さて、いよいよというか、ようやくというか、ミャンマー最大の聖地「シュエダゴォン・パヤー」です。

黄金に輝くシュエダゴォン・パヤー
当然入り口では、物々しい警備。
私が日本人とわかると、掌を返したように、WELCOMモードになるのも面白い。
今まで見た限りでは、空港職員なども含め、お役所の上から目線は全くありません。
このあたりは、中国の公安などとは、大きく違うところかな。
ところで、入り口で購入したチケット。またシールのようなものをくれました。
パヤーを訪れるたびに、シールを貼っていたら、Tシャツがシールだらけになりますね(笑)
最大の聖地ということで、料金も若干高め。とはいっても8,000チャット(640円)です。

シールは記念に持って帰ってきちゃいました。
104段の階段で上がることもできますが、運転手もいるのでエレベータで上に。

参道の門から中に入ると、いきなりまばゆいばかりの建物。

そして、灼熱のタイルの上を、裸足で歩く人々。

予備知識なしで、来てみましたが、境内はすごく広い。
その広い敷地に、ピカピカに磨き上げられたタイルが敷き詰められています。
タイルじゃなくて、大理石かな?

それにしても、この黄金色。
この金箔、本物なのかな。本物だとしたら、よく強奪されないよなぁ。

光り輝きまばゆいだけじゃなく、建物も高い。

いたるところに祭られている仏像。

仏像も高く、そして大きい。
運転手は、その仏像一つ一つに拝んでいきます。

広い境内の中心に立つ仏塔。

これがまた、高く巨大! 高さは99.4mとのこと。
ほんと、どれだけの金が使われてるんでしょうか?
たぶん、部分的には、本物の純金も使われているんでしょう。
「~歩き方」によると、使われている金箔の数は8,688枚だそうです。

参拝するビルマ人も、やっぱり暑いのかな。
日陰で涼をとっています。

仏塔を中心に、右回りに、境内をめぐります。


「~歩き方」によると、この仏塔の歴史は2,600年前から。
「タポゥタ」と「パッリカ」という商人兄弟が、インドでブッダに出会い、8本の聖髪をもらいうけ、この地に奉納したのがはじまり、とされているそうです。
紀元前585年の話。ペルシャ戦争の起きる前。なんともスケールの大きなストーリーです。

サングラスしてないと、目がおかしくなります。

ピンボケになってしまいました![]()
言い訳じゃないけど、とにかくまぶしくて、AFがうまく定まらないのは気のせい?
でも、善男善女のみなさん、映像に向って参拝しています。とても敬虔な光景です。

ここにも寝ている寝仏様。

聖なる水?

金と白の競演です。

鏡面のようなタイル
床の掃除も大変でしょう。
ゴミ一つ落ちてないので、裸足で歩いても、異物を拾って痛いということはありません。
しかし、繰り返しになりますが、熱い(笑)
ほんと、ビルマ人、慣れてるとはいっても、よく我慢できるものです。

子供の姿も多い。
将来の発展が約束された光景。

仏像に寄りかかって、休んじゃっていいのかな・・
親しみの湧く光景。

ミャンマーにも、日傘という習慣があるようです。

ふんだんに金が使われていても、ケバケバしさをあまり感じないのは、うまく白と調和させてるからかな。

ヤンゴンの外から来たビルマ人たちでしょうか。
運転手が、即席のガイドをしてあげています。

いちおう、これで1周。

名残惜しいので、もう少し南参道の周辺を眺めていきます。

細部まで、よくつくりこんでますね。

それにしても美しい大理石(だと思う)の床。

仏塔が映るほどですよ。
この芸術を維持する、床磨きやさんにも脱帽。

それぞれの思いがこめられた仏像群。



イランのモスクの仏教版とでも言うのでしょうか。
この鏡を敷き詰めた壁面がスゴイ。

ゆっくり回ったら2時間と「~歩き方」にはあります。
私は、1時間で駆け足参拝。

では、シュエダゴォン・パヤーに、敬意をこめてお別れです。

このまま階段で降りることもできるのですが、いかんせん足の裏が痛い(情けない・・・)
エレベータで降ります。

私の足を案じて、「そこで、待ってろ。」と、小走りにクルマを取りに行く親切な運転手。

その間、ライオンのお尻でも眺めます。

さて、これで、運転手おすすめのヤンゴン・パヤー・ツアーを終了。
現在13時を回ったところ。
3時間ちょっとで、シュエダゴォン・パヤーを含め5~6箇所のパヤーを回ってくれたんだから、すごく効率がよかったです。

ヤンゴンの中心「クローバー・シティ・セントラル」ホテル
そして、今夜の宿泊地「クローバー・シティ・セントラル」に到着。
運転手さん、ありがとう!

チェックインは14時からだけどチェックインさせてもらえました。
すごく愛想の良いホテルスタッフですが、ビザの確認は真剣にやってます。

こぎれいな部屋で、冷房もガンガン入ります。
そして、値段がなんと1,800円!
シャワーのお湯の出が悪かったりしましたが、1,800円なら何でもいいです(笑)

シャワーを浴びて一息つきます。
パヤーめぐり、いろんなシールをくれたよなぁ。ミャンマーはシール文化なのかな。

部屋に備え付けのパンフレット類。
日本語だらけです。日本のビジネスマンが、よく泊まりに来るのでしょうか。

足の裏が痛く、よく冷やし手おきます。一息ついたら、ヤンゴンのダウンタウンを散策に行きますよ。ヤンゴンの日没は早いんです。