【成田 ⇒ ソウル仁川】エアロK(Aero-K)で行く2025年GW韓国ひとり旅

コロナ期を除き、毎年海外へ渡航していたゴールデンウィーク。

わざわざGWに海外へ?という向きもあろうが、海外に行ってしまえば向こうはGWではないし、往復の航空券が多少割高になるだけで、まったく不都合はない。

とはいうものの、2025年は、めったにとれない4月に3日間の休暇が取れ、4泊5日の成都行きを計画していたので、GWはノーマークだった。

久しぶりに、家でのんびりするGWもいいかな、と。

ところが、なんと休暇がオシャカになり、成都行きがキャンセルとなった(^ ^)

2025年GW 韓国往復6.6万円のチケット&K-ETAの準備

万一のため、キャンセル特約をつけていたのは幸いしたが、そうなると、やはりGWには出かけたい。

しかし、すでにGWまであと2週間。

すなわち、航空券も多少ではなく、かなり上がっている。

GWといえども、航空券に10万円以上はかけたくない。

そして、日々航空券は値上がりしていく・・・

私は一生懸命検索した。

チャットGPTにも相談したりして、いろいろ熟考した結果、行きがソウル、帰りが釜山からという韓国旅に落ち着いた。

航空会社も別々で、ソウル行きはエアロK。帰国便はエアプサン。

行きと帰りが異なる韓国のLCC。これで6.6万円。

安いのか高いのかわからないけど、ゴールデンウイークならよしでしょ。

そういえば、韓国ではチェジュ航空が務安国際空港で胴体着陸に失敗し、179人が亡くなる大惨事が起きてしまったばかり。

そして、2025年4月現在、ユン政権の罷免により、いわば暫定政権のような状態。

韓国旅行を敬遠する動きなどあるのだろうか。

 

韓国は、ちょうど2年ぶり。

2年のあいだに入国審査も変わり、今は「電子旅行許可制度(K-ETA)」が必要。

というわけで、公式ページを検索して、必要事項を入力。

日本語バージョンもあるので、楽勝でした。

GW前夜 日本列島は土砂降りの雨に襲われる&ギリギリ間に合う成田空港T3

さて、ゴールデンウイーク前夜。

2年ぶりに持ち出したワウパスと、SIMカードを準備して、職場から直接成田空港に向かいます。

ところが、2025年5月2日GW前夜は、バケツをひっくり返したような首都圏の天気。

そのため、日中、職場の昼休みに予約しておいた成田エクスプレス49号が来ない・・・

その前を走る総武横須賀線快速も遅延している。

JRを責めるつもりはまったくないけど、この快速とNEX、どちらが先に成田空港に着くのか聞いても「わかりません」を繰り返すのみ^ ^

そういうものなんだろうね。

私は社会のゴミ「カスハラおじさん」ではないので、自分の頭で考えることにする。

思考する頭を持たないバカな客に絡まれる駅員がかわいそうだった。

 

東京駅の時点で20分の運転間隔があいてるということは、先行する快速は、市川駅や津田沼駅では抜かれないだろう。

千葉駅で抜かれるかもしれないが、NEX49号は、幸い千葉駅に停車する。

そこで抜かれるようなら乗り換えたっていいし、千葉駅以遠で抜かれるようなことがあるなら、そのときはその時だ。

腹を決めて、快速エアポート成田のグリーン車におさまることにする。

乗ってしまえば、海外出国とはまるで無縁な、落ち着き払った車内。

どうやら、GW前夜といっても、こんな時間に成田から出国する旅行者は少ないらしい。

遅れに関するアナウンスも、それを聞く乗客もほぼいないまま、土砂降りの成田空港に着いた。

1時間前、ギリギリセーフ。旅運の強さには絶対の自信がある私(^ ^)

