メキシコの快適なバス「ADO」は、快調にハイウエイを飛ばし、プエブラから2時間ちょっと。
夕暮れ迫るメキシコシティ国際空港のT2に到着しました。
荷物を受け取りANAの発着するT1へ
時刻は19時。13時間ぶりに舞い戻ってきたT2。
予定通りに行動しているので、当たり前なんだけど、荷物を預けたロッカーと、その隣のセブンイレブンが朝と全く同じように見えて、なんとなくホッとする。
無事に荷物を受け取って、T1に移動します。
帰国便はANA。T1からのフライトです。
今日は、2024年8月11日(日)。
1週間前の8月4日(日)の15時ごろ、私は成田から、やはりANA便でここに到着した。
T2に移動したのも、やはりここ。
今回の旅、いろんなところを歩いたけど、たった1週間しかたってなかった。
わが人生においても、この1週間の時間の使い方は、かなり秀逸だったと思う。
T1のコンコースに入って、フライトボードを見上げます。
ANA NH179便のオンタイムの文字を見て、どこでもドアのカギを手に入れた気分。
明後日の朝6時に成田に着いたら、そのまま出勤ですからw
まだフライトまで6時間もあるので、チェックインは始まってないだろうとは思うけど、ANAのカウンターへ。
やっぱり、誰もいない。
ANAの文字を見たら、1週間ぶりに、魂が日本人に戻ってしまった。
帰りもマイル特典のビジネスクラスです。
当然のことだけど、ビジネスクラスなんて、ふつうにカネ払って乗れる代物ではない。
マイルという制度を考えてくれた人は神です(^ ^)
メキシコで初めて食べるタコス
さて、時間があるので、腹ごしらえしておこう。
ここは、やっぱり、プエブラの街では食べ損ねたタコスでしょ。
このお店のおじさん、翻訳アプリを出すまでもなく「エニータコス&レッドワイン」で理解してくれた。ナイスガイです。
なにわともあれ、こうして無事に、帰国便をウエイティングできる自分に乾杯。
わかる人にはわかってもらえると思うけど、サラリーマン旅人は、フライトが遅れて会社に遅刻なんて許されないんです。
だから、1週間のスケジュールをすべてこなし、帰国便オンタイムの運をつかめる自分を褒め称えたい。
おお、タコスがきました。
これがタコスですか。
メキシコ国内というより、人生で初めて食べるタコスでした^ ^
太い骨が転がっているのが謎だけど、ボリューム満点の食感。
そして、赤ワインによく合う。赤ワインもすすむタコス。
おじさん、ごちそうさまでした。
タコスを食べ終わって、酔い覚ましに、コンコースをさまよいます。
やっぱり寂しくなってきたね・・・
この1週間の、コスタリカ、パナマ、コロンビアの風景がよみがえってくる。
でも、今回の4カ国にまたがる旅。
たった1週間だけど大満足だわ。
正直、2週間とか、1ヶ月とか、旅ができる人がうらやましい・・・
思えば、旅とは、一旦帰らなくてはならないから素晴らしいのかもしれない。
貴重な時間を一生懸命工夫するし、なんでも吸収してやろうと貪欲になる。
だから記憶はいつまでも色褪せないのだと思う。
ANAのチェックインがはじまるまでの時間。
柴咲コウのアルバムを聴きながら、1週間分の旅の記憶を回想してました。
ANAチェックイン&グランドラウンジエリートのシャワー
1時間ほど、旅の回想を楽しんでると、チェックインが始まってました。
記念になる、硬い紙のビジネスクラスチケット。
そして、ラウンジは、「グランドラウンジエリート」です。
蛇足ですが、隣のカウンターは海南航空でした。青と赤のコントラスト。
そして、グランドラウンジエリート。
6年前にもANAのビジネスを利用したんだけど、そのときのラウンジとは違うかな。
こんなUFOはなかったし、初めて利用するラウンジみたいです。
それとも改装されたとか。
数十年後には、空港はこんな感じに宇宙旅行のターミナルになるのだろうか。
でも、月や火星に異星人が住んでたり、過去に文明があって遺跡などがあるならともかく、ただの砂漠のような惑星や衛星を旅して楽しいかな(^^)
安く行けるなら行きたいけど、たぶん○億円もかかるでしょ。
ラウンジには、いちおう軽食が用意されていたけど、さっきのタコスでおなかは十分。
あとは、ANAの機内で、豪華な機内食をたらふくいただきます。
それより、シャワー浴びたいんだよね。
シャワーは、同じラウンジでも、別の場所でした。
シャワー気持ちよかった^ ^
帰国フライトも、フルフラットシートだから身体は疲れない。
でも成田に着いたらそのまま仕事だから、ここでシャワー浴びれたのは助かった。
ていうか計算はしてました。
片道11,250km、往復22,500kmをビジネスクラスで約100万円。
豪華な空間をトータル27時間堪能できる。
それが9万マイルで手に入る。日常の決済はANAカード以外考えられない。
シャワーを浴びて、すっきり。
自分と家族と同僚へのお土産も買ったし完璧だ。
フライトまで、ふたたびしばし回想・・・
考えてみれば、昨日の朝、つまり8/10の朝にボゴタのホテルを出てからの行動は、
- 8/10(土)8時発エルパライソのツアー&徒歩観光12時間
- ボゴタの空港へ移動1時間&待機4時間
- 8/11(日)ボゴタ ⇒ メキシコシティ アエロメヒコ機5時間
- メキシコシティ ⇒ プエブラ バス3時間
- プエブラ観光8時間
- バスで空港戻り2時間&空港待機6時間
- 8/12(月)メキシコシティ ⇒ 成田 ANA機13時間
- 8/13(火)成田 ⇒ 職場 電車2時間
- 仕事たぶん10時間 ⇒ 帰宅
ということは、今まで41時間行動しっぱなしで、トータル66時間ベッドにありつけない。
それで、身体がもってることが嬉しいし、睡眠時間以外はすべて観光だった。
ほんとに、私にはこの旅のスタイルが似合ってる。
そして、「海の日」のおかげで、1日よけいに旅ができていることが本当に嬉しい。
では、ANAさん、無事に太平洋を渡ってください(^ ^)