アルタのロックアート 北極圏の世界遺産【北欧旅行記 #21】

木々の隙間から、アルタの町が見えました。

町中に入ると、速度自動取締り機が。

カーナビが勝手に「近くにオービスがあります。」としゃべったのにも驚きましたが、スピードを出しやすい郊外より、スピードを出すと危ない町中に設置するのは合理的。

日本の警察も見習ったほうがいいです。

北極圏の世界遺産 アルタのロックアート

アルタの町は、海に沿って東西に伸びています。

その最も東にあるのが空港。そして、世界遺産でもあるロックアートのあるミュージアムは、最も西にあります。

したがって、アルタの町を東から西に走りきって、アルタ博物館に到着です。

レンタカーを返すのは空港。また、町のはじっこまで行かなくてはならないのは、ちょっと効率が悪いですが、仕方ありません。

まず、博物館の中に入ると、18時でも観光客がそれなりにいました。

ベランダに出てみます。

博物館の下に降りてみると、当時の生活の様子が模してありました。

これはこれで興味深いですが、肝心の「ロックアート」はいったいどこにあるんでしょう?

博物館の中のおみやげ屋さんをのぞくと、「ここでチケットを買うのよ。」とお姉さんに言われる。

そして、何も言わないのに「日本語ガイド」をくれました。

旅してると、だいたい中国人に間違えられるのに、ズバリ日本人と見抜いてくれて、ちょっと嬉しい。

そして、チケット代(110クローネ)を払った証として、シールをシャツに貼られます。

「ロックアート」は、博物館を出て、歩道沿いに歩いた岩場にあるそうです。

ちょうど、ガイドさんを伴ったグループが歩いているので、後ろをついていきます。

この「ロックアート」は、2000年から7000年前にもなる石器時代に描かれたもの。

1960年から70年にかけて発見され、1985年に世界遺産に登録。

さて、この北極圏の世界遺産とは、どんな「岩絵」でしょうか。

ん? たしかに、それらしい模様が見えますが、赤くなかったっけ・・・?

 

おお、ありました、ありました。

わかりやすく彩色がなされた遺跡は限られているようです。

でも、色を塗ってくれれば、それはすごい。トナカイの群れです。

これはクマだろうな。

 

この岩絵は、完全に自然にさらされています。

こんな大事な遺跡、よく風化してしまわないものです。

彩色が施されてない遺跡は、さすがに見つけるのに苦労します。

でも、じっと凝視していると、当時の生活の様子が浮かび上がってきます。

発見された数は、およそ6000点。

描かれている場所ごとに、テーマがあるようです。

このあたりは熊狩り。専門家が見ると、複数の熊狩りの様子が描かれているようですが、当然私にはわかりません。

これは、ヘラジカが交尾している様子。

海洋生物かと思ったら、いまだ謎のアクセサリーとのこと。

トナカイ、ヘラジカ、熊の群れ。人間もみられます。

白夜と極夜がくりかえされるこの北極圏で、人類は6,000年以上も前から、狩をして生活していたんですね。なんか、ふつうに考えたらすごいこと。

 

このあたりは、狩りの様子がはっきりわかりますね。

 

ここで、遊歩道は折り返し地点。少し寒くなってきました。

海に近い側の遺跡になって、海に関係ありそうな岩絵が登場。

陸の上だけでなく、海上でも狩猟生活を送っていたんですね。

 

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