クウェートシティ街歩き2日目。
ちょっと、まだ朝早いけど、グランドモスクやミュージアムの開館時刻に合わせてホテルを出ました。
本日の最初のイベントは路線バスに乗ること。
昨日は午後だけの短い勝負時間だったので、ひたすらCareemで移動しまくった。
やはり「街を歩く旅人」としては、庶民の足であるバスを使わないわけにはいかない。
0.25ディナールだったクウェートの路線バス

ホテルから徒歩数分の場所にあったバスストップ。

待合所には、バスのことなんて、ひと言も書いてない^ ^
さっするところ、不動産の勧誘チラシ?

しかし、迷う必要はない。
クウェートシティは、完璧なまでにバス路線はGoogleマップと連動している。
これなら、いくら方向オンチな私でも、迷子になるわけがない。

そして、Googleの指示通りに999番のバスを待ちます。

わからなかったのは乗り方。
乗客の動作を観察すると、スマホをかざして一瞬で決済している。どうやら一律料金のようだ。
私はミュージアム方面へ向かう999路線に乗り込み、運転手に1ディナール紙幣を差し出した。
すると、返ってきたレシートには「0.250KWD」。そして釣り銭は0.75ディナール。

つまり、日本円で125円ほどで乗れる都市交通。
東南アジアのような激安とは言えないが、ここクウェートにおいても、バスだけは庶民価格の守備範囲に収まっていてほっとする。
この国の物価水準や通貨価値を思えば、それはむしろ「社会の器の大きさ」か。

バスは滑るように街を進む。道路も整備され、レーン幅も広い。

驚いたのは、夜型社会のクウェートなのに、朝8時台から、けっこう乗客がいたこと。

土曜日だからだろうか。客席にはUSBポートもありました。

そして、最寄りのバスストップで降りて、バスを見送ります。

閉館していたミュージアム&グランドモスク・・・

ところが、なんとしたことか、ミュージアム、つまりクウェート国立博物館は、大規模な内装工事で閉館中・・・

そこから徒歩10分のグランドモスクは土曜日が定休日・・・
ちなみに、これはGoogleマップでは土曜日は営業になってた・・・
まあ、仕方ない。

コンクリートと車社会のクウェートシティ

ならば、作戦変更。
油田による富を背景に、組み上げられたクウェートシティを、めいっぱい体験してみようと思う。

そんなもの眺めて楽しいか? と言われそうだけど、共産圏とは明らかに違う、ひとつとして同じ形のないビル群には、惹かれるものがある。

「資源国家からポスト石油国家へ」というクウェートの次の一歩の気配が感じられる風景だ。

建設途中のビルも多い。数年後にくれば、クウェートの形は、また変わっていることだろう。

散歩してて不便なのは、横断歩道がないことだ。
つまり、人が歩いていないということになるんだが^ ^

強引に渡れる中央分離帯でもない。
だから数少ない横断歩道は重宝する。

しかし、この、いかにもゴーストタウンのような歩道橋・・・
渡るの勇気いる。上で、暴漢に出くわしたら逃げ場なし^ ^

美しい、コンクリートとガラスの世界。

日中は、走ってるクルマの数も少ないようだ。

バーレーンは昼間っから渋滞してた。
このあたりは同じ湾岸地域でも、趣が違う。

実際、クウェートにおいては、1950年代以降に大胆な都市計画が進められ、いまもその拡張が続いている。
道路網はゆったりと曲線を描き、車社会に適応した「湾岸都市らしい構造」を目指しているらしい。

そして、走ってるクルマは高級車ばかり。

でも、なかには、こんなクルマもいて微笑ましくなる。

私なんか絶対買えないようなレクサスやメルセデスなどが多い車種において、見つけたコルベットスティングレイ。

砂漠気候にアメ車は相性いいのかな。
それにしても、リトラクタブルヘッドライトを出してパーキングなんて、絶対好きモノだね(^ ^)

コンクリートとガラスの摩天楼に圧倒される

この、見るからに金融街っぽいユニークなビルは、クウェート最大の銀行NBK(ナショナルバンク・オブ・クウェート)の本店ビル。
高さ300m、62階のスーパービルディング。
中東でも伝統のある銀行で、ウラ(表かも)から見るとこんな感じ。
日銀のビルもこれくらいのデザインにする発想とかないのかな^ ^
しかし、窓ガラスの掃除が大変だ。

こちらも、高さ300m、地上60階建てのビル「アラーヤ・タワー」。
オフィスの他、ショッピングモールも入る雑居ビル。
しかし、雑居ビルの一言で片付けてよいのか。
建設には約1,500万時間かかったらしい。

こちらは、カムコインベスト、と書いてあるので、投資ファンドなどの金融業だろう。

こちらの曲線美のビルはKIPCOタワー。
地上60階建て、高さ240m。そして、なんとレジデンシャルエリアもあるとのこと。
でも生成AIによると、1ベッドの部屋で750ディナール/月。
日本円で37.5万円だから、港区あたりと同じだろうか。東京も負けてないね^ ^

政府系建物が多い海沿いのアラビアン・ガルフ・ストリート

さて、コンクリートの上を歩む足は、海沿いのアラビアン・ガルフ・ストリートに向いた。

ここは海岸通りで、ペルシャ湾からの風が気持ちよく通り抜けるが、政府系の建物が多く並ぶ区域で、撮影禁止の施設もあるはず。

だから、慎重にカメラを構える必要があるが、太陽も昇ってきてだいぶ暑くなってきた。

暑さを凌ぐには、この先のフィッシュマーケットに行ってみよう。

こちらは、クウェート皇太子の宮廷か、外務省の建物か。
青空にはためくクウェート国旗がまぶしく、誇らしげに揺れていました。
