夕暮れのヴィトシャ大通り スラヴ系美男美女で賑やかなソフィアの目抜き通り【ブルガリア旅行記 #10】

ソフィアの街を歩き回るだけの本日のスケジュール。

明日の朝早くソフィアを発ってしまうので、ソフィアとはあと数時間でお別れ。

我ながら、なんたる弾丸日程だとは思うけど、正味5日間でブルガリアからルーマニアに渡り、3つか4つの街を見学したいとなればどうしてもこうなってしまう。

地下道を歩きながら、ふとそんなことを考えます。

夕暮れの国立文化宮殿への散歩

地下道を出て、あてもなく歩いているようですが、時間がないんです、そんなことはない。

グーグルマップにあった「イーグルス ブリッジ」。

由来はわかりませんが、たしかに鷹です。

橋の下には、小さな流れ。この水も、最終的には黒海に流れ着くのかと思うと、大陸の広大さをあらためて感じます。

この小さな流れに沿って南下。いよいよ、ソフィアの街が夕暮れに包まれてきました。

うまく表現できませんが、この旧共産圏といった感じの建物にグッときてしまう。

キリル文字も旅情をかきたてる。

いちおう、「国立文化宮殿」というところを目指して歩いてます。

夕暮れの訪れとともに、家路を急ぐソフィアの人たち。

なんとなくデンジャラスな感じの路地。

2㎞近く歩いたかな。あれがソフィアの総合文化センターともいえる「国立文化宮殿」です。

「国立文化宮殿」前広場でのひととき

会議室などだけでなく、テレビ、ラジオの放送局にコンサートなどの会場もある、まさにソフィアのライブ会場。

しかし、広場の噴水は止まってました。

宮殿の向こうには山が隠れていそうです。

あの山こそが「ヴィトシャ山」。標高2,292m。雪をかぶっています。

あの山のふもとには、「ボヤナ教会」という世界遺産もあります。

バスで簡単に行けるらしいんですが、本日の行程では無理でした。

20度近くまで上がっていた気温も、夕方になり急速に冷え込んできました。

ソフィアは標高550mの高原都市です。

ベンチに座って、広場を行く人々を観察。

日本人どころか、東洋人の顔はまったく見かけません。

広場の北には、ソフィアきっての目抜き通り「ヴィトシャ通り」があります。

そこを北に向かって歩いていくと、ソフィア中央駅、すなわち今夜の宿に出ます。

「ヴィトシャ通り」で夕食をすますつもりで、ぷらぷら歩いていきますか。

夕暮れの「ヴィトシャ通り」でサーモンサラダを食べてみる

ソフィアの繁華街「ヴィトシャ通り」。

突き当りには、数時間前に見学した「聖ネデリャ教会」のドームが見えています。

なんだか、道がつながった気がします。

お土産も売ってます。

振り返れば「ヴィトシャ山」がそびえたっています。

「ヴィトシャ通り」と名がついたのもうなずけます。

ソフィアの街にも雪が舞うことはあるんでしょうね。

ブルガリアのスラヴ系美男美女が賑わう中で、アジア人がたった一人。孤独感最高潮w

そして、マスクにしばられない行動を久しぶりに楽しみます。

日本では仕方なくルールにしたがってますが、私はマスクはキライです(^ ^)

さて、お腹すきました。通りには、所狭しとレストランが並んでます。

ランチは、ブルガリア料理をがっつりいったので、軽めでいいかな。

店はたくさん並んでるんだけど、すっと入れてしまう店が少ない。

私が勝手に気後れしているだけですがw

これは、ボリュームありすぎだろ。

ここにしよう。酒を飲みながら、なにかつまめそうです。

うわ、入って失敗・・・スモーキングバーだった(^^)

でもなんか、ポコポコやってるんだよね。水タバコか・・

ま、いいや、なににしよう?

これでいいや、サーモンサラダね。

タバコの煙が身を包んでいく。日本では絶対に許容できないシチュエーション。

でも、なぜか、異国だと平気なんだよな・・勝手に郷に入ってるのかな(^^)

よし、ワイン到着。

魚料理でも赤ワインにしてしまうのが、私の悪いクセ。

本日の旅に乾杯。

いよいよトワイライトですね。

おお、サーモンサラダも到着。

けっこうボリューム多かった。

でも、美味しいサーモンにエビでした。

ワイン3杯、よっぱらちゃって、いくらだったか忘れましたw

※あとでクレカの決済情報調べたら24レヴァ(1,776円)でした。ボラれてないよね。

日の暮れたソフィアの街

さて、すっかり夜のとばりの降りたソフィアの街を、宿に向かって歩きます。

けっして治安が良いとは言えないソフィアの街を、酒に酔って、夜歩くなんて・・・

でも、賑やかな通りなら大丈夫でしょう。

それにしても、ほんとにトラムが多い。

聖ネデリャ教会のところで、ヴィトシャ通りは終わり。

ここからは人気も少なくなります。気を引き締めないと。

さっき見学した「セルディカの遺跡」。

ソフィアは古代から城塞都市だったんですね。

闇に浮かび上がる「バーニャ・バシ・ジャーミヤ」。

夜のほうが綺麗です。

あちらは「マリア・ルイーザ・ホテル」という4つ星ホテル。

急に人通りが少なくなって、酔いがさめますw

おお、昼間見たライオン橋。

ほんとにトラム多いけど、雪が降ったら線路大丈夫なんだろうか?

これだけの間隔で走らせてるとなると、運転手の確保も大変だろうな。

このへんは、治安が悪い場所。ホテルの灯りが見えてホッとしました。

そして、ソフィア・セントラル・ステーション。

明日の早朝、この駅から列車に乗って、ルーマニアとの国境の街ルセを目指します。

やっぱり、街の中心部ではなく、駅に近いホテルにしておいて正解だった。

今日は早く寝ましょう。

今回のブルガリア&ルーマニア4泊7日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。