栃木県の紅葉名所といえば日光や那須になるんでしょうが、隠れた名所「古峯神社」の紅葉は、掛け値なしに美しかったです。
「古峯神社」には、その境内の奥に「古峯園(こほうえん)」という名園をかまえています。
その前日光の紅葉の名所を歩いてみようと思います。
いちおう記しておきますが、この写真は、私が2020年11月7日土曜日に実際に出かけて撮ったものです。
紅葉の時期は、場所や標高、気温などによって左右されるようですが、このあたりは11月上旬あたりが一般的に紅葉最盛期とされるようです。
ちなみに「前日光」とは、栃木県鹿沼市の北西部から足尾町にかけて指すようです。
これに対して、「裏日光」を鬼怒川上流方面、そして「華厳の滝」を境に上流を「奥日光」。下流を「表日光」と呼ぶそうです。
私も、実は、「古峯神社」に来ることになって、調べて知りましたw
「古峯神社」についての記事はこちら。
峯の池を囲む美しき紅葉
「古峯神社」の境内が、そのまま「古峯園」の入り口になっています。
木の橋を渡ると、園の入り口があります。入園料は300円。
いただいたパンフレット。
なんと、「園内での撮影は禁止」と記載されてるじゃないですか。ほんとですか・・・
ていうか、ほかの観光客の皆さん、ふつうに撮ってますよ。
博物館や、貴重な史跡の内部ならともかく、庭園で撮影禁止は、少なくとも今まで私は内外問わず経験がない。
落ち葉を掃いていたスタッフにいちおう聞いてみると、「大丈夫ですよ。どうぞ。」と笑顔でニッコリ。
じゃ、なんで禁止と書かれているんだ??
おお、これは素晴らしい。
庭園の真ん中にある「峯の池」を囲むように、紅葉が映えてます。
プロカメラマンが何人も三脚をかまえています。
私は、構図、露出、レタッチ、どれをとっても上手くならない。
どうせ、海外に行けるのももっと先だし、フォトスクールにでも入ってみようかな。
池の奥には滝があるようだ。
休憩所もあります。
なんとも、しぶく趣のある休憩所の入り口。
そして、それを取り囲む背の高い松の樹。
JR鹿沼駅からバスで1時間です。
なんで、こんな山奥に、こんな庭園があるんだろう、そう思わせる名園。
冬は雪が積もるのかな。それは、また見てみたい。
こちらは休憩所というより、お土産屋さん。
池を一周するように遊歩道が設けられています。
茶室もありました。
遊歩道は、さながらもみじのトンネルのようです。
歩道に落ちた紅葉の葉も情緒あります。
秋晴れでポカポカと温かく、風ひとつない天気。
すごく恵まれた週末のようです。
さっき反対側から眺めた滝。「峯の滝」と呼ぶそうです。
浮かぶ葉に沈む葉。
逆さもみじ。
実は、バスの時間を気にしながらの散歩。
古峯神社と合わせて1時間半の滞在時間しかありませんでしたが、食事などをするのでなければ十分です。
庭園の入り口まで戻ってきました。
庭園の入り口から、古峯神社境内の紅葉を臨む。
観光客いっぱいだったけど、栃木県の方たちかな。
東京からも、クルマなら簡単にこれるし、ちょっと有名になったら、すごく盛り上がりそうな神社と庭園でした。