【成田⇒ワルシャワ】ポーランド航空LO080直行便はグリーンランド上空経由だった話

さて、人によっては最大12連休などと呼ばれた2026年のゴールデンウイーク。

私はつつましく5連休。

12連休にできる会社が羨ましい限りですが、世の中、そういう制約があるからこそ工夫するし、知恵も絞るんだと開き直りながらNEXに乗っています。

といいながら、5連休の前夜。

会社を定時に退社できたことにほっと安堵。

5連休前夜なのに、ガラガラのNEXに気持ちよく揺られてました。

初搭乗 ポーランド航空にチェックイン

成田空港第1ターミナルに到着。

南ウイングには、スターアライアンスのお馴染みのロゴが並ぶけど、若干虫食いなのが気になる。

そして、NEXと同じように、ガラガラどころか、人一人いないコンコース。

とても、5連休前夜の光景とは思えないけど、わがポーランド航空ワルシャワ行きは22:50。

要するに、本日の最終便。そりゃ、ガラガラになるわ。

なんか、いつも深夜便を利用する私が来る時間がこの時間帯なので、成田空港は旅客に見放された衰退空港かと思ってしまうけど、成田の総発着回数は25万以上で2025年度は過去最高。

5年連続で前年度を上回る活発な運用状況らしい。

ポーランド航空のカウンターに寄って、チケットを発券。

昨今、小うるさいモバイルバッテリーなどのチェックもなく、キャリーの重量を計るでもなく、あっさりとしたチェックイン。

やっぱり、手元に残る、硬い紙のボーディングパスはいいよね。

シートは睡眠を稼ぐつもりで成田→ワルシャワは通路側、ワルシャワ→プラハは窓際をチョイスしました。

 

ところで、ここにやってくる1週間ほど前に、自宅でプチ騒ぎ。

何でみたのか忘れたけど、チェコやポーランドの入国条件を確認するとETIASが必要ということになっていて大慌て。

それに旅行保険の写しもいるみたい。

出発まで1週間しかないのに、クレジットカード会社には申し訳なかったけど、速達で保険証の写しを取り寄せ、そしてETIASの公式サイトへ。

すると・・・ETIAS will start operations in the last quarter of 2026.

って書いてあった。今年の第4クオーター、つまり10月から適用ということ。

まだ必要ないみたいだった。

ちゃんと速達で届いた旅行保険証写しは、ありがたく頂戴し、パスポートに挟んで持って行きます。

さて、たんに私の出国が遅いだけなんだけど、本日は閉店モードの南ウイングから出国です。

今回の旅は、シェンゲン協定により、パスポートにスタンプが全く押されない可能性が高い。

なので、いつもはスルーする日本出国のスタンプを押してもらい、42ゲートへ。

以前乗ったスクートの黄色い翼にこんばんは。

ユナイテッドのラウンジ前を通過するあたりで「ホノルル行きご搭乗の◯◯様〜最終案内で〜す!」と放送が鳴り響き、ANAのグランドスタッフが血相を変えて走り回ってる。

私も「◯◯様ですか?」と2回も尋ねられた、親切なANAグランドスタッフ。

ごくろうさまです。

42番ゲート。いつもながら、深夜便での出国は哀愁漂う感じが素敵だ。

その42番ゲートにも、搭乗客が徐々に集まってきて、

いよいよ旅立ちです。みた感じ、日本人と外国人は半々くらい。

ボーディング&何処に行くのかLO080便ワルシャワ行き

さて、ボーディング。

ほぼ1年前に確保したチケットを握りしめて旅立ちです。

ヨーロッパは2023年のルーマニア以来3年ぶり。

自分では、アジア、中東あたりが似合ってると勝手に思ってるけど、ヨーロッパのイメージは歴史は深いし、行けるとなるとやっぱり嬉しい。

 

そう考えると、働き者の私にとってGWはほんとに我が世の春。

GWに関して人それぞれの思いや考え方があると思うけど、私にとっては感謝しかない。

GWがあるから5月という爽やかな季節にまとまった旅ができる。

思えば、仕事の不調も頼もしい部下がまとめてくれた。

雨も止んだし、いつもながら運のいい旅立ちに感謝しながらボーディングブリッジに吸い込まれて行きます。

9割方窓際をゲットするのに、通路側。

プレミアムエコノミーのすぐ背後でした。

連休前なので仕事は多忙だったし、そもそも睡眠不足。

そして明日は、プラハ到着後、すぐに街を歩きはじめるので、熟睡するためのアイルシート。

でも、最前列だったら、窓際でもよかったかな。私のシートNo.は7Cでした。

あれ?

ワルシャワまで12,300kmもある?

それに、なんで東に飛ぶの???

