スカンジナビア航空搭乗 アルタ ⇒ トロムソ【北欧旅行記 #23】

昨日はバタバタしたけど、疲れもあって白夜の中を快い睡眠。5時半に起床し、出発です。

この完全セルフホテルって、使ってみると、けっこう合理的でいいのかも。

メールを受信できる人しか泊まることのできないホテル。高齢者の行動がすべてに優先される日本社会では、絶対無理だろう。

同じ高齢社会であるのに、北欧と日本との違いは何なんだろう??

儒教社会とキリスト教社会の違いかな・・・

そんなことを考えながら、クルマを運転し、空港に返却しました。

 

アルタ空港のひととき

3度目のアルタ空港。昨夜のことなのに、なんとなく懐かしい気分。

空港の中に入ると、昨日の閑散がうそのように賑わっていてほっとします。

そして、レンタカーのキーを、予定より10時間遅れで返却します。

この件は、Rentalcars.comに報告しましたが、お咎めなし。

それどころか、お詫びのメールとともに、次回利用できるクーポン券までいただきました。ありがとうございます。

オートチェックインマシンを操作。スカンジナビア航空のチケットと、バゲージクーポンが発券されました。

7:35発のスカンジナビア航空は、ノルウェイの首都オスロ行き。

だからトロムソで降りる私は、途中降機するわけです。

荷物を預けます。一応念のために、トロムソですよ、と言っておきます。

午前6時になって、ますます増える搭乗客。行き先が首都のオスロとあっては当然ですね。

 

簡単な保安検査があって、セキュリティエリアへ。

さすがに、このエリア内は、朝早くても営業しています。

いつもながら、ローカル空港の雰囲気は好きです。

飛行機との距離が身近に感じられるのも、ローカル空港のいいところ。

スカンジナビア航空は初搭乗。トロムソまで35分の旅。

ゲート前まで移動します。あれれ、トロムソは雨模様かな。

  

アルタ ⇒ トロムソ 空の旅

ボーディング開始。

窓から見てると、荷物が積み込まれます。私の荷物は、ちゃんとトロムソで降ろしてね。

首都オスロ行きなので、機内はほぼ満席です。

スカンジナビア航空は、はじめての搭乗ですが、日本にも就航しています。

そして、嬉しいことにアライアンスはスターアライアンス。

ANAのマイルも貯められるぞ、と思いきや、極端に安い航空券ということで、予約クラスがマイル積算対象外でした(笑)

 

隣のゲートには、昨日乗ったヴィデロー航空のプロペラ機が到着。やっぱり、トロムソからやってきたのかな。

離陸開始。アルタには、ほぼ24時間いたことになるんだね。ではさようなら。

考えてみれば、昨日は一度も太陽を見なかった。それはそれで、最果ての地らしくていいんですが、その雲を突き抜けます。

プロペラ機ではないジェット機のスカンジナビア航空機は、フィヨルドを見下ろしながら南西へ。

海水浴でもできそうな海の色。

 

山の頂には万年雪。

トロムソの町が見え、高度が下がります。

スカンジナビア航空の乗客はほとんどがオスロまで行くようで、トロムソで降りたのは10人もいませんでした。

1日ぶりに舞い戻ってきたトロムソ。

荷物を受け取ってロビーを出ると、今まさにバスが出発するところ。

あわてて、運転手に声をかけると、これは市内に行くバスではないと言って、親切にも、後方から出発しようとしていた市内バスターミナル行きのシャトルバスを止めてくれました。

ありがとさんです(^^)

  

これは、シャトルバスなので100クローネと高かったですが、路線バスはいつ来るかわからないし、100クローネとは言っても、タクシーの半分以下です。

 

気温は14度ですか。今日は、丸1日トロムソの観光です。

窓外を眺めながら、どこをどう回ろうか考えます。

シャトルバスはバスターミナル行きですが、ホテルの近くを通りかかったので、降ろしてもらいます。904番バスでした。

 Radisson Blu Hotel(ラディソン ブル ホテル)にチェックイン

予約しておいた、ラディソン ブル ホテル。トロムソの繁華街に近く、バスターミナルにも近い立地です。

入ってきた私をにこやかに向かい入れてくれたフロント嬢は、部屋のチェックインまでさせてくれました。

てっきり、荷物を預けて、夕方まで待つしかないかなと思っていたので大感激です!(^^)!

このラディソン ブル ホテル。トロムソのホテルの中では高級のほうに属するでしょう。宿泊代は12,000円です。

クマの人形です。

まずは、部屋に入って落ち着きましょう。部屋のある建物は別棟にあり、これは渡り廊下です。

渡り廊下から見えた景色。

 

そして、これが私の部屋。

時刻は9時を回ったばかりです。

まずは、洗濯物がたまっているので、それを全部洗って、部屋中に飾り付けました。

  

部屋の窓から見えるトロムソ湾。

今日は、あの対岸にあるストールシュタイネンにに登って、トロムソの町を見下ろしてみよう、なんて考えます。

ストールシュタイネンとは、大陸側にそびえる標高421mの山です。

対岸には、北極教会も見えました。

早くチェックインできたので、少し朝の二度寝をしてから出かけようと思ってましたが、景色を眺めているうち、一刻も早く、対岸の山に登りたくなりました。

今日の午前中は、対岸の散策で決まりですね。

今回の11日間北欧3ヵ国&エストニア&ドバイ弾丸一人旅の全行程&旅費はこちらです。