【ノルウェイ】5日目(その1) トロムソ ⇒ アルタ  プロペラ機でワープ

フライトは6時。昨夜、何時に起きようか悩みましたが、いちおう4時に起床。

トロムソの空港事情がどうであるのかわかりませんが、ふつうならフライトの2時間前までに空港入りするのが常道ですが、多分空港の規模も小さいし、1時間前で十分でしょうと、いつもの私のルールを曲げました。

2時間前に着くためには3時半前に起きなくてはなりませんから。

 

今日1日の予定は、

  1. 飛行機で、トロムソからアルタに移動。
  2. アルタ空港で、レンタカーを借りる。
  3. レンタカーでヨーロッパ最北端のノールカップまでドライブ。
  4. ノールカップから引き返し、アルタで世界遺産ロック・アートの見学。
  5. レンタカーを返して、アルタで宿泊。

と、こんな感じで、今日は、実は今回の旅のクライマックスなんです。

ノールカップまでドライブしていくのは、夢だった・・・

 

ところで、アルタからノールカップまでは、道路距離で236km。寄り道しながらでも4時間くらいで行けるはずです。

すると、往復で8時間。アルタのロックアート見学まで含めると、やはり弾丸スケジュール。

アルタ空港で7時にレンタカーを借りてから、20時に返すまで、13時間行動しっぱなしになるので、昨夜は22時前には就寝。体調は万全です。

 

ちなみに、ノールカップまでクルマを運転していくなら、ここトロムソからでも十分可能です。

しかし、トロムソからアルタまででも、300kmの道路距離。おそらく5時間くらいかかります。ということは、トロムソからノールカップまでは9時間ということになり、当日中の往復はほぼ不可能。

であるならば、この付近では、比較的町らしいアルタに泊まるつもりで、トロムソ ~ アルタの移動は飛行機にして、時間を節約しようと考えた次第です。

トロムソからアルタは、クルマなら5時間でも、飛行機なら40分ですから。

 

というわけで4時に起床し、そして、前夜オーダーしておいたタクシーを待ちます。

夜明けが2時半のこの季節のトロムソ。とっくに夜が明けてます。

トロムソ空港でのひととき

前夜のうちに呼んでおいてくれたタクシーが来て、空港まで送ってもらいます。

しかし、うわ、初乗りが110クローネ(1,310円)から。マジですか!!

トロムソ島の真ん中を突っ切るトンネルを抜けて、約10分で空港に到着。

タクシーのメーターは200クローネ(2,400円)になってました。タクシーに10分乗って、2,400円とは凄まじい・・・

しかし、これから乗る飛行機は、アルタまで往復で10,000円です。

いったい、どうなってるんだか・・

北欧は合理化の国。チケットの発券は、当たり前のように自動発券機です。

そして、バゲージドロップも自動。

とはいうものの、荷物がどこかヘンな所に行ってしまっては大変なので、キャリーバッグの積み込みは手伝ってもらいました。

チケットの自動発券機では、シートを選べなかったんですが、よく見ると「FREE」。

飛行機の自由席は、はじめてです。

手続きに要した時間は10分ほど。まだ5時前です。

用心して、6時のフライトに対して4時40分頃来てしまいましたが、5時過ぎぐらいでも大丈夫でしたね。

そして、保安検査を通過。

しまった、と思ったのは、ワインオープナーを預け荷物に入れずに、持ってきてしまったこと。

でも、なんのお咎めもなく、通過できました。

各国によって、保安検査の事情が異なるのはわかりますが、ノルウェイのこれはこれで怖い・・

アルタ行きは、ノルウェイの航空会社ヴィデロー航空。もちろん、はじめての搭乗です。

外気温は6度ですか。

プロペラ機から見下ろす北極圏の大地

搭乗時刻が来て、滑走路へ。小型のプロペラ機です。

 

定員は40人くらいでしょうか。さて、窓際は空いてるかな。

搭乗率が半分くらいでしたから、乗り込んだのは20人ほど。難なく、窓際席をゲットできました。

機体が小さいので、どこに座ってもプロペラや羽が見えるんですが、私の席はタイヤの真横でした。

着陸の瞬間など、迫力ありそう。

モニタなどないので、機内安全設備を説明するCA。

機体が動き出しました。小さなタイヤが、必死にアスファルトを蹴っています。

 

そして、ふわっと浮き上がります。

そして、タイヤが格納される。

面白い! こんな瞬間、初めて見ました!

