タンザニア・モシの台所スワヒリ・ストリートのムブユニマーケットの風景

モシの古着屋マーケットまで早朝の散歩。

早朝すぎて、閑散としてたのが誤算だったけど、その帰り道、足はスワヒリ・ストリートのまわりに広がる生鮮食品のマーケットに向いています。

往きが1時間だったから、当然帰りも1時間。

ちょうどよい朝の散歩になりました。

スワヒリ・ストリートに広がるムブユニマーケット

調べたら、モシの食料事情は、この先にあるスワヒリ・ストリートの周辺に広がるムブユニマーケットにかかってるらしい。

スワヒリ・ストリートという、スワヒリ全体を表すような豪華な名前の通りは、メインストリートのマウェンジ・ロードの2ブロックほど奥まったところにあります。

近づくにつれ、商いの喧騒が聞こえてきそう。

キリマンジャロ山の麓に位置するモシ周辺は、火山性の肥沃な土壌と山からの水源に恵まれた、きわめて農業生産に適したエリアであるとのこと。

KARIBU SOKO LA MBUYUNIはスワヒリ語。

あとで翻訳してみると「Karibu = ようこそ、Soko = 市場」だから、「ムブユニ市場へようこそ」という意味ですね。

それにしても、あんな青々とした、いや緑色のバナナは初めてみた。

いわゆる「マトケ」などと呼ばれる調理用バナナですね。

黄色いバナナと違って、生なので硬いし甘みもない。

ジャガイモのような食感なので、肉やトマト、タマネギなどと一緒に煮込んだり、潰して主食として食べます。

そういえば、今回の旅に携えてきた植村直己氏「青春を山に賭けて」でも、そんな描写があります。

でも、私は、普段食べ慣れてる黄色いバナナのほうがいいな^ ^

スイカも大量に売られています。そして、日本のスイカとは形が違う。

まるでラグビーのボールのよう。

調べてみると、アフリカや欧米では、この楕円形型が一般的なのだそう。

もちろん品種の問題もあるけど、楕円形の方が、トラックに積みやすく、かつ衝撃に強いという特性があるらしい。

形もさることながら、瑞々しい赤色が鮮やか。

スイカはスワヒリ語で 「ティキティ・マジ(Tikiti maji)」 と呼ばれているそうで、Majiは「水」という意味。

まさに水の詰まった果実という意味になります。

その水の詰まったスイカのお値段は、1玉5,000シリングほど。

つまり300円くらいなので、日本と比較するととんでもない安さです。

(たぶん日本は地域にもよるけど2,000円くらい?)

こんな、キャベツの千切りの方法があるんですね。眺めてると、まるで職人芸。

その職人芸は、ちょうどスワヒリ・ストリートのもっとも繁華な一角で魅せられてました。

スイカやキャベツだけでなく、色艶のいいトマト、玉ねぎ、ジャガイモ、アボガドなどが山のように積み上げられたムブユニマーケットです。

とにかく、スワヒリ・ストリートを行ったり来たり。

ただ眺めてるだけで、楽しいマーケットでした。

こんな中、東洋人は私一人なので、すぐに「チーノ!チーノ!」とはじまってしまうのが少々面倒くさい。

でも、自称ガイドから勧誘される「キリマンジャロ!サファリ!」よりはいい。

いちいち断る必要ないですから^ ^

ムブユニマーケットでは、生鮮食品だけでなく、生活雑貨も売られてました。

衣料にバッグ、そしてサンダル・・・

時計なんか売ってるけど、買う人いるのかな。

マーケットの外れには、これまた少し変わった形のミナレットをしたモスクがありました。

ちょうど、ミナレットから突き出した拡声マイクから流れるアザーン。

モンバサでもそうだったけど、やっぱりムスリムの方の割合は多いみたいです。

さて、早朝から3時間ばかり歩き続けて、少し疲れました。いったんホテルに戻りましょう。

部屋に戻る前にテラスに寄ってみると、キリマンジャロはまだ姿を隠したまま。

モシ滞在はあと24時間。一瞬でもいいからアフリカ最高峰の嶺美な姿を拝みたい。