総合点ではトップのアテンド ANAはやはり世界に誇るエアライン
日本のエアラインでは、マイルの関係で、私はANAびいきである。
しかし、乗っていて思うのは、やはり企業としての総合力の高さ。
客を囲い込むビジネスモデルから、CAの接遇、グランドスタッフのきめ細かな対応にいたるまで、さすが日本の企業と思わせる体験を何度もいただいた。
泥だらけのまま預け荷物にしたキャリーが、綺麗になってターンテーブルに出てきたことも。
コロナ渦で閑散とした機内でも、忠実に職務をこなすCA。
ANAのビジネスクラスは、空の上の超空間。
もちろん、キャッシュで払えるはずもなく、マイルをためての搭乗。
親切なCAさんのおもてなしを受けながらの、メキシコまでの13時間半が忘れられない思い出。
メキシコの帰り、太平洋の真上。
そこで、うなぎの蒲焼を食べたのも、一生の思い出。
ANAのグランドスタッフは、海外でも、日本と同レベルの対応をしてくれる素晴らしさ。
ご迷惑をかけたのは、デリーからの帰り。
赤ワインを飲みながらうたた寝。プレミアムエコノミーのシートを汚してしまった。
ANAは、エコノミーの機内食だって、日本風土豊かなバリエーション。
飛行機に乗る機会がなく、マイルはたまる一方。
はやく、特典ビジネスを押さえて、あの夢空間のようなビジネスクラスで空の旅がしたい。
それもそうだけど、ANAは間違いなく日本のフラッグシップ企業。
政府も資本投下して、この危機を官民一体で乗り切って欲しい。
安くなった株価は、買収リスクの高まりということを、日本政府は理解しているだろうか。
ANAのビジネスクラス搭乗記はこちらをご覧ください。
エコノミー搭乗記はこちら。
JALも負けてない シックな雰囲気のビジネスクラス
ANAをひいきにしてるのは、けっしてJALがキライなわけではなく、マイルの関係。
しかしカタール航空やエミレーツ航空などに乗れば、JALのマイルもたまる。
そして、たまったマイルで乗ったのが、桃園(台北)⇒成田。
考えてみれば、これが、国際線フライト、最後の搭乗になっている。
ビジネスの機内食は、美味しい和風ハンバーグ。
CAさんの気配りも、ANAにひけをとりません。
桃園空港で利用したJALのラウンジも快適なつくり。
ANAマイラーなので、なかなか乗る機会が訪れないJALだけど、さすが日本のエアラインと思ったビジネス搭乗でした。
ANAに比べると、JALはメディアに騒がれていないように思える。
しかし、台所事情は同じでしょう。
数年かかるかもしれないが、コロナ渦は必ず過ぎ去る。
ANAもJALも、それまで、形を変えずに生き残って欲しい。
JALビジネスクラスの搭乗記はこちらです。
カタール航空は現役サラリーマンのためのエアライン
旅好きのサラリーマンにとって、カタール航空はこの世の春。
このエアラインがあるから、効率的に、そして安価に中東方面に旅ができるといっても過言ではない。
羽田を深夜に出て、翌朝にカタールの首都ドーハへ到着。
そこから、中東各地や欧州へは、何本もフライトが出ている。
まさに、時間に縛られている現役サラリーマンに、「弾丸旅行ならカタール航空」と言わしめるほどの便利なエアライン。
ターキッシュについで、利用頻度の高い航空会社である。
機内食をいただいて、一眠りすれば、そこは中東の大都市ドーハである。
私にとっては、東京駅の駅舎よりも、ドーハ・ハマド国際空港のクマちゃんを見る機会のほうが多い。
ドーハ市内観光ツアーに参加すれば、一夜明けてのこの光景。
飛行機を魔法の絨毯と感じる瞬間。
読めないアラブ文字が、旅人の孤独感をいっそう高める。
中東のハブ空港に停泊中のカタール航空の機体。いまはどうしてるのだろうか。
カタール航空の見せ場は、なんといっても、ドーハ・ハマド空港への着陸シーン。
路線によって異なるかもしれないが、左窓から砂漠の中の大都市ドーハの煌びやかな夜景を観賞できる。
イスラム系エアラインなのに、アルコールも給士してくれる心遣い。
カタール航空について、まとめた記事です。
カタール航空搭乗記はこちら。