さて、陽も少しづつあがってきて、暑くなってきました。
ボロブドゥールのふもとにて
ベンチに座って、集合時間まで時間調整です。
なんかガイドさんが説明してるな~、と思って近づいてみると、
欲望にまみれた人間の落ちる「欲界」を描写したレリーフとのこと。
でも、欲がなかったら、人間とはいえないよね。文明を発達させた原動力も、欲そのものだし・・
ま、「欲」だけじゃいかんよ、ってことなんだろうな。
さて、集合場所に戻りましょう。
ホテル「マノハラ」のレストランは、すごい賑わい。全員、宿泊者? たぶん違うだろ。
ここが集合場所。
おお、ボロブドゥールのミニチュア版がありました。
欧米のお姉さんたち、疲れきっています(笑)
朝早かったんだろうから、無理もない。
ここまで送ってきてくれた運転手が現れ、「もう少し、ここで待て」とのこと。
そして、これをくれました。
あけてみると、これが入ってました。
タオル?ひざかけ? ・・・?? 用途がわかりませんが、記念になりました。
しばらく待ってますが、一緒に来た約10人は、みんなバラバラに。
このまま別の見どころに行ってしまうようです。市街に戻るのは、私のほか数人。
あの運転手が、一生懸命振り分けています。
別の運転手が、私を含めた5人ほどを市街の各ホテルまで、送り届けてくれました。
街はとっくに起きだしていて、相変わらずバイクの数がすごい。
フルーツが美味しいジョグジャの朝食
ホテルに戻りました。
今日の予定は、街を歩くこと。
その前に、遅い朝食といきますか。
朝早かったし、軽いボックスランチだけだったし、いっぱい歩いて、おなかはすいてます。
ホテルからすぐだったので、昨日と同じお店に入りました。
アメリカン モーニングセットをオーダー。
旅してて、朝食は和食をって気分になったこと、あんまりないなあ。
フルーツの量もすごい。そして、おいしい。
ベトナムもフルーツ豊富でしたが、インドネシアのほうがいい。
なぜなら、ちゃんと冷やして出てくるから(^^)v
冷え冷えのパイナップルは、とってもおいしかったです。
マリオボロ通りをブラブラと
さて、お腹もいっぱいになったところで、マリオボロ通りの散策と参りますか。
マリオボロ通りは、ジョグジャきっての目抜き通り。
地元の人?も記念撮影。今日は、土曜日です。
では、このマリオボロ通りを南にひたすら歩きましょう。
気温は高いのに、そんなに暑さを感じないのが不思議。
そりゃ、エジプトの45度と比べるわけにはいかないけど、何でだろ?
昨日乗ったトランスジョグジャのバス停。
トランスジョグジャの行き先が一目でわかります。
でも、今日は徒歩のほうがいいや。
民芸品を売る出店。
インドネシアの庶民料理かな。
スリなんかも多く、決して治安がいいわけではないらしいですが、今のところ平和な雰囲気。
いくつもの通りと交差しますが、ひたすら南下。
この先には、王宮があるようなので、そこへ行って見ます。
こういう通りをぶらぶらするのは、ほんとに楽しい。
中国風の大門があったので、入ってみました。
ところが、何もなし(笑)
すぐ、引き返しました。
ずーっと、続く露店の風景。
インドネシアでは、4つの宗教を国で認めています。
なので、4つの宗教にともなう祝日も存在します。
イスラム教が国民の8割以上を占める国で、クリスマス休暇がある国って、珍しいんじゃないだろうか。
でも、違う価値観を共有できる国っていいよね。
道行く人の表情に、敵意に満ちたものなど、ひとつもありません。
ジョグジャ。戦争がなく平和な街。うなずけます。
時刻は、ちょうど昼の12時。
マリオボロ通りの南の方まで来ました。
クラトン(王宮)
あれが、クラトン(王宮)ですね。
土曜日の入場は13時まで。なんとか間に合いました。
正面からは入れず、西側に回ります。
入場料は7,000ルピア。写真をとる人は、プラス2,000ルピア。
いずれにしろ、全部で約75円。
よく磨きあげられたタイルが美しいです。
ジャワ建築の最高傑作とのことですが、何もないですね(笑)
私の感受性が足りないだけ?
さらっと見て、足早に出口へ。
こいつには驚かされました。本物かと思った・・
クラトン(王宮)は、値段相応の感じでした。
さて、午後はどこへ行こうか。
「~歩き方」を眺めて、ショートトリップできそうな場所を物色します。