トランプ政策が弾丸旅行者に影響をもたらすもの

昨年の11月5日。
アルゼンチン弾丸旅行からの帰り、ダラスの空港ラウンジで、私は、テレビモニタを見ながら、赤ワインを1杯いただいてました。

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テレビは大統領選一色。
私は、隣にいたアメリカ人男性に、冗談で「Which win?」なんて聞いたら、「トランプ!」という答えが返ってきましたが、その数日後、冗談ではなく、本当にトランプ大統領が誕生しちゃいました。

私は、政治は素人なので、多くを語る資格などないのですが、世の中の不確実性の象徴だなという感想を持ったと同時に、さらに、結局、他力本願的な考えのみで、これからの世の中生き抜くのは容易ではないと、自分に対して戒めています。

トランプ大統領は、就任後、次々に大統領令に署名をしているようですが、それがもたらす、国際的な政治・経済の不透明さなど、一市民が心配しても仕方ありません。

心配したところで、なるようにしかならないわけだし、もし、それが「風が吹けば桶屋が儲かる」的に、私個人や私の家族にマイナスに影響しそうであれば、それを取り除くべく努力する。
それが、生きるってことでしょう。

でも、そうは言ってみたものの、私のような現役世代弾丸旅行者には、心配はあります。

頼むから、中東問題をさらに複雑化させないでくれ!

トランプ氏が、選挙戦中から、再三言及してきた、イスラエルの首都はエルサレムであり、米大使館をテルアビブからエルサレムに移設するという考えに対し、

PLO、米大使館が移転なら「イスラエル承認を撤回」

パレスチナ自治政府の母体組織であるパレスチナ解放機構(PLO)事務局長でイスラエルとの和平交渉責任者のサエブ・エラカート氏は28日までに、米国のトランプ政権が大使館をテルアビブからエルサレムに移転させた場合、イスラエルの国家承認を取り下げると言明した。

「米国が東エルサレムは併合されたと言うのなら、我々はいかなる状況でもイスラエルを国家として認めない」と断言。また、移設は、米国がパレスチナとイスラエルの2国家共存案は死滅したと認めたことに等しいとも述べた。
出典:2017年1月28日CNNニュースより

PLOの発言。すさまじいですね。ちょっと、心臓の鼓動が早くなります。

これは、私が昨年行った時、エルサレムの写真。
旧市街の中は武装した警官だらけでしたが、人々の表情は平和でした。

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その後、本人の口から「時期尚早だ。」などと、トーンを下げていますので、万一やるにしても、すぐにはやらないでしょう。

トランプ氏にも、いろいろと思惑があるのはわかりますが、一国の利益優先に固執して、先人の血のにじむような苦労を一瞬のうちに台無しにしてしまうような政策はやめてもらいたいですね。

それにしても、昨年のうちに、イスラエルに行っておいてよかった。ヨルダンも・・・

パレスチナ問題の火種がさらに複雑化すれば、それに大多数の市民が巻き込まれるのは想像に難くありませんので、私のようなただの弾丸旅行者が「行けるうちに行っておいてよかった。」などと不謹慎かもしれませんが、正直な感想です。

さらに、トランプ氏は、テロ撲滅などを理由に、イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメン国籍の移民や旅行者に対し、ビザの発給を最低90日間停止する方針を示しています。

これに対し、イランの外務省は、

イラン、入国禁止に猛反発=イスラム世界で反米高揚も

イラン外務省は28日、「イスラム世界に対する言語道断の侮辱だ」と激しく非難し、「同様の対抗措置」を取る方針を表明した。
同国のファルス通信が伝えた。
出典:2017年1月29日時事通信より

おいおいおい、そんなにケンカしないでほしい。

私、3月にイランに行く予定なんですよね

私のパスポートには、アルゼンチンに行ったときに、入る必要もなかったアメリカ入国の痕跡が、くっきりと示されています。
ビザが発給されないなんてことになりやしないだろうか。

トランプ政権になって、イスラム諸国と少なからずとも問題が起こることは想定していましたが、スピードが速すぎる。

願わくば、行ける国が少なくなってしまう、そんな心配をしなくて済む世の中になってほしいものです。

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