トルコでクーデタ未遂 各地で交戦 軍に反抗する市民も

2016年7月16日。現政権に反抗するクーデタがトルコで発生しました。

あのアタチュルク国際空港の自爆テロから、まだ一月もたたないうちに、これですか。

一体、トルコという国、どうなってしまったのでしょう。

ロイター |  経済、株価、ビジネス、国際、政治ニュース
世界の政治、経済、社会についての最新ニュースを、豊富なコンテンツと共に多面的に展開。エンタメ、スポーツに加え、世界の文化やライフスタイルについて注目の情報が満載...

出典:2016年7月16日ロイターより

 

写真は、ボスポラス海峡の上だそうですが、戦車の上に乗りますか、ふつう。

エルドアン大統領の強権政治は前から噂されていましたが、軍がクーデタを起こすほどひどい独裁状態になっているということでしょうか。大統領は、軍に向かって投降を呼びかけたあたりは、日本の2.26事件を思わせます。

一方、その軍に対して、市民が反抗するということは、市民はエルドアン氏の政治を支持しているということなのでしょうか。エルドアン氏は、政教分離で発展したトルコを、かつてのオスマン帝国のようなイスラム色の強い国家に回帰させたい、らしいです。

いずれにしても、また相当の数の方が犠牲になりましたが、一般市民は軍に反抗しなければ傷を負う必要がなかっただけに、トルコ国民の強い気持ちを感じさせます。

私事ですが、2か月後には、イスタンブールを経由してイスラエルに行く予定なんですが、大丈夫でしょうか。