朝6時起床。窓を開けてバルコニーへ。
そして、あまりに目まぐるしかった昨日の行動を思い出す。
朝、バーレーンに着いてから、「アル・ファテ・グランド・モスク」、「バーレーン要塞」、「ムハッラク地区」と回り、夜のマナーナ・スークでお茶を楽しんだあとは、「ダウンタウン・ロタナ」のルーフトップバーにて、ハイネケンで夜景鑑賞。
その「ダウンタウン・ロタナ」のアタマが見えてます。

「ダウンタウン・ロタナ」は泊まれば約25,000円。
泊まれないことはないけど、こちらのオリエンタルパレスホテルは6,000円。
寝るだけの6時間しか使わなかったので、4分の一の値段のこのホテルチョイスでよかったと思う。
チェックアウトしてUberを呼びます。

なぜかソファの横に置いてあった、昔懐かしいタイプライター。

早朝の道路は渋滞もなく、

あっさりと、私をバーレーン国際空港へ運んでくれました。

バーレーン国際空港でのひととき

24時間ぶりに舞い戻る形になったバーレーン国際空港。

たった1日でも、アライバルビザをめぐって、入国にバタバタした道中をデジャブのように思い出す。

さて、湾岸諸国弾丸旅の次のターゲットはクウェート。

フライトはガルフエア。歴史あるバーレーンの国営航空。

バーレーンからクウェートを往復で34,660円だから、円安のこの時期にしてはリーズナブル。

手荷物は重量を計ることもなくチェックインさせてくれました。

どことなくカタール航空のチケットに似てるガルフエアのボーディングパス。
めでたく6Fという窓際をゲットです。

朝ごはん食べてないし、コーヒーを飲みたいのでスタバへ。

美味しいクリームディニッシュにミドルコーヒーだったけど、なんと3.8ディナール。
1,570円です(^^)

1500円ぶん、しっかり味わって、バーレーンを出国。

クウェートのほか、リヤド、ダンマーム、アブダビ、ジェッダ、ドバイと、アラビア半島を旅している実感のわく行き先表示。

床がきれいに磨き上げられたバーレーン国際空港。

クウェート行き、ゲートは18Aです。

帰途には、4時間ほどトランジットの時間があるので、空港見学はその時でいいでしょう。

でも、わずか24時間の滞在に敬意を示すため、スーベニアショップでキーホルダーを買いました。

そして、ボーディングを待ちます。
日本人どころか、アジア人の姿をまったくみかけない雰囲気が最高に孤独感を感じる。

窓の外を見れば滑走路にガルフエアの機体が。

ゴールデン・ファルコン(黄金のハヤブサ)塗装がトレードマークと聞いてたけど、まさにその通り。

と思えば、こんなシンプルなカラーリングもあるんだね。

バーレーン⇒クウェート ガルフエアのフライト

さて、クウェート行き、ボーディング開始。

3✖️3のシート配列。

とても清潔なキャビンだけど、空調がめいっぱい効いてる。
暑がりの私が「クーラー冷えすぎ?」と思うくらいだから、相当強く効いてます。

そして、私の隣席は空席でした。

機体がゲートを離れました。

おや、エミレーツの尾翼。まあエミレーツ航空なら就航してるよね。

離陸です。

バーレーンの街並みにさようなら。

また来ることあるかな・・・

摩天楼もいいけど、四角くて低い建物が敷き詰められた街並みは中東そのものです。

機は、もやのかかるペルシャ湾岸へ。

クウェートまで1時間の空の旅。

雲はないんだけど、海面も見えない。太陽光で海水が蒸発してるんでしょう。

ガルフエア機から見下ろすクウェートの大地

さて、いくらフライト時間が短くても国際線なので機内食どうかな・・・と、期待してたら、ワッフルのようなパンをいただきました。

そして、ミネラルウオーター。

55カ国目の渡航となるクウェートに向けて水で乾杯。

眼下に広がるクウェートの大地。

平べったい砂漠に街が造られ、そのままペルシャ湾岸に接してる風景。
わけもなく感動してしまった。

こんなとこを撮っていいのかわからないけど、原油積出港だよね。

日本のタンカーもいるかな。

ふたたびクウェートの街。

F席にして正解だったみたい。反対側は、たぶん砂漠が広がるのみ。

赤茶けた景色は、砂漠の砂塵がそうしているのか、そもそも建物の壁面がそんな色なのか。
いずれにしろ、中東としか思えない光景です。

クウェートの国名も、ペルシャ湾も、イランイラク戦争や湾岸戦争にて知りました。
幼少の頃から「どんなとこなんだろう?」とつねに思い続けていたクウェートにいよいよ着陸です。
