国際空港でボーッとするのは大好き。
羽田空港の事故で、運航を安否して早めに空港に来たけど、平常運行と聞いてひと安心。
ひと安心しちゃったもんだから、連日の徒歩観光の疲れもあいまって、ベンチでコクリコクリやってると、ネパール航空のチェックインがはじまりました。
しかし、なぜか行き先がクアラルンプールになってる??

ありゃ、寝ぼけてるのかな、と思ったけど、きちんと成田行きが発券されてました。
疲れていて、まだまだ眠れそう。
というわけで、完全な夜間飛行であることもあって、私としては超珍しい「アイルシート」をオーダー。
見事に、通路側のC席をゲットです。

カトマンズ空港のプライオリティパス・ラウンジ

さて、無事に出国して、フライトまでラウンジで過ごしますか。
カトマンズ空港には、プライオリティパスが使えるラウンジがあります。

ホライズンラウンジというのでしょうか。
カトマンズ空港のラウンジは、どんな感じかな。

ネパール産と思われるきれいな絨毯が敷かれたシックなラウンジでした。

貧乏性の私は、食べる機会があればとにかく食べる主義。
さすがに酒はありませんでしたがw

シャワールームもありました。
暑い夏は重宝しそう。

カトマンズ空港でのひととき

ボーディング1時間前。
もう一度、運航をチェック。大丈夫みたい。
だって、羽田空港、まだ燃えてるんですよ。
影響を受けた飛行機と旅客、相当数にのぼるでしょう。
それとは別の関係で、カトマンズ空港、軽くダイヤが乱れてるみたい。
成田の前に、ドーハ、ドバイ、シンガポールと次々とフライトしていく。
切れ目なく流れ続けるボーディングの案内が、シャワーのようで気持ちいい。
国際空港は、何時間いてもあきない空間のひとつだ。

日中あれだけ暖かかったカトマンズも、この時間になるとひと桁になるんだね。

なんてことを思い出しながら、スタンプの押された航空券を眺めます。
しかし、この押し方。もう少していねいにやってくれてもいいのに^ ^

433便成田行き。搭乗開始しました。

コンコースから出ると、震える寒さ。早々に連絡バスに乗り込みます。

ネパール機の下で、搭乗を待つ列。
見渡したところ、ネパール人9、日本人1って感じかな。

ネパール機を見つめ、羽田空港の事故を再び思い出す。

こんなでっかい機体が燃え続けるって、にわかには信じられない。
相当な量の燃料を積んでいたということなのかな。

私は今まで、飛行機に何百回と乗ったけど、事故はおろか、大きな遅延を経験したこともない。
この翼が、私の旅を支えてくれてるんだよね。
カッコいい翼に向かって合掌。

美味しい機内食&ぐっすり眠れたネパール航空

さて、機内に乗り込み、指定された6Cに落ち着きます。

日本に着くまで、外は真っ暗だし、通路側で足をゆっくり伸ばせるという計算。

ナマステって、言ってるのかな。
この旅では、何回ナマステと言ったんだろう。

日本時間は、ただいま午前2:41。到着は午前9時。

日本まで6時間の旅開始です。

機は離陸すると、ヒマラヤ山脈をさけるように南下。

そして、バングラデシュ上空で、機首を北東に向けます。

そして出てきた機内食。
往きも美味しかったし、期待してふたを開けます。

チキンカレーでした。ていうか、自分で指定したんだけどw

このピラフに使われてるお米がほんとに美味しい。

そして、カレーによく合うネパールワイン。

今回もワインに明け暮れた旅だったな・・・
そんなことを考えながら、旅の回想を楽しんでると、ノイキャンヘッドホンをつける間もなく、そのまま寝落ちしました。
徒歩中心のネパール弾丸旅。
4日間で9万歩を歩き、さすがに身体も疲れていたのでしょう。
旅してる最中は、感動と興奮で、疲れを忘れちゃうんだけどね(^ ^)
いっときも起きることなく、ぐっすりと眠り、目を覚ますと、ネパール機は東シナ海の上空でした。

そして、機内食の気配を感じると、ワゴンが登場。
往きも2食だったけど、帰りも機内食が2食。
さすがネパール航空。

マップの合間に現れる広告のひとつがエベレスト。
登るのは無理として、一度はその姿を見てみたい。
往きのネパール機から見えた雪山は、やはりエベレストだったのだろうか。

朝食です。
ぐっすり眠ったので、オレンジジュースも美味しい。

美味しいツナサンドでした。

そして、窓外に成田の陸地が見え、着陸です。

年末年始の3泊5日ネパール弾丸旅も無事に終了です。
乗ってきたネパール機は見えなかったので、エアアジアに軽く挨拶。

昨夜までカトマンズにいて、いま日本にいることが信じられないけど、その当たり前のことが実は有難いことなんだと身にしみて思う。
飛行機が事故なく飛ぶ。
飛行機が時間通りに飛ぶ。
この2つがないと旅は成り立たない。
本当に旅の神様に感謝。
次の旅もよろしく!
