誰もいなければ、叫びたくなるような筑波山・女体山の山頂ですが、本日の筑波山は、秋晴れ&休日で激混み。
爽やかな空気を数分楽しんで、後続の登山者にスペースを譲ります。
筑波山・女体山登山の様子はこちらです。
女体山~御幸ヶ原 筑波山尾根の散歩
女体山御本殿も、大変な賑わい。
一人の旅人として、日本国民が、外出しはじめたことにほっと胸をなでおろしています。
観光地は観光客で生計を立てているわけですから。
さて、ここを下るとロープウェイ駅に出ますが、それに乗ると、行き先は「つつじヶ丘」。
クルマで来た私は、筑波神社のふもとに止めています。
「つつじヶ丘」では、方角が逆です。下山はケーブルカーを使うつもりでいますが、そのためにも男体山のほうへ向かいましょう。
尾根なので、もう急な斜面はありません。気持ちのいいハイキング。
尾根に入っても、奇岩が現れます。
たしかに、ガマカエルのかたちしてますね。
パワースポットでもあるそう。
尾根を歩いていると、出現する「せきれい茶屋」。
ちょうど、昼時なのでランチにしますか。
と思ったら、おばさんが一人でやっているようで、本日の客をさばききれていません。
お店をひととおり拝見して退散します。
茶屋の名前にもなっている「せきれい石」。
このあたりを「かたくりの里」と呼ぶそうです。
カタクリとは花の名前。春になるとここの遊歩道は、自然のまま群生しているカタクリを鑑賞できるそうです。
御幸ヶ原で筑波山名物「つくばそば」のランチ
さきほどの「せきれい茶屋」で食べ損なったので、こりゃランチ抜きかなと覚悟しましたが、御幸ヶ原に着いてみると、お店がいっぱい出ていました。
その一番手前のお店に入りました。
ちなみに、トイレも、このお店の横にあります。考えてみれば、筑波山は登山中、トイレはひとつもなかったな。
名物の「つくばうどん」もありますが、私は「うどん」より「そば」派なので、「つくばそば」をオーダー。
メニューをみると、ほかにもいっぱいあります。
お店の様子。
お土産屋さんも兼ねてます。
TVでも紹介されたみたいですね。
さて、「つくばそば」です。
こしの強いそばの上に、具がたっぷり。
つくば茜鶏の肉団子や、茨城のブランド豚「ローズポーク」のバラ肉などがふんだんに使われてます。
濃い目のスープも美味しく、ノンアルビールまでオーダーしちゃいました。
クルマですからね(笑)
展望台から見下ろす関東平野
腹ごしらえして、広場に出ると行列が。
ケーブルカーを待つ行列ですね。
下山はケーブルカーを使うつもりですが、その前に展望台に登ってみましょう。
展望台の1階でも、食事ができます。
展望台の様子。
御幸ヶ原の広場を見下ろします。
ケーブルカーの行列が、少し長くなった気が・・・大丈夫かな。
展望台から見下ろす関東平野。
高いところから見下ろすというのは、気持ちのいいものです。
晴れた日を選んで来てよかった。
展望台から徒歩15分 男体山の山頂へ
自力で女体山に登ったことで十分満足ですが、御幸ヶ原の広場から15分ほどで男体山の頂上までいけるらしいので、トライです。
途中、岩の険しいところがありましたが、難なく乗り越えて頂上へ。
女体山より6m低い、標高871mの男体山山頂です。
こっちは、女体山と比べて人気ないのかな。閑散としています。
でも、広々とした関東平野が広がる様子は同じ。
2つの山の山頂に足跡を残すなんて、人生初体験。登山の無事を感謝して下山です。
ここまで来て怪我をしたら元もこもありません。気をつけて御幸ヶ原へ。
ケーブルカーで下山 筑波山にさよなら
さて、終日よい天気だった筑波山にお別れです。
ケーブルカーのチケットを買いました。片道で590円です。
それなりに行列はありますが、20分間隔の運転なので、すぐに乗れるでしょう。
案の定、ちょっと待っただけで、すぐに順番が来ました。「もみじ」号です。
すごい急坂です。香港のビクトリアピークのピークトラムを思い出しました。
満員だけど、いい位置をGET。
下ります。
子供も大人も、前方の景色が気になります。
途中駅ですれ違い。びっくりしたのは、むこうも満員なこと。
これから登って、夜景でも見るのかな。
全国で5番目に開業したケーブルカー。
全長1,634mは日本で3番目に長い距離。
3時間かけて登った山を、わずが8分で下ります。
終点、というか起点の「宮脇」駅に到着。楽しかった筑波山登山紀行が終了です。
実は、このあと霞ヶ浦の夕日でも見に行こうかな、なんて計画していたのですが、間に合わなくなってしまいました。
身体も疲れてるし、登山と、他の観光を組み合わせるのは無理がありそうです。
筑波山神社と7時間ぶりの対面。登山の無事を感謝。
楽しい1日が終わりました。
ところどころ、紅葉が色づきはじめている筑波山でした。
筑波山登山のルート計画はこちら。
筑波山登山の様子はこちら。