さて、だいぶ暑くなってきていますが、「仏歯寺」に向かいます。
実は、ロード沿いには、けっこういろんなレストランが店を出してます。
セイロンティキャビン。帰りによってみますか。
クイーンズホテルの軒下を通って・・
仏教徒でいっぱい! 仏歯寺の参道
仏歯寺の前へ。もう、朝の雑踏がはじまってました。
あそこが入り口かな。
でも、なんとなく湖畔沿いを歩きたくなって、こっちの道を選びます。
ところが、なかなか中に入れません。ずっと続く、黒い柵。
景色はいいです。
まだ続く柵。
ようやく終点が見えました。途中からは入れないようですね。
素直に正門から入ればよかった・・
観光客というより、ほとんどが地元の仏教徒?
彼女たちが手荷物検査を受けて、中に入っていきます。
男性用のゲートはすいていたので、あっさり通過。
私は、何の変哲もない観光客。でも、歩いているのは、みんな仏教徒。
こりゃ、失礼がないようにしないと・・
八角形の堂。
お寺に入る際は、裸足でなければいけないとのこと。でも、すでに裸足の人たちもいます。
現在8時半。開門時刻です。
でも、開門と同時に、こんなに多くの参拝者がいるとは思いませんでした。
みんな、ここでくつを預けるんですね。
でも、どうやって、預ければいいのか、わかりません。
しばらく、たたずんでいると、「あっちだよ」と指さされます。
ほう、外国人用の窓口があったのね。なるほど。
靴を脱いで預けると、預かり証をもらいました。
なくさないようにしないと、旅の後半は裸足になってしまいます。
裸足で地面の上を歩くのって、何年ぶりだぁ・・
ひ弱な足の裏。地面の凸凹が痛い・・
みんな、裸足でも平気?? 私は、痛い・・
すごい数の参拝客。へたすりゃ、足を踏まれます(笑)
そして参拝料は1,500ルピー(約1,050円)。
世界遺産だし、まあこんなもんかと思うけど、現地の人にとっては、けっこう高いお値段のような気がする。
ひょっとして、純粋な仏教徒はもっと安いとか。
入り口をくぐると、すぐにこんなトンネル。
丁寧に描かれています。
巡礼者のすごい熱気。
おお、あの歯は? もちろん仏陀の歯ではありませんが、みなさん、手を合わせています。
私も、手を合わせます。
私と同じような観光客発見。神妙にお祈りしています。
この寺には、本物の仏陀の歯が納められているそう。
紀元前543年の話です。スケールが大きすぎます!
裸足で巡礼 スリランカの聖地
混んでいて、どれが巡礼ルートかわからないんですが、人の流れに任せます。
さすがに、スリ警戒モード全開ですが、仏教徒の方々は、皆さん敬虔で、寛容です。
こういう状況でカメラを構える異国人(つまり私)にも優しい。
こちらも、できるだけ礼節を欠かさないように、恐る恐るシャッターを押します。
ほんとに、皆さん、真剣に巡礼。
仏教のお寺ですから、祈っている人は、シンハラ人ということでいいんですよね。
仏教徒の方の敬虔な姿勢が、迫力として伝わってきます。
この熱気、いつもこんなにすごいんでしょうか。正直、驚きです。
透き通った岩から削った仏陀の座像。
素朴に思う。仏陀が悟りを開いた場所と、ここセイロンって、けっこう離れてる。
仏歯を、ここセイロンに持ち込んだ理由って、何だろう?
時が経つにつれ、ますます増える巡礼者。
外は、もう、灼熱の太陽が照り付けているでしょうが、寺の中は、意外と涼しい。
いったん外に出て、博物館へ。
ここ、博物館だよね?? たぶんそうだと思いますが、お祈りしてる人も多く、実は、こちらが本堂かな、と思ったりします。
この歯のかたち、ほんとすごいよな。
ミュージアムだから、観光客も多い。そんな中、巡礼に熱心な仏教徒。
彼らの目には、私たちの行動は、どう映るんでしょうか。
正直、ほんと、申し訳ない。
私は、ただ旅の思い出に撮影しているだけで、神聖な場所や行為を汚すつもりは全くありません。
と、言い訳したいです(笑)
絵もいっぱい飾られています。
これは、当時をそのまま描いているのでしょうか。
おお、いきなり弥生時代! 日本にも仏教が伝わったころでしょうか。
裸足にもだいぶ慣れてきましたね(笑)