジャとソロは区間運転の列車が多く走ってるなんて情報もありましたが、あんまり先入観を持たない方がいいのかも。

発車してすぐ、ネオ・マリオボロ ホテルを臨みます。

ジョグジャの街をゆっくりと進みます。

そのスロースピードのまま、駅に停車。
ルンプヤンガン駅。ジョグジャのもうひとつの駅ですね。

そこからも、大勢乗ってきて、車内は満員に。
当然、みんなチケットを持ってるんでしょうけど、さっきの9:05発の売り切れが解せない。
乗車率120%くらいまで販売するのかな。

車窓に広がる風景は、昨日のバスから見た景色とほぼ同じ。

田園が広がります。
インドネシアの食料自給率は80%以上。
三毛作でも100%までもっていけないのは、人口が多いからですね。
でも、日本の食料自給率40%もありません。
政府や農家の皆さん、頑張りましょうよ。(大変なんでしょうけど・・)

列車は、途中いくつかの駅にとまっていきます。

そして、乗客の乗り降り。
インドネシアの列車は、ふつうに庶民の足のようですね。


小さい子供は、こういうふうに、外を見たがるよね。
私も子供のころは、列車、バス、クルマ、シチュエーションを問わず、窓を全開にして外を眺めてました。
ちなみに、乗り心地はとてもいいです。そして、ドアも閉めてくれます(笑)
あと、スリランカのときと違うのは、そんなに暑くないこと。

定刻に、ソロ・バラパン駅に到着。


改札を出ると、ベチャ乗りたちがいっせいにこっちを見ますが、また駅の中に。
帰りのチケットを押さえる必要があります。

観光客というより、地元の人でごったがえすソロ駅。
あのLOKETというのが、チケット売り場かな。

やっぱりそうでした。

帰りの列車、どれにしようか迷いましたが、14時ちょうどのを無事ゲット。
ジョグジャに15:15到着。フライトは18時なので、ちょっと注意を要しますが、大丈夫でしょう。
インドネシアの鉄道は正確みたいだし。

チケットを確保できて、ほっとして駅の中を散歩。アイスクリームやさんだね。

ひとつもらいました。
私は、甘いのほとんど食べないんだけど、旅に出ると、ほしくなります。

おいしかったです(^^)v
さあ、古都ソロの散策に出かけましょう。