ビーグル水道クルーズでマゼランペンギンに会う【アルゼンチン旅行記 #15】

ホテルから桟橋へ行く途中のギフトショップ。

ペンギンの人形がいっぱい並んでいます。お土産に買って帰るとしますか(^-^)

そのペンギン、見ることができるでしょうか。ビーグル水道クルーズのツアーに参加してきます!

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ビーグル水道ツアー参加の手続き

朝は閉まってたインフォメーションセンター。桟橋は、この向かいにあります。

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パッセンジャー・コントロール。それなりに長い航海ですから、いろんな手続きがいるんでしょう。

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ビーグル水道ツアーについて

ちなみに、ビーグル水道というのは、ウシュアイアが面している狭い海峡で、対岸はチリです。

そこには、ロス・ロボス島、ロス・ハバロス島、エクレルール灯台などがあり、それぞれアシカやウミウなどの繁殖地になっているとのこと。

これだけならツアーは2時間半コースですが、私は、欲張って上記に加えゲーブル島まで足を伸ばすツアーにしました。

だって、生息しているマゼランペンギン見たいじゃないですか(*^^)v

このコースの所要時間は5~6時間で、出発は9時または15時半。

15時半に出発なんて、ツアーとしてはずいぶん遅いなあ、なんて思ってましたが、考えてみれば9時に出発したツアーの船が帰ってこないと、次のツアーが出発できないし、なにより、15時半の出発だって、日没が21時過ぎだからノープロブレム。

ノープロブレムっていう言葉は、こういう時に使うんだよね。

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さて、チケットはすでに手に入れていますが、パッセンジャーコントロールで、何やら払わされました。

20ペソ。税金か何かでしょうか??

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桟橋には、お土産屋さんも連なっています。

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ビーグル水道を東へ 船の出発

船に乗り込みます。
乗り込む前に、チケットを見せて確認。危うく、手近な島を回る船に誤乗するところでした。

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乗り込んで、すぐ隣にあった売店。

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前方には、すでに先客がいましたが、人気のツアーと聞いてたけど、まだハイシーズンじゃないから、混んではいません。

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さて、いよいよ出航です。

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ツアー客は女性ばかりですね。

売店の店員さんも女性。出航すると、すぐくつろぎはじめました。

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ウシュアイアの街が離れていきます。
ウシュアイアって、ほんとに斜面にへばりついた街です。

右手には、まさにランディングしようとしている飛行機。
ウシュアイア国際空港。明日は、そこから移動の予定です。

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波は穏やかで、船は全然揺れません。快適な航海です。

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出航から約1時間。退屈しはじめたツアー客。

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外を眺めてれば、退屈しませんよ。
フィヨルドって見たことありませんが、こんな感じなのかな。もっとすごいのかな。

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エクレルール灯台付近のウミウ&アシカの大群

おおっ、最初の島に到着。ウミウと呼ばれる海鳥がいっぱいいます。

 

アシカもいます。

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ツアー客も甲板に出てきました。
みんな寒そうな格好してますが、風はなく、それほどでもないです。

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こりゃ、動物好きの人が見たら、たまらんだろうな。

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他のツアー船も来ました。

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寝っ転がってる姿が、なんともいえず、かわいい。

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さいしょは、ペンギンかと思いました。

すごいよ、この数。

おっと、これが、エクレルール灯台ですね。

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ペンギンのように見えなくもないですが。

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「地球の歩き方」によると、太陽光で発電しているとのこと。そんなに日照時間長いのかな。

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では、ウミウさん、さようなら~

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今度は、ゲーブル島を目指します。

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ビーグル水道のヨット発見。

天気も、曇ったり、雨がパラッときたり、晴れたり、大忙しです。

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あれは、何だろう。

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ゲーブル島までは2時間近くかかります。

退屈した女性陣が、ネイルアートをはじめました。

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話しかけられてわかりました。彼女たちはブラジル人。休暇を利用してアルゼンチンに来ているとのこと。

私のことを、プロのカメラマンだと思っていたそうです(マジか・・)

しょっちゅう、甲板に出たり入ったりしてたから。それに、20歳も年を若く見積もられました。

東洋人は童顔に見えるのかな。

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右窓に見えるのは、チリのプエルト・ウイリアムスの町
この集落が、正真正銘の世界最南端の村だそうです。

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もとは軍の施設しかなかったが、村に発展したそうです。

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甲板で景色を楽しむ老夫婦。

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退屈極まって、居眠りするブラジル人。

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船は、ひたすらビーグル水道を西に進みます。このまま行くと、大西洋が、
そして、その1,000キロほど南には、南極大陸が広がります。

あらためて、ものすごく遠いところへ来ている実感が。

パタゴニアの原野をバスで走り抜けた50時間。あっという間だったなあ、と、回想にふけります。

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今、この辺りですね。

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ほらほら、ようやく到着しましたよ。ゲーブル島です。

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ゲーブル島のマゼランペンギン

さっそく、いました! マゼランペンギンです。

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野生のペンギン、見るのはじめて。

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こりゃ、かわいいわ。

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上陸したいところですが、それはできないとのこと。

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一生懸命、ヨチヨチ歩く姿は、いじらしい。

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おっと、冷たくないのかな。

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ペンギンだもん、冷たいわけないですね。楽しそうに水浴びしてます。

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ペンギンさん、さようなら。

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帰りの船のひととき

ウシュアイアに向かって帰ります。さすがに、体が冷えたので紅茶を一杯。

私も、やることがなくなって、持っている紙幣をテーブルに並べてみました。

それにしても、2ペソが紙幣って、14円ですよ。

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並べているうちに、2種類の100ペソ紙幣があることに気がつきました。

アルゼンチンは、過去に何回もデノミを実施しています。その関係なのかなあ。

デノミって怖いよなあ。やっぱり、お金は、現役時代に使わないと。

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海を眺めてまったりしてると、アンケートが配られました。

当然、エクセレント! です。こんなに揺れない船ははじめて。

かっこつけてスペイン語で書こうと思いましたが、止めました(笑)

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夕闇の迫る窓外。時刻は21時です。

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ほんとにやることなくなって、今夜のレストランを物色します。

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地図にはゲレンデのコースまで載ってました。

私、スキー大好きなんですよね。もし、冬に来ることがあったら、ぜひチャレンジしよう。

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ウシュアイアの街の灯りが見えてきました。

ブラジル人たちは、カードゲームに興じています。

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時刻は22時。

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予定より1時間遅くなりましたが、無事に到着。

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みんなともお別れです。「チャオ~」と声をかけてくれました。

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フィッシュ料理のディナー

さて、お腹もすきましたし、レストランを探しましょう。

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昨日、ホテルのフロントでお勧めされたレストランの一つ。EL FARO RESTO。

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場所は、サン・マルティン通り沿い。

平日の22時過ぎなのに、賑わってます。

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まずは、赤ワインで、体を温めます。

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そして、スープ。

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で、お勧めをお願いして出てきたのがコレ。

白身魚と、魚介の盛り合わせでしょうか。主食はジャガイモ。

これはおいしい  白身魚の皮まで食べてしまいました。

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ウエイターにお礼を言って、店の外に出ると、日没の遅いウシュアイアにも、完全に夜のとばりが降りてました。時刻は23時。

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ホテルに戻ってきました。長かった一日が無事に終わりました。

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