12年ほど前の2004年9月、シベリア鉄道に乗ってモスクワまで行ってきました。
国内のひとり歩きはよくする私ですが、外国は初めて。
つまり、私にとっての、最初の海外ひとり旅がシベリア鉄道です。
その時の体験で、海外ひとり歩きに病みつきになり、その刺激に満ちた数日間を記録したいとブログを立ち上げました。

と、さらっと言ってますが、旅は、私にとって、幼少のころからのあこがれ。
物心ついたときから、地図や地球儀を、穴があくほど眺めながら人生を過ごしてきました。
私は「バケットリスト」という言葉が好きです。
「バケットリスト」とは、「死ぬまでにやりたいことリスト」だそうです。
私の「バケットリスト」を100ぐらいピックアップすると、多分全部旅です(*^^)v
子供のころからのひとり旅は、今思えば、無意識のうちに、「バケットリスト」を消化してきたのかもしれません。

ところで、旅が好き、と言っておきながら、前述のように、海外ひとり旅は「シベリア鉄道」がはじめて。
社会人になってからの体験です。
これがきっかけで、時間的制約のある現役サラリーマンでも、考え方や工夫次第で、海外ひとり旅ができるんだ、すなわち、夢をかなえることができるんだ、ということに気づきました。
2004年のシベリア鉄道から、弾丸で頻繁に海外ひとり旅をするようになる2016年ごろまで12年もあいてるのは、ちょうどその間、子育ての時期にあたったから。
この12年間は、スキー、キャンプ、海水浴、そして、小学校に上がって、日本地理が少しわかるようになってからは、家族で、京都、伊豆諸島、小笠原などを旅しました。
そして、2人の娘を中高一貫の学校に入れてから、自分の時間を得たわけです(^ ^)

バックパッカーの皆さんからすれば、取るに足らない一サラリーマンの旅の記録です。
でも、なかなか体験できない、時間に追われ続けるスリリングな海外旅行です。
休暇も短く、要するに弾丸旅行です。
とはいうものの、写真だらけにして臨場感が伝わるようにしてますので、ぜひ、みなさんも、「行った気」になって、楽しんでいただければ幸いです。

少し追記しますが、このブログは日記です。
旅に出たことを記す際は「旅行記」になるし、日々の想いを綴るときは「日常」となる。
だから、多くの「旅ブログ」のような、ガイドブック的案内の要素は少ないし、記したことに記憶違いということもあるだろうし、そもそも時間軸を、わざわざ最新のデータに修正なんかしていません。
だって「日記」ですから。
私は、「自分の記憶こそ財産」という考えのもとに、学生時代から日記を書いてきました。

その日記がブログに代わっただけのこと。
このブログには広告の類を貼っていません。
だから、サーバー代やドメイン代は自己負担。
でも、大学ノート代がサーバ代に、時代とともに移り変わったんだ、ととらえています。
でも、このただの「日記」が時の経過とともにかけがえのない財産になる。
夜ふけに酒でも飲みながら、このブログを見返すと、「そんなことあったな・・・」とわけもなく感動してしまったりします。
そんなつたない日記でも、みなさんの参考になり、旅へ想いを馳せるような展開になれば、こんな嬉しいことはありません(^ ^)