【イスラエルへの旅】 出発まで

日常生活って緊張の連続ですよね。

仕事は一生懸命頑張らないといけないし、頑張らないと一線からは外されちゃうし、一線から外されれば給料も下がるし、一線にいればいたで重要プロジェクトが舞い込んで胃の痛い思いをするし、そもそも一生懸命仕事しないと今の世の中会社が傾いちゃうかもしれないし・・・

家に帰ってきても、娘たちの学習など、学費の準備、将来への構想など考えたり、そもそも娘たち自身にそういう考え方を持ってもらわなくてはならないし・・・

自分自身にしても、社会情勢やグローバルな環境についていけるよう、あるいは、不透明で不確実な世の中で生きていけるように、社会的価値を高めていかなくてはならないし・・・

正直、クタクタです(笑)

そんな現役世代の私の日常において、旅というものは、私にとって絶対に切り離すことはできないもの。

一人旅をしている時の、圧倒的な孤独感、程よい緊張感、そして脱日常感はたまりません。

これがあるから頑張れる、間違いなく明日への活力になります。

イスラエルへの旅立ち 出発前の緊張感

しかし、今回の旅は、緊張感がハンパないです。

何故、イスラエルに行こうと思ったのか、については前に書きました。

 

 

出発を数週間後に控えた私の思いは、ただただ中東情勢おかしくならないでくれ

申しわけない言い方だけど、すでにおかしくなっちゃってる国も周辺にいっぱいあるし、しかも、トルコのような国まで、なんか歯車が狂いかけている。

頼むから、またクーデタなんて、起こさないでくれと祈る毎日。

外務省ホームページで情勢をチェックしては安堵し、勝手に緊張感を高めてます(#^^#)

世界一周とかされてるベテラン旅行者の方からみれば、何を大袈裟なって感覚でしょう。

でも、私は、往ったら数日のうちに帰ってこなくてはならないんです。予定通りに。

だって、翌日から仕事がありますから。
※社会人なら当たり前のことですが(笑)

 

帰国が遅れれば、会社からは睨まれるでしょう。必然的に、次の旅の休暇に影響を及ぼします。その失点を挽回するために、また命がけで仕事をするしかありません。

だったら、行くな! と、言われそうですね(+o+)  すいません

 

しかし、正直、トランジットをイスタンブールにしたのは失敗だったかな、とも思いました。

アタチュルク空港、閉鎖されないだろうな・・ この、たった2か月の間に爆弾テロとクーデタですよ。

でも、仕事が終わってから、深夜便に乗り、イスラエルに朝到着し、帰国時も、出勤前夜に到着するフライトは、イスタンブール経由のターキッシュエアラインズしかありませんでした。

イスラエル 7泊10日弾丸一人旅スケジュール

そして、そのターキッシュエアラインズを軸に作成したスケジュールがこちらです。

日付

午前

午後 宿泊地

9/16(金)

 

成田22:30発 

機内

9/17(土)

イスタンブール4:40着 6:35発

テルアビブ8:40着

エルサレム観光

エルサレム観光

エルサレム

9/18(日)

エルサレム観光

(ベツレヘム訪問予定)

エルサレム観光 エルサレム

9/19(月)

エルサレム観光

(死海・マサダ訪問予定)

エルサレム観光

エルサレム

9/20(火)

エルサレム観光

エルサレム

 ⇒ミッペラモン

ミッペラモン

9/21(水)

ミッペラモン

 ⇒エイラット

エイラット観光 エイラット

9/22(木)

ヨルダン・ペトラ遺跡ツアー

ヨルダン・ペトラ遺跡ツアー

エイラット

9/23(金)

エイラット

 ⇒テルアビブ

テルアビブ観光 テルアビブ

9/24(土)

テルアビブ観光

テルアビブ21:45発

機内

9/25(日)

イスタンブール0:05着 1:40発

成田19:10着  

弾丸とはいうものの、今回は私としては少しロングな正味9日間。シルバーウイークをうまく使いました。これなら、会社からもらう休暇は3日間だけ。

なんか、12年前のシベリア鉄道に乗った旅を思い出します。
あれから12年もたつんだなあ。月日が経つのは早いです。

今回の旅のポイントは、もちろんエルサレム

世界中に様々な影響を与える3宗教の交差点。ここを見ずして死ねるかってぐらい、私の胸は高鳴っています。(ちょっと大げさですが)

3日半くらいあるので、パレスチナ自治区のベツレヘムや周囲の遺跡、死海などにも足を伸ばせそうです。

そして、スケジュール策定中に思いついたのが、ヨルダンへの越境。

イスラエル南部のエイラットからぺトラ遺跡まで日帰り観光。旅行社には現地ツアーを申込み、ヨルダンのビザも取得して準備は万全。

 

 

DPP_2730

地図を見ればおわかりのように、今回の旅は、エルサレムから南よりに焦点をあてました。

イスラエルの歴史、ユダヤ教の歴史を辿るのであれば、エルサレムより北側に、スポットはよりあつまっています。

でも、今回はシルバーウイークの恩恵で長めに取れた休暇。

エルサレムに重点を置きながらも、南側の自然や遺跡をターゲットにしました。

ターキッシュエアラインズ フライトスケジュール

そして、ターキッシュのフライトスケジュールがこちら。

  航空会社 便名 フライト

乗継ぎ時間

往き

ターキッシュ

エアラインズ

TK53

成田22:30 ⇒ イスタンブール4:40

1時間55分
TK784

イスタンブール6:35 ⇒ テルアビブ8:40

 

帰り

ターキッシュ

エアラインズ

TK789

テルアビブ21:45 ⇒ イスタンブール0:05

1時間35分
TK52

イスタンブール1:40 ⇒ 成田19:10

 

テルアビブ往復のチケット代は約18万円。今までの旅でもっとも値が張りました。

イスラエル行く人、そんなに多いのかなあ。どうやって、チケット代って決めてるんでしょうね。正直、10万円台前半を超えると、少々へこみます。

もちろん、中途半端な時間に出国したり、途中、長い乗り継ぎなどを許容すれば、もっと安いのはいくらでもあるんですが、こちとら、時間に追われるサラリーマン。

背に腹は変えられず、時間を金で買うんです。

旅というのは、こうして計画を練っているときが楽しかったりするんですよね。

では、心臓が高鳴る旅立ちへいざ出発!