PM2.5のいない青空 天安門&故宮の散策【北京&西安旅行記 #2】

地下鉄を出ると、空の青さにびっくり!
 
抜けるような青さ!  PM2.5なんてとんでもない!
 
東京よりも空気が澄んでいるじゃないですか?? いや、科学的には汚染されてるのかな。 
いずれにしても、北京のスモッグのひどさを、マスコミから散々聞かされてきた私としては驚きです。

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ホテル「北京天安瑞嘉酒店」にチェックイン

今回の旅は、ルートが決まっているので、ホテルもすべて予約済み。北京天安瑞嘉酒店というホテルです。 
天安門広場の近くということはわかっているのですが、なかなか見つけられません。
 
グーグルマップが金盾によって遮断されている現実を、あらためて思い知りました。

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1時間ぐらいかかって、ようやく見つかりました。外見は立派ですが、中は少々古ぼけています。 

でも、5,500円という値段を考えればまずまずでしょう。部屋に荷物を置いて出かけますが、今日は天安門とその周辺にとどめておきます。

 
ちなみに、風はなく、そんなに寒くはありません。

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こんな感じの通りを歩いていきます。

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天安門をくぐって故宮へ

天安門が見えてきました。この手前の歩道上に、物々しい荷物検査があります。
 
私は普通に通れましたが、中国人が何人か尋問を受けていました。なんか緊張します。
 

入れなかった天安門広場

そして、その検問は、長々と通りの反対まで続いていて、今回の旅の第一目的である「天安門広場」には入れませんでした。
 
この検問といい、警備といい、なにか行事でもあるんでしょうか。
 
ちなみに、そちらの方角には、カメラを向けられる雰囲気ではありません。

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なので、天安門をくぐって故宮に入ることにしました。
 
中国人にとっては、毛沢東と天安門は象徴なのでしょう。平日なのに、観光客がそれなりにいます。

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おお、テレビでしか見たことがなかった毛沢東の肖像画です。

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写真撮ってたら、警官に「×××!」となにやら文句を言われました。みんな写真撮ってますよ。

 
なんで?   でも、怖いので、すぐに立ち去ります。

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しかし、諸外国って、巨大な人物肖像画を飾るのが好きですよね。日本では、ほとんど見ません。それだけでも異文化を感じます。

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入場料は40元。

 
天安門から故宮の方に入っていきます。

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午門。南の門という意味だそうです。創建は明の時代、現在残るのは清の時代に改修されたものとのこと。

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それにしても、すばらしくいい天気です。ほんとに、普段はスモッグで煙ってるの?

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故宮の建設は明の時代15世紀です。

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午門をくぐりぬけると、太和殿が姿を現しました。 

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外朝にそってのんびり散歩。

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北京の青い空に感激

故宮よりも、空の青さに感激しています。
 
それと、寒さ。歩いているからまだいいですが、日陰で立ち止まると、とんでもなく寒い。

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なんか、西遊記のBGMが脳裏を流れそうな景色。

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保和殿です。

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けっこう、中は広いですね。

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ほんとに空気が澄んで、遠くの山々の稜線まではっきり見えます。

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故宮を一回りして、出口へ。

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寒いので、最後は駆け足で、出口に着きました。

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丘の上は景山公園だそうです。故宮を一望できる絶景ポイントだそうですが、疲れたので見送ります。(^-^)

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周りの堀の水が凍っています。気温は氷点下なのでしょう。

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バスで、王府井という繁華街まで出ました。ホテルの裏手にあたります。

 
このあたりの街並みには、ゴミ一つ落ちてません。

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軽く食事をした後、ホテルに戻ります。

 
天安門広場の前の通りは、夕方のラッシュがはじまっていましたが、夕焼けが綺麗でした。

今朝は早起きだったので眠くなりました。

明日も早起きして念願の万里の長城へ行きます。楽しみです。

ちなみに、ホテル近くの酒屋で仕入れた赤ワインは、甘すぎて飲めませんでした(笑)

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それにしても、意外。
北京の空って、こんなに綺麗だったんですか!?

ほんとに信じられないです。

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