【アディスアベバ⇒モンバサ】ボレ空港でのひととき&エチオピアからケニアへ

東京から1万キロ以上離れたアディスアベバ・ボレ国際空港の風景。

ランプバスから降りたって眺める景色に、距離感が重なり、なんともいえない気持ち。

遠くに行くだけが旅ではないけど、やはり遠さは旅愁を深めてくれる。

仁川の途中降機はあったけど、成田を昨夜21時に出て、15時間かけてエチオピアまで運んできてくれたB787-8機に敬礼。

ボレ国際空港でのひととき

さて、アディスアベバはフライトの最終目的地ではありません。

エチオピアの南の隣国ケニア、そのインド洋沿岸の街モンバサが、いったんの最終目的地。

だから、インターナショナル・トランスファーの列の上を歩きます。

ほとんどの乗客が、そんな感じでした。

アフリカを代表するようなハブ空港だから、乗り継ぎ客は非常に多い。

とんでもない行列だったけど、ゲートの数も多く、スタッフが的確に誘導してくれているので、列はどんどん進んで、降機から30分後にはセキュリティを通過できました。

そして、乗り継ぎ便のゲートを探します。

うわ、こりゃ壮観だ。私の便を探すより、美しすぎて見入ってしまう。

ケープタウン、ジュバ、ダルエスサラーム、キガリ、ザンジバル、キリマンジャロ、ビクトリアフォールズ、ウイントフック、アクラ、ロメ、モガディシオ、ラゴス、ヨハネスブルグ・・・

この空港から、アフリカ大陸のどこにでも行けるって感じ。

モンバサ行きはET322便、9:20の定刻でC1みたいです。

コンコースに出ました。

2026年8月7日6:44。意外とこういうのって、あとで思い出になったりする。

しかし、さっき滑走路は12度だったはずだけど、もう27度?

それとも予想最高気温?

ちなみにボレ空港は、標高2,318m。

日本には、こんな高いところに空港はおろか、街もありません。

だから、北緯9度とかなり南なのに、暑くはないんだよね。

とはいうものの、みなさん、着てるものがフル装備すぎる。

とりとめもなくハブ空港をうろつく。

最高に楽しいイベント。

しかし、ここらで、平和な国日本で油断しまくっていた警戒心を復活させないと、足元をすくわれます。

いま一度、パスポートや持ち物の管理を再確認し、気持ちを少しだけ「人を見たら泥棒と思え」モードに(笑)

ラウンジに行ってみようかとも思ったけど、この人種のるつぼのようなコンコースにいるのが楽しい。

C1ゲート前に行ってみましょう。

ボレ国際空港の利用者数は2024年度で約1200万人。

アフリカ最大のハブ空港なので、そこらじゅうにカフェや売店があって便利。

あらためてボーディングパスを確認。

夜間飛行の成田⇒アディスアベバは通路側を選んだけど、モンバサまでの2時間20分は、アフリカの大地が見たくて窓際です。

ET322便ボーディング開始

ボーディングがはじまりました。

まわりに日本人どころか東洋人すらいないこのアウェイ感がたまらない。

これぞ異国の旅、ゾクゾクします。

さて、ふたたびランプバスに乗って、

エチオピア機のたもとへ。

ランプバスはいっぱいだったけど、機体に飲み込まれてみると、それほどでもない搭乗率。

3✖️3のシート。737機かな。私の列は私だけ。搭乗率は6割ぐらいです。

窓際なので、ボレ空港の稼働の様子をじっくり拝見します。

わがET322便に荷物が積み込まれている様子。

みてると、運ばれてきた荷物に貼られたタグを読み取ってベルトコンベアに載せている。

反応すれば正しい荷物で、そうでなかったらはじかれるということかな。

すると、古いタグや、他のエアラインのアクセサリー類はつけておかない方がいいのかな。

そんなことを考えているうちに、機内安全ビデオ。成田から通算3回目の視聴です。

アディスアベバ⇒モンバサのフライト

さて、いよいよ離陸ですが、さっきのフライトボードでわかるように、アフリカ各地へのフライトが踵を接して並んでいるので、そう簡単に順番は回ってきません。

他の機の離陸シーンを見学しながら、離陸を待ちます。

いつも思うけど、よくぞこんなに重い物体が飛び上がるもんだ。

私には、その裏付けとなる揚力の仕組みがいまいち理解できない。

エチオピア機の背後にはボレの街が。

帰国の際は、ここボレ空港で8時間のトランジットがある。

もちろん意図して作ったんだけど、それを利用してボレの街を軽く歩いてみようと思ってます。

ようやく順番が回ってきました。

加速して、ふわりと舞い上がりました。

揚力の仕組みがわからないので、飛行機は加速して飛び上がるものだ、という先入観だけが私の裏付け。

でもその先入観で、飛び上がる時の気分は最高。

アディスアベバの街並みが眼下に広がります。

あの丘は、アディスアベバの街を一望できるという、メラタ・テララと呼ばれる丘だろうか。

空港がすでに標高2,300mなので、すぐに雲が窓の下を流れ、

一面の雲海になりました。

カチャカチャという音がして、機内食です。

成田を出てから4度目の機内食。

旅してると、何もしてなくてもお腹が空く。パンケーキにしました。

甘いストロベリーソースのかかった美味しいパンケーキ。

JALやANAの機内食は手が込んでるけど、私にはこれで十分。本当に美味しいです。

食べてるうちに、雲が消えて、なにやら不思議な光景。

国境を越えてケニアの大地に入ってるんですが、あの黒いのはなんだ??

と思ったら、雲の影でした。

そのくらい、大地と空が近いようにみえる。

でも、このあたりは、チャルビ砂漠といって、標高的には低く、常に熱風が吹き荒れる極めて乾燥した半砂漠だそうです。

そして、このあたりが赤道。つまり緯度0度。

そして、南半球に入ります。今回の12日間の旅は、基本的に南半球、南緯の世界です。

モンバサが近くなって、川が現れました。

しかし、これは実は川ではなくインド洋の海水と混ざり合うクリーク。

水路を埋め尽くすように密集している濃い緑は、マングローブの原生林です。

熱帯の沿岸部ならではの光景。

近づいてくるモンバサの街。

みると、家々はコンクリートブロックやレンガの壁で作られているようにみえます。

なんとなく親近感が湧いてくるね。

そして、機はさらに高度を下げ、

モンバサのモイ国際空港に着陸しました。

窓を通してでも、アディスアベバとは明らかに異なる空気の重み。

港町なので、標高はほぼありません(笑)

気温30度くらいが期待できるかな。

でも、なんだか、風通しを考えてつくられたボーディングブリッジ。

ランプバスではなく、ボーディングブリッジを渡ってコンコースに入りました。

時刻は12時。日本時間は18時。成田から21時間かかって、インド洋沿岸のモンバサに到着です。

東アフリカの旅が、いよいよはじまりました。