ハノイの名物料理「チャーカーラボン」を食べてみた【ベトナム旅行記2023 #12】

スタミナのつくベトナム料理を食べたいと思った。

毎月のように海外渡航をくり返し、猛暑&極寒の国々を歩いていたのは3年前。

そこから、3年間の自粛生活がはじまり歳もとった。

本日、炎天下の下を歩いていて、めまいを覚えて倒れかけたのは、体力低下の証拠かもしれない。

というのは、こじつけ。

それでも、しっかりとしたベトナム料理が食べたくなって、ホテルの娘さんに「なにか、ボリュームのあるベトナム料理のおすすめは?」と聞いてみた。

すると、彼女はなにやら言葉を発した後、私のスマホを手に取って、グーグルマップのある個所を指さす。

料理の名前は複雑すぎて聞き取れなかったけど、このお店に行けば、たぶん美味しいものが食べられるんだろう。

そう思って、今日も歩いたハノイ旧市街の通りを、西に向かって歩きました。

ハノイの名物料理「チャーカーラボン」を食べさせるお店

さて、このときはまだ、なにを食べるのか、かいもく見当もつかないまま、店の前へ。

やや、高級そうなつくりに逡巡しますw

が、すぐに愛想のいい若いお兄さんが出てきて、手招きしてくれました。

ちなみに、教えられたお店は「チャーカータンロン」という名前。

ここは、「チャーカーラボン」というハノイの郷土料理を食べさせる専門店だそうですが、ほんとにそのときは気づかず(^ ^)

店内はほぼ満席の盛況でした。

さあ、ほんとに、なにがなんだかわからないので、ただ座ってます。

ちなみに、メニューも出されてません。料理は1種類しかないのかな・・・

とりあえず、水分補給でハイネケンはオーダー。

魚と野菜の揚げ料理「チャーカーラボン」

そのうちに、野菜の大盛りがでてきました。なんの野菜かは、わからない。

そのうちに、店員さんが、運ばれてきた魚を鍋で揚げはじめました。

レシピがわからないから助かる(^ ^)

へえ・・こんなふうに盛ってくんだ。

見てるだけで楽しいぞ。

そして、かき混ぜます。

ほかに運ばれてきたのが、ソーメンみたいな麺と、ネギと、調味料と、ピーナッツ。

最初、ピーナッツはビールのつまみかと思ったけど、違うみたい。

物珍しいことばかりで興奮してると、なんかいい感じに揚がってきました。

店員さんが、ニコッと笑ってさがります。どうやら、もう食べてもいいみたいだ。

これが、ハノイの名物料理「チャーカーラボン」。

あとで調べてみると、魚は「らいぎょ」。野菜は香草。麺は米麺。

ピーナッツも入れて、調味料を垂らして食べると、なかなか美味しい(^ ^)

ニラが好きな人であれば、食感は合うかも。私は、ニラレバ炒めが大好物ですw

私は「らいぎょ」という魚を食べたのは初めてでしたが、繰り返しますが、このときは気づかないw

でも、身のぷりぷりした美味しい白身魚だなあ・・・と思いました。

副菜として、春巻きもやってきました。

ベトナムの春巻き、どれ、どんな味かな・・

なかなかイケます・・辛くした方が美味しい

ネギも美味しい。

店員さんが、頃合いを見ながら調理しにきてくれるので、ほんとに助かる。

私の顔に「ベトナム料理のこと、なにもわかりません」って、書いてあるんでしょうw

ちなみに、揚げている香辛料はターメリック。

これが、ハノイ伝統の郷土料理「チャーカーラボン」なのでした。

ピーナッツも、いい感じのアクセント

米麺が、ライスの代わりになるのかな・・麺も魚も弾力があって、箸がどんどん進んじゃいます。

ああ、美味しかった、お腹もいっぱいになりました。

ふと見上げると、お客は外国人ばかりだったw

ごちそうさまでした。

お代は、ビール込みでたしか20万ドン(1217円)ぐらいだったと思う。

「チャーカーラボン」、ほんとに美味しかったです。

夜市で賑わうハノイの夜

「チャーカーラボン」を食べて、ホテルに帰ってきて、忘れずに水分補給を行う私。

 

時は前後して、食事に行く前。

私は、郊外のバッチャンという街からバスで帰ってきたわけですが、そのホテルからバスターミナルにかけてがハノイの旧市街。

まさにバックパッカーたちが泊まるような安宿街などもあるエリアですが、ちょうどそこに、さっきの料理「チャーカーラボン」の名前がついた「チャーカー通り」というのがあるのでした。

私が泊まったホアンキエム湖のホテルの交差点の、背後に延びる通りが「チャーカー通り」。

その通り沿いには、「チャーカーラボン」を提供する店が複数軒を連ねていて、なかには老舗と言われるほど歴史ある店もあるそう。

そんなことから、この通りは「チャーカー通り」と呼ばれるようになったらしいです。

ただ、その老舗はたいへんな人気店で、ディナーともなると数日前から予約しないと席にありつけない。

そんなこともあって、ホテルの彼女は、私に別の店を紹介してくれたのでしょう。

というわけで、すっかりハノイ名物の「チャーカーラボン」、名前も味も覚えました。

 

時間を数時間巻き戻して、これはバスターミナルからホテルへ戻る時の風景。

「チャーカー通り」なんて、このときはまだ知らないから、てきとうに賑わってそうな通りを選んで歩いてます。

こんなところに鉄道線路があるんだと思ったら、駅でした。

そして、これからまさに夜市がはじまろうとしているハノイ旧市街。

アジアの各町の夜市は、それぞれに違うから面白い。

ハノイは、というよりもベトナムの夜市は、なんといっても、市場にバイクが入り込んでくるところ。

これは、台湾とも大きく違う。油断してると危ない危ないw

スパが多いのも、台湾とは違うところかな。

でも賑わいぶりは、さすがのアジア。

もう少し、この熱にひたっていたい。

明日で旅が終わってしまうのが、やっぱり悔しい(^ ^)

ホテル前に戻ってきました。

街歩きもしたし、文廟も、タンロン城跡も訪れた。

熱中症になりかけて、ホテルで休んだ。

夕方になって、路線バスでバッチャンという街を訪れた。

ハノイの名物料理「チャーカーラボン」を美味しくいただいた。

なにげに、中身の濃かった1日。

明日のためのアクエリアス。

ん? ポカリは日本と全く同じ味だったけど、アクエリアスは微妙に違う・・不思議。

さて、明日で旅は終わり。早めに寝て、行動に備えましょう。

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