さて、オープントップバスに乗り続けていても面白みにかけるので、マップ上の12番、テンペリアウキオ教会付近でバスを降りました。
不思議な教会 テンペリアウキオ教会
テンペリアウキオ教会が何たるかを知らずに降りてしまいましたが、目の前に現れた建物は、とても教会という感じではありません。

石垣で造られた教会というのも珍しい。
現在15時半になろうかというところで、今度は中に入れました。やっぱり、見学時間は随時変更されるらしい。
ウスペンスキー寺院、ヘルシンキ大聖堂と、続けて中に入れずがっかりしていたので、ホッとします。
しかも、「ヘルシンキカード」を持っていると、入場料3ユーロが無料となります。
中に入ってみると、ますます不思議な感覚です。
むき出しの岩盤を壁としたホールが広がっていました。

こんな教会は、ほんとに珍しいでしょう。

でも、前方には、しっかりとした祭壇がありますよ。

自然の岩盤をそのまま活かそうというコンセプトで1969年に造られたとのこと。
円形のガラス窓から入る光線が、岩壁を照らす、落ち着いた雰囲気になっています。
天井は、木の年輪のようですが、銅で造られているとのこと。直径24mあるそうです。

パイプオルガンもあります。コンサートも行われるとのこと。

不思議な不思議なテンペリアウキオ教会でした。

ヘルシンキ滞在時間も残り少なくなってきました。現在16時。今私がいるのは、中心部から少し西よりのテンペリアウキオ教会。
すると次は、シベリウス公園を訪れるのが、BESTな選択になりそうです。
トラムに乗車 テンペリアウキオ教会からシベリウス公園へ
ここテンペリアウキオ教会からシベリウス公園に行くには、トラムが便利。テンペリアウキオ教会に最寄のトラム駅はSampogatanという駅だと思います。mapsmeはそう示していました。

そして2番トラムに乗ります。

あらためて思ったけど、これはどういう意味だろ?
今はAエリアにいるって意味かな。

土曜日の午後のトラムの車内。

そしてTolo hallという駅で降ります。こんな短い区間だって、ふつうに払えば2ユーロくらい取られるでしょうから、「ヘルシンキカード」の効力は大きいです。

mapsmeのルートにしたがって、西へ。時刻は16時過ぎですが、気温が30度くらいある雰囲気。直接照りつける西日がとても暑い。

ステンレスパイプのモニュメント シベリウス公園
シベリウス公園の中に入りました。森の中に入ると、気のせいでなく涼しくなります。不思議だ。

さっそく現れました。ステンレスパイプのモニュメント。

正直、この公園には、これだけが目当てで来ました。
パイプオルガンをイメージしたらしい、フィンランドの彫刻家「エイラ・ヒルトゥネン」の作品。
岩盤に突き刺してあるんですね。
中国人の団体が来たので、海岸に出てみます。

このあたりもヘルシンキ市民の憩いの場になってそうですね。
ちなみに、この公園には公衆トイレがありました(笑)
のどが渇いたので、ジュースでも一杯いただこうかとのぞいていたら、主人がいません。
と思ったら、お兄さんが公衆トイレから出てきました。

柘榴のジュースをオーダー。

実は私、柘榴のジュースを飲むの初めてです。
味は、なんと表現していいかわかりませんが、美味しいです。
ベンチに座って、モニュメントを遠巻きに眺めながら、一服です。

再びオープントップバス
さて、そろそろオープントップバスに乗って中心部に戻りましょう。
というのも、オープントップバスの運転時間が17時頃までなので。

来た来たと思って、「ヘルシンキカード」を見せると、「ここじゃない、あっちだ」と運転手に言われます。
ここは、2種類のオープントップバスのうち、「ヘルシンキカード」で乗れない方のバスストップだったようです。

あっちだ、と言われたほうに歩いていくと、たしかに13番バスストップがありました。

そしてバスが来ました。バスのカラーが違うけど、大丈夫のようです。
このオープントップバスは、ヘルシンキ大聖堂前を16時に出発するのが最終。そして、これが最終バスでした。危ない、危ない。

再びオープントップバスで、ヘルシンキ市街を時計回りに移動します。

街路樹がアタマすれすれにかすめるのも、オープントップバスの楽しみの一つ。

オートスクーターも楽しそう。

ヘルシンキの街並みを楽しみます。

地図によると、ヘルシンキミュージックセンター。
そして、ヘルシンキ中央駅に戻ってきました。

土曜日の夕方、ヘルシンキ中央駅も賑わいます。
平日は、もっとすごいのかな。だって、一国の首都だもんね。
