旅の終わりはネパールカレーで 名残惜しいカトマンズにお別れ【ネパール旅行記 #14】

空港の滑走路って、飛行機の有無はレーダーで探知しても、進入許可は人と人のやり取りなんだね。

鉄道のATCみたいな制御じゃないんだね、初めて知った・・・

ニュースで見た炎上するJAL機を思い出しながら、パタン・ゲートまで戻ってきました。

いま、私の頭の中にあるのは一点。

今夜のネパール航空、ちゃんと飛んでくれて、日本に帰れるかな。

それだけ。

あの様子だと、羽田空港はしばらく閉鎖。

ネパール航空は成田行きだから、たぶん大丈夫だと思うけど、羽田の影響が成田に及ばないとは限らない。

「どこの空港でもいいから、日本に送り届けて!」そんな気分です。

ネパールのバス初乗車 パタン⇒タメル

パタンゲートの交通の往来をしばらく眺めてから、おもむろにタメルに向かうバス停をさがすも、ない。

通りがかりの人に聞くと、とりあえずこの辺に立ってろ、という感じ。

バスストップの表示もないし、待ってる人もいないので、少々不安だったけど、タメル?とバス?は通じたから、多分大丈夫でしょう。

ほどなくして、バスがやってきました。

小型のバンみたいなバスを想像してたんだけど、すごく立派なバス。

車内も立派。ゴミひとつ落ちてません。

チケットはどうするんだろうと思ってたら、出発前にバス誘導役の兄さんが売りにきた。

いくらだったか忘れたけど、10ルピーか20ルピーだったと思う。

考えてみれば、ネパールに来て、バスは初乗車。

もっと混雑するものと思ってたけど、まあ、まだ1月2日ですから。

異国のバス旅は楽しい。

路線バスは、その国の文化そのもの。

窓から吹き込む排気ガス混じりの風を楽しんでるうち、バグマティ川にかかる橋を渡って、カトマンズ市街へ。

今朝みかけたバスターミナルに到着しました。

タメル地区はこっちだぞ、と親切なバス誘導役の兄さん。

ナマステ〜! ネパール人は、みんな親切だったな^ ^

いよいよカトマンズともお別れ。

このまま去るのが名残惜しくなって、しばらくバスターミナルの雑踏を眺めます。

旅の終わりにネパールカレー

さて、バスターミナルからホテルに戻ります。

戻ると言っても、あちこち寄り道しながら。

まっすぐ帰ってしまうのにはしのびない、この街には楽しさがあります。

街のいたるところにあったストゥーパともお別れだ。

たった3日だったけど、ほんとに楽しかったカトマンズ。

ところで、10時ごろ食べたチョコケーキを最後に何も食べてないので、お腹がすいてます。

旅の終わりに、ネパールカレーといきますか。

チキンカレーにしました。

もともとカレーが大好きな私にとっては、ネパールのような国は水を得た魚。

ずっと食べ続けられます。

ナンももちもちで美味しいし。

そして、ホテルの部屋にもお別れ。

3泊して乱れきった部屋。旅人のぬけがらそのものだな、こりゃ^ ^

ホテルネパラヤにもお世話になった。

朝食付きで1泊2500円なんて破格だし、ルーフトップからの眺めも良かったし。

そして、空港への送迎を待ちます。

帰国のため空港に向かうシーン。寂しさがこみあげる。

旅って楽しいよな、ほんとに。

よくみれば、ダッシュボードの上に、マニ車がありました。

そしてカトマンズ空港に到着。

ホテルネパラヤの運転手さん、どうもありがとう。

ネパール航空定時運行でほっとひと安心

時刻は18時45分。

日の落ちたカトマンズ空港は、旅客でけっこうな賑わいでした。

23:25のフライトに対して、4時間以上も前に空港にやってきたのは、ネパール航空の運行状況を確認したかったため。

アプリでは平常運行となってたけど、突然変更ということも十分考えられる。

なんたって、羽田空港はいまだ炎上中。

あの様子じゃ一晩中燃え続けるでしょう。

羽田空港が閉鎖となれば、ネパール航空どころか、世界中の日本に向かう便が影響を受けるということ。

こんな経験がまったくない私には、こういうとき、空港着陸の優先順位はどうやって決まるんだろう、とそんな心配ばかり頭をよぎります。

でも、JAL機の乗員乗客は全員無事だったそうで、ほんとによかったですね。

 

さて、なむさん、とフライトボードを見上げると、23:25のネパール航空は定時運行の様子。

カウンターへ確認しに行くも、ナイスガイなグランドスタッフが、

「ドントウォリー、ハブアグッドフライト!」

と言ってくれた。

よかった・・・無事に日本に帰れる。翌日からの仕事にも支障なし。

心底ほっとして、チェックイン開始まで、気を抜いてる図です(^ ^)

今回の年末年始ネパール3泊5日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。