お酒を飲むのに少々苦労する国
イスラム圏に限らず、お酒を飲むのに苦労する国があります。
もちろん観光客が泊まる高級ホテルや高級レストランなどでは給士される場合もあるでしょうが、私のような庶民的旅行者は、ほんとに、酒を探すのに苦労する場合があります。
私の訪問国で、「お酒に苦労した国」を紹介します。
インド
まあ、いろんな意味で敬虔な国ですからね。
とうとう、街中でお酒に出会うことはなかったです。
高級レストランに入れば、あったのかもしれませんが。
下は、帰りのコルカタの空港ラウンジでいただいたワインです。
イラン
イランでの飲酒は、外国人も厳禁らしい。
街中でもまったく見かけませんでしたが、一説によると、闇市場で買ったお酒を市民は自宅で飲んでいるようではありますが。
下の写真は、「ビール!」と思って飛びついたら、ノンアルビールでした。
こんなのが売られてるってことは、やっぱり飲みたいんじゃないの(^_^)
エジプト
エジプトでは「ステラビール」が有名で、ホテルのボーイにチップをつかませると買いに行ってくれたりもします。(自分で買いに行くには、売ってるお店がどこにあるのかわからない)
ひょっとしたら、公然とは売ってないのかも。
お店の陳列棚にある飲み物をつかむと、ノンアルビールだったりします。
まあでも、数日間旅した感覚では、お酒は禁止されてるけど、「白昼堂々と飲まなければいいんじゃない?」と、そんな感じでした。
だって、こんなお店もありますから。数はすごく少ないですけどね。
ルクソールのその店主は、黒いビニール袋に入れて、ハイネケン4本を私に売ってくれました。
やっぱり、公然とお酒が出歩いてはいけないんでしょうね。
インドネシア
インドネシアのお酒事情は、大変厳しいそうです。
これは、政府の方針でアルコールの販売が禁止されているから。
私は、ジョグジャカルタのホテル近くのバーでお酒を飲みましたが、これは奇跡に近いようです。
酔っ払った状態で街を歩くのもタブーですので、ホテルのバーで飲むのが一番いいですね。
チュニジア
チュニジアでは、お酒で苦労する理由は、売っているお店を探すのが大変、ということです。
高級レストランに入れば、まあ飲めますが、市中のスーパーでは売ってないところが多い。
下の写真は、世界遺産の街スースの新市街のスーパーです。首都チュニスのスーパーでは、お酒は見かけませんでした。
スリランカ
ここも、チュニジア同様で、売ってる店を探すのが大変で苦労する国のひとつです。
話しかけてくる兄さんに、「お酒売ってるお店、どこ?」と聞けば、バクシーシがはじまりますし(笑)
ブルネイ
この国は、いっさいのアルコール販売が禁止されていますが、ムスリムでない外国人に限り、ワインやウイスキーなら2本、ビール缶なら12本まで、入国時に申告することで持ち込み可能です。
私も、日本からワイン2本を持っていって楽しみました。