2024年2月。ANAマイルに改悪の知らせが。
単純に必要マイル数が増加するらしい。
まあ、需給実態等に合わせて改定されるのだし、私だけでなく、利用客全員に適用されるものだから、これは仕方がない。
と、思いながら、どの路線の必要マイル数が増加するのか調べてみると、私の旅とはほぼ縁のない「ハワイ」「北米」「ヨーロッパ」路線が対象だった。
羽田 → ハワイのレギュラーシーズンは、今まで65,000マイルだったのが85,000マイルと2万マイルも増えてしまうみたい。
こうなると、がぜん、アジア便のお得感が際立ってくる。
ハワイと飛行距離が600km程度しか違わないジャカルタの必要マイル数は60,000マイル。
ハワイよりも25,000マイルも少なく、ほぼ同じ距離のビジネスクラスを堪能できる。
しかも正規料金なら約60万円だから、1マイル=10円分の価値。
これをお得と言わずして、なんと呼べばいいのだろうか(^ ^)
あらためて、日常生活の決済はすべてANAカードで行うことを誓う瞬間だった。
ジャカルタ便機材変更の連絡
インドネシアは2度目。そして、特に深い思い入れがあるわけでもない。
でも、弾丸旅行者が、LCC や特典航空券で短い日数を旅しようと思えば、必然的に航空券が確保された行き先が旅先となる。
それで、2月の3連休に冬休みを3日くっつけた日程で特典ビジネスを検索してたら、ジャカルタ便がヒットしたにすぎない。
でも、それでいい。
そもそも、本来なら60万円も支払う必要のあるチケットが6万マイルで乗れてしまう。
マイレージという制度を作ってくれた人は、旅の神様だと思う。
それに、インドネシアは2度目などと生意気なことを言ったが、たった1回の渡航でなにがわかるものか。
しかも、前回の渡航は古都であるジョグジャカルタのみの滞在で、せいぜいソロくらいにしか足を延ばしていない弾丸旅。
感覚的には、初渡航の国という初々しい気分で旅立てる。
と、考えていたところに、ANAから機材変更の連絡が来た。
機材はよくわからなかったけど、シートマップをみるとたしかに変わってる。
スタッガードシートのB787-9機の乗れるものと思ってたところが、「CRADLE(クレイドル)」シートに変更になった模様。
ちなみに、こちらがスタッガードシート。
完全に180度に倒れ、ベッドになるしかけ。
完全独立で、私の最も好きなシート。
いっぽうこちらが「CRADLE(クレイドル)」。
クレイドルとは「ゆりかご」という意味らしく、ベッドにはならないけど、ゆりかごのように包んでくれるというコンセプトだろうか。
ゆりかごはいいんだけど、こちらのシートは完全に独立ではないので小テーブルは隣席と共用。
そして、窓際のA席が全て埋まってしまっていた。
やむなく反対側の窓際のK席を押さえたけど、東側のA席ならジャカルタ到着直前にサンライズが見れたのにな・・・
ちょっとした、ネガティブイベントだった。
でも、帰国便はスタッガードのA席。
昼行便なので、下界を眺めながら、ずっとお酒を楽しめる。
頬が緩んでしかたない、旅立ちまでの時w
インドネシア出発前準備
出発が近づき、あらためてインドネシアに思いを馳せながら、出発前の準備。
上の写真は、前回(2017年9月)渡航時のジョグジャカルタ。
インドネシア渡航は久しぶりになるので、調べてみると、
人口2.7億人で世界4位。
GDPは1.4兆ドルで世界16位。
最も驚いたのが、国民の平均年齢29.6歳!
日本が羨ましくなるような、若年社会だ。
このぶんだと、GDPは南半球ではトップになり、そのうち日本も抜かれるのではないか。
宗教は基本的にイスラム教(約90%)であるが、国民はイスラム教の他、キリスト教、仏教、儒教のいずれかに属することが義務付けられ、無宗教ではいられない。
ノンレリジョンの私など、肩身狭い思いとなるが、お酒も飲める国ではある。
インドネシアの新幹線&ブルートレイン
ところで、このところ、インドネシアは鉄道に関して、楽しいニュースが2つあった。
ひとつは、中国資本で作られたという新幹線。
2023年10月から運行開始。
インドネシア初の高速鉄道で、ジャカルタと内陸高原の街バンドンの140kmを約45分。
最高速度が350kmというのだからすごい。
そして、もうひとつ。
こちらは、あまり知られてないが、ジャカルタとインドネシア第二の街スラバヤを、約10時間半で結ぶブルートレイン。
こちらも、2023年の10月からの運行開始。
かつては走っていたみたいなので、運行再開というべきなのだろうか。
「ビマ」号と、「アルゴスメル」号の2種類あって、ダイヤがそれぞれ夜行と昼行。
夜行だと景色が楽しめないと考え昼行の「アルゴスメル」をチョイスし、1人用個室のコンパートメントスイートを奮発した。
新幹線とブルートレイン。
旅の移動手段に前途が明るい国は羨ましい。
乗車記はいずれブログに記載するけど、これで、インドネシア国内をどう旅するか、自動的に焦点が定まった。
ジャカルタのほかは、スラバヤとバンドン。
そして、スラバヤに行くならばと、ブロモ山の日の出を見るツアーまで予約してしまった。
これね↓
旅というのは、道中も楽しいし、帰ってからの回想も楽しい。
そして、スケジュールの段階は、あれもこれもと空想がふくらむので、夢心地になる。
2度目のインドネシア。
ANAの特典航空券から行き先が決まったインドネシアだけど、こうしてイベントを積み上げていくうち、ものすごく出発が楽しみになってきた^ ^
10年前の「地球の歩き方」をおともに、旅立ちを待つ日々・・・