さて、フィンランドの首都ヘルシンキです。
今日は、このまま、フェリーに乗って、エストニアに渡り、今日中に帰ってくる弾丸プランを考えています。
エストニアに至るフェリーの出航時刻は13:30。現在は10時過ぎ。
ここからランシ・ターミナルまでは、トラムで15~20分ほど。
ここは、マーケット広場にも近いし、軽く散歩してから、エストニア行きフェリーが出航するランシ・ターミナルに行っても十分間に合います。
マーケット広場に向かって散歩
そういう計算をして、身軽な出で立ちになって、散歩の開始です。
まずは、ホテルの前の通りを南に行くと、エスプラナーディ公園に出ました。
この公園を左に折れると、港とマーケット広場に出ます。
その途中に、チケット売り場があったので、「ヘルシンキカード」を手に入れておこうと思い立ち寄ると、まだ開いてない。
ちなみに「ヘルシンキカード」というのは、ヘルシンキ市内の公共交通機関が乗り放題になるなどのチケットです。
「ヘルシンキカード」を手に入れる
ストックホルムでも見かけた電動スクーター。
港のほうにも、「ヘルシンキカード」のチケット売り場はあるかな・・
「ヘルシンキカード」を手に入れると、あのオープントップバスにも乗ることができます。
おお、あの一角がマーケット広場ですね。
そのマーケット広場から埠頭のように突き出た場所に、チケットカウンターがあり、めでたく「ヘルシンキカード」を手に入れることができました。
これが「ヘルシンキカード」。
値段は次の通りです。
CITY | REGION | |
---|---|---|
24時間 |
49ユーロ |
54ユーロ |
48時間 | 61ユーロ |
68ユーロ |
72時間 |
71ユーロ |
79ユーロ |
この「ヘルシンキカード」は、ヘルシンキの街を自分の足で歩く観光客にとっては、とても魅力的なカード。
というのも、主なメリットとして、
- トラム、市バス、市営フェリーなどの公共交通機関が乗り放題。
- 30ユーロの循環観光バス(オープントップバス)が無料。
- 25ユーロのヘルシンキ沿岸遊覧船が無料。
- フィンランド国立博物館など20以上のミュージアムの入場料が無料または割引。
このほかにも、指定された店のショッピングやレストランも割引となるほど、大変重宝するカードなのです。
私は、ミュージアムには、特別な興味があるわけではありませんが、オープントップバスと遊覧船には乗るつもりでいたし、トラムも何回か乗るだろうと計算し、68ユーロをはたいて、48時間のREGIONを手に入れました。
68ユーロは確かに高いですが、オープントップバスと遊覧船に乗れば55ユーロですから、カードをかざすだけで乗れる利便性を考慮すれば、お得と判断しました。
ちなみにCITYとREGIONの違いは、通用するエリアのようです。
空港のあるエリアまで入っているREGIONを選べば、最後に空港に行くときのバスも無料になるかなと、REGIONを選びました。その差、7ユーロでしたし。
なお、24時間とか48時間という有効期限は、最初に使ってから計算されるようです。
なので、カード裏面には、いつまで使えるのか忘れないように、手書きで利用開始時刻を記入する欄がありました。
さて、無事に「ヘルシンキカード」を手に入れ、ほっとして振り返ると、ビルの隙間からヘルシンキ大聖堂が見えました。
マーケット広場で遅い朝食
まだ時間はあります。マーケット広場をブラブラ歩いてみます。
これが、「ヘルシンキカード」で乗れる遊覧船のようです。
ここヘルシンキも、ストックホルムに負けず劣らず「水の都」のようです。
マーケット広場の真ん中に立っているモニュメント。
マーケット広場には、こんな感じの露店が何軒も並んでいます。
こんなファーストフード屋さんも。
眺めているうちに、お腹がすいてきました。考えてみれば、朝食まだでした。
おいしそうな匂いが漂っています。これはサーモンの丸焼き?
これは、イカやオニオンのリングと小魚。
この小魚、名前なんて言うんだろうな。とても美味しかったです。
山盛りの小魚の下には、野菜もありました。
これで12ユーロ。けっして、安くはありません(笑)
腹ごしらえして、さらにマーケット広場を散歩。
マーケット広場というだけあって、食べ物屋さんだけでなく、いろんなものを売っています。
マーケット広場の一番端から見えるウスペンスキー寺院。
ヘルシンキ大聖堂のほうに歩いてみます。
ツアー客? 郊外学習?
ヘルシンキ大聖堂です。
その前に広がる広場は元老院広場。
しばらく眺めていましたが、そろそろ、トラムに乗って、フェリーターミナルに向かわなくてはいけない時間です。
では、元老院広場を後にして、トラムの停留所をさがしましょう。