トロムソの町を眼下に見下ろします。

トロムソの町が消えると、スカンジナビアの大地が。

飛行時間は、わずか40分。それでも、CAは大忙し。なにか売りにきました。

 

これはフライトサービス。おいしいチョコレートでした。

いつもながら、飛行機という乗り物の不思議さを感じます。

いくらレーダーでわかっているからといって、よく目的地の方に向かえるものだ、と思います。

こんな急峻な山をひとっ飛び。あっさり、300km離れたアルタに、たった40分で着いちゃうんですから。

ヨーロッパ最北エリアを飛行している実感。

スカンジナビア半島は、少しづつですが、隆起しているとのこと。

長年大地を覆っていた雪や氷が溶けてなくなって、重みがなくなったから、ということらしい。 

このプロペラの回転だけで、空を自由に飛びまわれる、人類の技術はほんとにすごいな・・

ずっと乗っていたい。40分で着いてしまうのが惜しい。

高度を下げはじめたようです。もうアルタかな。

雲を突き抜けて、海岸線が見えてきました。

地上を走れば、おそらく5時間。それが空を飛んで40分。

ほんとにワープした気分です!(^^)!

そして、アルタの町。胴体からタイヤも出てきました。

このあと、タイヤが滑走路にぶつかる大迫力のシーンがあったのですが、残念ながら、着陸時の衝撃で、撮れていません(笑)

海岸に面したアルタ空港に到着。なかなか楽しいフライトでした。

こうして見ると、飛行機がいっそう小さく見えます。

海から吹いてくる風が冷たいです。ここアルタは、北緯70度にわずかにとどかず、北緯69度98分。

 

空港の建物の中に入ります。

到着と出発のロビーが同じ空間? なにか珍しい構造です。

壁に貼られたポスター。

右が、これから向かうノールカップ。左が、「アルタ博物館」にあるロックアート。

両方とも、これから、私の目で確かめに行きます。

右往左往したレンタカーのレンタル手続き

さて、定刻6:40にアルタ空港に着きました。

今日の行動は、丸一日レンタカーとともに行動します。

レンタカーのレンタル時間は7時から20時として、日本からWEBで予約しています。

 

レンタカーのカウンターはいくつも連なっていますが、まだどこも開いてません。

7時になったら開くのかな・・・ ところが、7時になっても、オープンする気配がまったくなし。

いったい、どうなってるんだろうと、空港の外に出てみました。

 

ショップではなく、いきなりパーキングに向かうのかな・・・??

それとも、パーキングのどこかに、詰め所があるとか・・??

すぐそばまで原生林が迫るアルタ空港。って、見とれてる場合じゃありません。

もう、とっくに7時は過ぎ、7時半になろうとしています。そして、寒い。

 

空港の職員に尋ねようにも、出発、到着ともに当分フライトがないのか、一人もいなくなってしまいました。

スタッフは、職員エリアにはいるんでしょうけど、空港のコンコースは、私1人の貸し切り状態。

なんか、とても不思議な光景ですが、それを楽しむ気分ではありません。

レンタカーが借りれなかったら、どうしよう・・・

今日、ノールカップまでドライブするのは、今回の旅の最大の楽しみだったのに・・・

正直、ノールカップ行きの断念を、半分くらい覚悟しました。

 

途方に暮れて、誰もいない空港コンコースのベンチにたった1人呆然と座っていると、私の予約していたレンタカー会社「Budget」のカウンターのシャッターが突然上がり、中に黒人が現れました。

すぐに駆け寄り、クーポンを見せると、手続きが始まりました。

いちおう事が進みはじめたので、とりあえずほっとします。

よかった・・・

外国でレンタカーを借りるのは、これで4回目ですが、今までのどれよりも、あっさりした手続きでした。

そして、クルマへの立会いもなし。

一番驚いたのは、返却の仕方。

一応聞いたんです。だって、返却予定時間は20時。朝7時に出勤してこないスタッフが、20時までいるわけがない。返せなくなったら、もっと大変。

すると、ガソリンを満タンにしてクルマをパーキングに止めたら、キーは指定された紙袋に入れて、返却BOXに入れればOKとのこと。

いくらデポジットを預かっているにしても、すごい合理化だな。それとも、これは世界的な流れ?

当初の予定より50分ほど遅れましたが、それでも手続き時間は10分もかかりませんでした。

キーに記されたナンバーを見ながら、パーキングへ歩きます。

クルマは、スズキのスイフトでした。ひょっとして、ノルウェイは、レンタカーの記号がZHとか?

排気量がどのくらいかわかりませんが、速度メーターは220キロまでの表示。

そして、当然左ハンドルで、マニュアルミッションです。

今回はwifiがないので、mapsmeを頼りにノールカップまで走行します。

つい30分前までは、レンタカーが借りれないのではと途方に暮れてましたが、運転席に座って、シートベルトを締めると、気合が入ってきました。

北極圏のドライブ。スタートです。

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