JR日光線の鹿沼駅からバスで1時間。
栃木県の北西に広がる「古峯ヶ原」。その山奥にひっそりと鎮座する「古峯神社」にやって来ました。
時は2020年11月7日(土)。
願わくば、紅葉最盛期のいわゆる「見ごろ」を狙ってやって来たわけです。
「紅葉狩り」なんて、実は生まれて初めてだし、うまく写真撮れるかな(笑)
ところで、現在午前10時。
帰りのバスの時刻を確認すると、次が11:30。その次が13時。
13時まではいられないよな・・・1時間半で駆け足観光をすることになりましたw
参道に並ぶお土産屋さん
バス停から少し歩くと、そこが「古峯神社」の参道です。
バスはガラガラでしたが、駐車場は賑わっています。99%の人がクルマで来るんでしょうね。
レンタサイクルなども扱う、参道に並ぶお土産屋さん。
「古峯神社」の別名は「天狗の社」。天狗屋というお土産屋さんもあります。
時間があれば、ゆっくり冷やかすところですが、滞在時間は1時間半。先を急ぎます。
境内を彩る見事な紅葉
一つ目の鳥居をくぐって、橋を渡ります。
そして、2つ目の鳥居。
まてよ、バスの中から、大きな鳥居を見かけたから、これが3つ目になるのかな。
その3つ目の鳥居をくぐると、見事な紅葉が出迎えてくれました。
いやあ、美しいものですね・・
これは、どうなんだろ? 見ごろといっていいのかな。
写真では表現しにくいんですが、もみじが風にあおられて、パラパラと落ちてゆくさまは芸術です。
こりゃ、千葉から4時間半かけて来た甲斐がありましたね。
4つ目の鳥居をくぐると、さらに鮮やかなもみじの木が。
これはすごい。しかし、撮り方がわからない(笑)
今まで旅してて、紅葉目的の旅は初めてだけど、皆さんが紅葉とはしゃぐ気持ちがわかるような気がした。
問答無用で美しいから。
階段を登って、神社の入り口に歩みます。
御祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の「古峯神社」
今から1300余年前、隼人という人が尊(御祭神・日本武尊)の御威徳を慕いつつ、京都からこの地に移り、遷座(創祀)申しあげたのがはじまり。
そんなに古い歴史があるんですね。磨きあげられた廊下を歩きます。
火伏信仰、天狗信仰などの信仰を集める霊地。
「古峯神社」には、参籠宿泊施設が用意されている。この広間で寝るのかな。
夜中なんか、物音ひとつしないだろうな。
神社を出て、ウラに回ってみます。
なんと、郵便局がありました。
オモテからは気づきませんでした。なんとも風情豊かな郵便局です。
暑くもなく寒くもない、絶好の紅葉日和に恵まれた「古峯神社」の散歩。
紅葉を楽しむ観光客で賑わっていますが、みなさん静かに観賞しているので、人混みは気になりません。
逆に、日光辺りに行ったら、すごいことになってるんじゃないかな。
知ってる人は知っていたのでしょうが、栃木県に紅葉の穴場を見つけてしまった気分です。
さて、この神社の奥には庭園があるそうなので、行ってみましょう。