旅は好きなのに、フライトコースとか全然知らない私。

この時点では、軽い違和感のみ。

機内が消灯されて離陸です。

ポーランドだからショパンかな・・・でもメガネかけてる?

誰だかわからなかったけど、後で調べたら、ポーランドの画家ユゼフ・メホフェルでした。

そしてCAさんの(モデルさんの)機内安全ビデオ。

通路側だから外は見えない。

でも前方モニタを見てると、なぜか機が太平洋を目指してる。

よくある、いったん太平洋に出てからUターンしてユーラシアを目指すパターンかな、と思いきや、ひたすら北東へ。

機はまもなく日本海溝上空。

ふだん、欧州直行便なんて乗ったことないから、この時点で、まだ東回りルートを疑わず。

もう、国際線飛行機200回以上乗ってるのに、そういうのに疎すぎる。

それよりも、いただいた食前酒とおつまみが楽しみ。

おつまみはナッツ。

赤ワインで、無事の旅立ちに乾杯。

食前酒が終わっても、すぐに機内食の配膳にうつる気配がないので、そのまま睡魔に襲われます。

ウオークマンとノイキャンヘッドホンから聞こえてきたのはZARDの「もう探さない」。

ほんとに、もう探さないでほしい、と言いたくなる気持ちいい旅立ちでした^ ^

それにしても、この旅が日付変更線を越える旅になろうとは。

欧州直行便は、ロシア上空回避措置によって、東回りルートになっていたのでした。

ということに、今頃になって気づきます。

欧州東回りルートでいただく機内食

離陸から2時間ほど、ようやく機内食の時間。

ぐっすり眠っていた私をCAさんが起こしてくれました。

なので、なにをオーダーしたのかわからず、寝ぼけまなこでフタを開けると、

なんだろ? チキンパスタかな。

パスタにしては、ずいぶんと太い気もするけど、

おや、でも、熱々のおいしい「チキンうどん」でした。

ごちそうさまでした。

このまま機は、ベーリング海を抜けて、北極海やグリーンランドを経由して飛ぶのだろうか。

それは、思いがけずも魅力的なフライトプラン。

しかし、夜間飛行だし、外は見えないし、飛行機は微動だにせず飛んでくれてるし、ヘッドホンをつけると、ふたたび深い眠りにつきました。

 

 

ほんとに、どこでも熟睡できてしまう、旅人としての本能のような身体。

ぐっすり8時間くらい眠って、目を覚ますと、機体の外がなぜか明るい・・・もう朝?

いや、朝になっていたという表現はちょっとおかしい。

要するに、北極圏を飛んでるから白夜なんですね。

なんだか、熟睡してしまったのがもったいなかった。

私の旅生涯で、まだ大西洋を横断したことはない。

これでも、世界一周したことになるのかな。

グリーンランド上空を飛んでヨーロッパなんて12,300kmで、14時間かかるはずだわ。

図らずも旅人生で最長不倒距離になる記念フライト。

そして機内での白夜体験。いい思い出になりました(^ ^)

フライトデータを見れば、あと3時間ほどで到着。

日付変更線も越えてるはずなんだけど、いま何時なんだかわけがわからなくなってきた。

8時間は熟睡したので、アタマと目だけはさえてます。

機はスカンジナビア半島上空へ。

グリーンランド上空を横断するところ見たかったな。

もう少し早く起きていれば・・・まあ、また機会はあるでしょう。

白夜の薄い光が、少しづつ濃くなってきました。

そのタイミングで朝食です。

フタを開けると、今度はパンケーキ。

ブルーベリーのクリームに、フルーツが美味しい。

質素だけど、欧州便の定番朝食のようなメニューでした。

そして、朝食のつまみを食べていると、

機内アナウンスが、まもなく着陸体制に入る旨を告げます。

ところで、ワルシャワって、こんなにバルト海に近かったんだ。

そして、ポーランドの隣国はドイツ。

55カ国渡航しているとはいっても、ほとんどアジアと中東。

だから、実はヨーロッパの地理に、それほど詳しくない。

そもそも、ドイツから西の欧州は、トランジットで寄ったマドリード以外は未知の世界。

だから欧州直行便がロシアの関係で東回りルートになっていることなど、まったくもって知らなかったんです。

でも、知らないからこそ旅は面白いとも言えるよね。

 

機は着陸体制に入りました。

エコノミーで14時間は、なかなか乗り出のある旅だった。

ワルシャワ空港到着です。定刻の6:05。

ワルシャワは帰国時に、ちょっとだけ街を歩くつもり。

今は2時間後のフライトでチェコです。

本日は5/2でGWの連休初日。いつもながらの弾丸旅が始まりました。