2026年5月5日。こどもの日。
私は日本から遠く離れたポーランド・クラクフで朝を迎えました。

朝6時に起床して、旧市街のホテルからクラクフ駅まで歩きます。

本日は旅の最終日。
これからワルシャワに移動して、6時間ほど街歩き。
夜の便で日本に帰国することになっています。
5/7と5/8も休めば9連休になるんですが、私の会社はそんな融通はきかない。
つくづく欧米の会社が羨ましいな・・・

クラクフ本駅でのひととき

平日の朝なので、すでにトラムが忙しく走り出しているクラクフ本駅の駅前。

さて、発車まで40分くらいあります。

腹ごしらえでもしますか。

32ズゥオティ(1,440円)のサンドイッチをほおばります。

そして、クラクフ駅の朝の表情を見学。

どこの国でも、朝のラッシュはこんな感じなのね、と妙に納得する光景でした。

ところで、乗る列車は7:25発の高速列車グディニャ行き。

グディニャというのは、ポーランドの北部でバルト海沿岸の街。
私は、この列車でワルシャワまで行くんですが、列車自体はポーランドを南北に縦断する長距離列車です。
そして時刻表はこんな感じ。

チケットはwebで簡単に買えます。
せっかくなので、最優等車両ファーストクラスをリザーブ。
142.45ズゥオティ(6,100円)でした。

6,100円と聞いても、毎回の食事代が5,000円近くかかってるので、ファーストクラスなのに全然高いという気がしない。
クラクフ→ワルシャワが293kmなので、東京から豊橋と同じくらい。
日本のひかりのグリーン車が12,760円であることを考えると、ポーランドの鉄道は激安なのかも。
では、3番線にのぼりましょう。

高速列車ペンドリーノ クラクフ駅を発車

ホームに上がると、反対側に停車していた客車列車。

プラハから乗ってきたのと同じようなコンパートメント車両は、ポーランド西部のポズナン行きでした。

さて、こちらがワルシャワ方面行き。

ところで、列車を予約してから知ったんだけど、この列車はポーランド国鉄の看板列車ペンドリーノ号。
イタリア製の振り子電車だそうです。

振り子電車とは、日本にもある、カーブでは車体が傾くことで速度を落とさずに走れる仕組み。

クラクフ→ワルシャワ293kmを2時間55分だから、表定速度はちょうど時速100km。
在来線なのに、なかなかの快速です。

そして、私が予約したのは、そのペンドリーノの最高峰1等車。

1等車の車内はこんな感じです。
さて、私の席71はどこかな・・・

71シートは1列シート側でした。

7:25定刻に発車です。ワルシャワまで2時間55分の旅。

ところで、旅立ち前に、ポーランドの列車事情を簡単に調べたら、昨今のロシア情勢の関係か、鉄道は撮影禁止になったとのこと。
たしかにスパイ防止のため、そんな法律も制定されたようだけど、観光客がふつうに撮る分には大丈夫で、明らかな撮影禁止エリアや、信号機やポイントなどの設備、貨物列車などを執拗に撮る行為でもなければ咎められることはなさそうです。

そんなことを考えてると、メニューが配られました。

ファーストクラスは食事付きみたいです。

一番上のクロワッサンにコーヒー。

それにアップルジュースをオーダーしました。

乗り心地もよく、快適なポーランド列車旅のはじまりです。

軽食が供されるペンドリーノ・ファーストクラス

食堂車もついてるみたいだけど、さすがのファーストクラス。

軽食がついて6,100円なら、さらに安い。

だって、クラクフ駅のサンドイッチは1,440円もしたんですよ^ ^

見てると、アップルジュースを飲んでるのは私だけ。
みなさん、ミネラルウオーターのようです。私は子供だ(^ ^)

ポーランドの平原を列車は進み、

ヤヴォルズノという駅に停車しました。

地図で見ると、かなりクラクフから西に来ている。
てっきりワルシャワへまっすぐ北上するのかと思ったら、違うようですね。
そして、郊外に出ると、ペンドリーノ号は一気に加速しました。

その心地よい加速感の中で軽食が配られます。

みてると、なんだかミニサンドイッチみたいなのが美味しそう。

新鮮な野菜たっぷりって感じですね。

私はこれ。フカフカのほんとに美味しいクロワッサンで大満足です。

途中、線路工事か、10分くらい平原の中で停車することもありましたが、

基本的には、時速200kmでポーランドの大地を快走。

快適すぎて眠くなってしまうペンドリーノ号の旅。
クラクフとワルシャワの所要時間が3時間程度なら、旅客は飛行機でなくて列車を選ぶでしょうね。

時計を見れば10時20分。
ワルシャワという文字で着いたかな、と思ったら、一つ手前のワルシャワ西駅。

そして、定刻を10分ほど遅れてワルシャワ・セントラル駅に到着です。

ペンドリーノの快適な旅でした。

帰国便の出発は22:50。
だから、ちょうど10時間あります。
だいぶ駆け足にはなってしまいますが、世界遺産ワルシャワ旧市街の街歩きぐらいは堪能できるでしょう。
