飛行機に100回以上乗って1度も嫌な思いをしたことのない私は奇跡の人か? コロナ渦で思う国際線フライトの記憶

エミレーツ航空はドバイでのトランジットが楽しみ

実は、この格式高いエミレーツ航空。旅としては1回しか利用したことがない。

だから、多くを語る資格はないのだが、このエアラインを利用する楽しみは、ドバイでのトランジットかもしれない。

中東の中でも比較的治安の良いUAE。

簡単に空港の外に出ることができ、世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」を眺めることもできる。

しかし、登るためには、最低でも6時間のトランジットが必要と思われる。

超近代都市ドバイの高層ビル群をバックに走るメトロ。

 

空港の外に出なくても、おそろしく広いドバイ国際空港。

プライオリティパスでラウンジを利用するだけでも楽しい。

もちろん、お酒も飲める。

機内食は、中東らしくジャスミンライスだった。

キビキビとしたエミレーツのCA。

 

ドバイでトランジットの時間が少なくても、晴天率の高い砂漠。

暑さで多少もやっても、飛行機の窓から見えるブルジュハリファ。

 

イスラエルとも国交を樹立したし、コロナが過ぎれば、就航路線が増えるかもしれない。

エミレーツ航空搭乗記はこちら。

ドバイでのトランジットはこちら。

手軽にアフリカムードを味わうにはエチオピア航空で

日本に就航しているエアラインの中で、もっとも土着的ムードが漂うのはエチオピア航空かもしれない。

アディスアベバへの直行便なので、当然ともいえるがチェックインカウンター付近は、アフリカ大陸の雰囲気そのもの。

機内も、またしかり。

しかし、気のせいか、体の大きなアフリカ系の人用に作られたのか、座席の足元スペースは、少し広いように感じた。

グランドスタッフも「期待しないでくださいね」と言っていた機内食。

しかし、とんでもない。すごく美味しいサーモン弁当だった。

アディスアベバへ直行と書いたが、実際はソウル仁川で乗り換えになる。

 

乗り換え後の機内食は、豆腐とは書いてあったが「TOHU」。

半分しか食べられなかった(笑)

お酒の追加をオーダーしても、快く対応してくれるCA。

アフリカ大陸の上空で夜が明ける。

アディスアベバで、私はケープタウン行きに乗り換えたが、ここでのトランジットは非常にシンプル。

いちいち、搭乗客をコンコースまで戻さず、待機場でさばいてしまう。

エチオピア航空の本拠地アディスアベバのボレ国際空港。

私が乗ったのは2019年2月。

その1ヵ月後の2019年3月。

ボレ空港を離陸し、ナイロビに向かっていた旅客機が不幸にも墜落した。

お亡くなりになった157人の方に、ご冥福をお祈りします。

アフリカ大陸は、どんな路線もそれなりの長距離フライト。

飲み物のサービスの頻度が高かった気がする。

アディスアベバからケープタウンまで南下するフライト。

左窓には、運がよければキリマンジャロが臨める。

ケープタウン到着直前の景色。

生まれてはじめて見るテーブルマウンテンに胸が躍ったが、ここまで日本から24時間。

さすがに疲れた。

エチオピア航空搭乗記はこちら

エアアジア・ジャパンの事業廃止はショック エアアジアXは大丈夫か?

コロナ渦のせいで、ショッキングなニュース。

エアアジアジャパンの事業廃止である。

しかし、クアラルンプールを拠点とするエアアジアXは、当面継続らしいので、とりあえずはほっとした。

このクアラルンプールに拠点を置くLCC。

何度か利用したことがあるが、LCCのなかでは断トツに満足度は高い。

羽田を深夜に出るタイムスケジュールは、アジアを夜行バスのように移動できるからだ。

しかし、席はやはり狭い。普段は窓際の私も、エアアジアのときは通路側に座ります。

一夜明けてクアラルンプールに到着したエアアジアの機体。

クアラルンプール国際空港の滑走路を走るエアアジア機。

クアラルンプール国際空港は、首都から70km離れた密林の中にある。

だから、離陸する瞬間は、ジャングルから抜け出すようだ。

マラッカ海峡に浮かぶタンカーの群れ。

 

エアアジアは、CAの制服も機内のシートも真紅。カッコいいけど、目は痛くなる。

未明のペナン空港で、闇に浮かび上がるエアアジアの機体。

クアラルンプール国際空港は広く、プライオリティパスのラウンジもあるので、トランジットの時間を楽しく過ごせる。

ところで、エアアジアには「ホットシート」なるものがある。

追加料金6,300円を払えば、最前列に座れ、足をのびのび伸ばせるというもの。

チケットの原価は34,000円なので、乗り移る乗客は少なかったが、私は羽田までの7時間を快適に過ごしたかったので奮発。

断然ラクだ。

 

酒ももちろん有料だけど、音楽聴きながら、酒飲んで窓の景色を眺められて、こんな幸福な行為はないと思う。

 

エアアジア搭乗記はこちら。