アライバルビザ取得にとまどうバーレーン国際空港&Uberでマナーナ市街オリエンタル・パレスホテルへ

さて、ようやく今回の湾岸諸国弾丸旅の1カ国目バーレーンに入国です。

女性がニカーブでフルに全身を覆う姿に、中東の深いエリアに入り込む旅のエモーション。

入国にとまどったバーレーン

さて、日本人がバーレーンに入国するには、事前にeVISAを申請して取得しておくか、到着時にアライバルビザを取得するかのどちらか。

私は後者を選びました。

では、そのアライバルビザはどうやって取得するのかな・・・

それにしても、鏡面のようなバーレーン国際空港のコンコースフロア。

ドーハからのカタール航空機。

搭乗客はたしかに少なかったけど、100人以上はいたはず。

それが、ほとんどいなくなってるということは、乗客はほぼバーレーン人だったということだろうか。

どこをさがしても、アライバルビザのカウンターが見つからず、そしてたずねる案内人も立ってない。

しかたなく、そのままイミグレの列に並びます。

外国人は、1人ひとりにけっこう時間かかってる・・・

ようやく私の順番に。

「ホテルの名前&場所」「携帯電話番号」「滞在日数」などを聞かれ、そのまま終わるのかと思いきや、

「マネーカード」「what?」「マネー!」

マネーカードってなんだろう?と思いながらも、アライバルビザの取得にカネがいるという、ある意味当たり前のことを指摘された気がして、あわててアライバルホールに戻る形で両替所に向かいます。

両替は、なかなか難しい、

というのも、滞在はたったの1日。

移動はUberだからクレカで済むとして、バザールでケバブなんか食べようと思ったら小銭がいるだろう。

さて、いくら両替したものか・・・

両替係のお姉さんに「アライバルビザはいくらくらい?」「メイビイ5ディナール」

というわけで50ドルほど両替。

多すぎる気もするけど、足りなくなるよりマシだし、今夜はホテルのルーフトップバーでお酒をいただくつもり。

その酒代になればいいかなと考えた次第。

再びイミグレに出向き、紙幣を出すと「ノー、カードオンリー」。

マネーカードって、クレカのことだったんですか???!

楽天VISAカードを差し出すと、タッチ決済であっさりイミグレ終了。

なんともチグハグなイミグレ一部始終でした^ ^

ちなみに、アライバルビザ代は5ディナール。約2,000円ほどです。

バタバタしましたが、めでたくバーレーン入国。

渡航国54カ国目の国となりました。

Uberでマナーナ市街のホテルへ

なんといっても、バーレーン滞在時間は正味24時間しかない。

明日の9:40のフライトでクウェートに向かうから、7時半にここに戻ってくるとして、正確には21時間。

どこまで歩いても鏡の中を歩いているようなバーレーン国際空港の中を速足で移動。

時間との勝負です。

だから、徒歩での街歩きが信条の私も、移動はすべてUberを使うつもり。

というわけで、空港の外に出ました。

冷房が効いていたコンコースから出ると、モワッとする湿気を含む熱気に包まれます。

32度と数字上はたいしたことなくても、体感温度35度は言い当ててます。

バーレーンは島国。湿気に包まれているのでしょう。

そして、Uberを呼び出すと、すぐに配車してくれました。

どうやら昼前にはホテルに着きそうです。

車種はわからないけど本革シートの高級車は、マナーナ市街に向けて快走。

窓から見るバーレーンの景色。さて、旧市街やバザールはどんな感じなのかな。

2年ぶりの中東の街との再会に、気持ちが昂って仕方ない。

そしてUber車はホテル前に横付けとなりました。

オリエンタル・パレスホテルにチェックイン

今回バーレーンで1泊お世話になるオリエンタルパレスホテル。

弾丸旅で時間がないときは、とにかく立地優先。

ダウンタウンであるマナーナ・スークのすぐそばのホテルをチョイスしました。

この辺りは、いわゆる4つ星や5つ星の高級ホテルが立ってるんですが、そんななかで3つ星、約6,000円で泊まれるのが魅力なホテル。

そしてフロントの兄さんは、明日のフライトを気にしてくれて、「9:40! オオ、ソーリー」

なんのことかと思ったら、6,000円のホテル代にはビュフェ朝食も含まれていて、その時刻が7時からだから間に合わない、ということらしい。

大丈夫、気にしてくれてありがとう(^ ^)

ほんとだ、ブレックファストは7時から、となってる。

そして、ポーターさんから受け取ったルームキー。

この素朴なルームキー、カッコよすぎる。

真鍮の重さも相まって「ザ!キー!」という感じ。

さて、お部屋は・・・

おお十分、綺麗じゃないですか。

これで6,000円なら文句なし。

トイレもシャワーもバスタブも清潔です。

バルコニーがあるというので、のぞいてみると・・・

ダウンタウンのはしっこの風景を見下ろせました。

2年前にジェッダの街に泊まって、ホテルの窓から見下ろした時を思い出す。

下町と背景に高層ビル群。これぞ中東です。

あのへんの高層ホテルは1泊3万円。

けっして高くはないけど、この短い滞在時間ではもったいない。

でも夜はルーフトップバーにおじゃまして、お酒をいただくつもりです。

バーレーンはなかなかお酒に厳しいお国。

 

ところで、日本からのロングフライトで、かるくベッドで仮眠したくなるような気だるい感じですが、時間がありません。

手持ち現金を確認して、さっそく街歩き開始です。