初搭乗 韓国のLCC「Aero-K(エアロK)」チェックイン

久しぶりに来る成田空港T3。

ていうか、この時間に来るのは初めてだ。

そしてエアロKという韓国の新参者LCCに乗るのも初めて。

でも、スタッフは、ギリギリ1時間前にやってきた私を邪険に扱わず、帰りのチケットだけ確認して、すぐに発券。

ほぼすべての人がチェックインした後だったので、ダメ元で「窓際ありますか?」

後ろの席でよければ・・・と、親切な対応だ。

そして、無料の手荷物も10kgまでと、これも良心的なサービス。

すべてが終わると、急にお腹が空いてきた。

今日のランチ以降、まだ何も食べてないんだから無理も無い。

機内食もでないだろう・・・

というわけで、出国直前の天ぷらそばです。

ちなみに、今回の旅のフライトスケジュールは、

  航空会社 便名 フライト
往き(5/2金) エアロK RF327 成田21:55 ⇒ ソウル仁川0:25
帰り(5/6火) エアプサン BX112 釜山7:50 ⇒ 成田10:00

と、こんな感じ、GW中、ずっと韓国にいるプランです。

成田 ⇒ 仁川 豪雨の中のフライト

天ぷらそば食べてる時間なんて、実はなかった。

T3にもAKIHABARAがあるんだ、なんて思いながら、急いで153ゲートへ。

途中で見かけたマニラ行きのジェットスター。雨に打たれる姿がいじらしい。

そして、こちらがエアロKソウル行き。

息せき切って走ってきたのに、ボーディングは30分遅れ。

機材到着の遅れによるもの。

要するに、今夜は、雨のせいで、すべての交通機関が乱れてるわけだ^ ^

それでも、ようやくボーディングの時間が来て、即席の地上型ボーディングブリッジをくぐって機内へ。

雨に濡れて光り輝くエアロKの機体。

親会社がいない単独経営のLCCで、初運航がコロナ真っ只中の2021年。

会社名は、韓国の英字スペルKOREAを、さかさまに読んだもの。

だから、まだ年数がたってないせいか、とても綺麗な機内です。

お、前方モニタがある・・・と思ったら、絵だったw

それよりも、GW前夜の出発というのに空席が目立つ。

私の隣も空席。

だから、GWは混むというイメージからくる先入観はやめましょう。

ターミナル3の文字が雨ににじむ中、機は滑走路へ。

離陸前に消灯されます。

こうしてくれると、雰囲気も高まるし、窓の外もよく見えるのでありがたい。

雨を切り裂いて加速するエアロK機。

ゴールデンウイーク中、5日間離れる日本にさようなら。

考えてみればGWは明日からだから、混み始めるのは明日なのかな。

こんな時間に乗れば、仁川到着は深夜。

こんな便で旅立つのも、私のような物好きだけなのかもしれない。

あらかじめ予約していた客だけに提供される機内食サービス。

客室乗務員の制服がジェンダーレスと聞いてたけど、あれがジェンダーレスなのかな?

雨雲の上をエアロK機は、ほぼ揺れずに飛び、ソウル上空へ。

こちらも雨模様のようです。

うわ素敵だね・・・やっぱり、飛行機は窓際に限るわ

仁川空港ターミナル1で夜明かし

定時なら0:25の到着が、機材到着が遅れた関係で、約1時間10分遅れの午前1:38。

さすがに眠いけど、イミグレ通過の後、ベンチで横になるつもりだからあわてません。

イミグレカウンターが4つしか開いてないので長い行列。別にいいです。

ていうか、私はヘッドホンで音楽を聴いてます(^ ^)

イミグレ通過後の時刻は2:18。

では、眠る前の最後の仕事。

水原行きのバスチケットを押さえておこう。

バスチケット売り場は簡単に見つかりました。

考えてみれば、仁川空港から直接バスで移動するのは初めてだな。

いつもは列車(AREX)です。

そして、バスは、けっこうこまかく行き先を選べる。

そして目でたく水原行きのチケットゲットです。

6:35発だから、3時間半くらい眠れるかな。

ようやく、気を抜ける時間がやってきました。どこで寝よう・・・

やっぱり誰も歩かない端っこがいいよね。

いちおう、スマホで目覚ましをセットして就寝です。

こんなことやってる日本人なんて私くらいかな、なんて思ってたら、私の隣にひとり旅らしい日本人女性がふらっとやって来て、横になってぐうぐう眠りはじめました。

恐れ入ります^ ^

今回の4泊5日朝鮮半島縦断ひとり旅の全行程・旅費などはこちらです。