テネリフェ島の古都オロタバの夕暮れ【カナリア諸島旅行記 #16】

もう、オロタバの町まではノンストップかな、と思ってましたが、そうもいきません。

だって、こんな崖が現れるから。いったい、なんなんだろう?

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大西洋岸の道をオロタバへ

サボテンも現れます。

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しかも、花が咲いてる。

野生のサボテンで、花の咲いてる姿って、見るの初めてかな。

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この辺りの町の名称でしょうか。

スペイン語圏では、しょっちゅうELってでてきますね。

英語でいえば、THEという意味らしいですが、懐かしいところでは、エル・カラファテ。

ほんとに懐かしい・・・

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左手には、どこまでも大西洋が広がります。

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ようやくワインディングロードも終わったと見えて、これからオロタバまで海沿いの道かな。

なんか、ミスチルの「未来」のPVに出てくる海沿いの風景が、脳裏に浮かびました。

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TF5号線をオロタバに向って、東へ進みます。

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途中、いくつかのリゾート地を通り過ぎます。

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真鶴道路や、熱海ビーチラインを、走らせている気分。

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オロタバに向かってますね。グーグルマップのおかげで迷いなしです。

こちらからテイデ山に登るルートがあるんですね。

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オロタバの町です。

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そして、目星をつけておいた、町の中心に近いパーキングにクルマを止めます。

ちょうど17時。予定通りです。

スペイン語圏を旅するようになって、「入り口」と「出口」ぐらいは、すぐにわかるようになりました。(それだけかい笑)

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古都オロタバ 街の散策

さて、町歩きの勝手がわかりませんが、とりあえず旧市街に行ってみましょう。

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いきなり、目に飛び込む大西洋。

この島は、どこにいても大西洋が目に入る仕組みになってるようです。

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マップによると、カルバリオ通り。

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大西洋を右手に、旧市街の坂を上っていきます。

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オロタバは、その昔、ワインの生産がさかんだった古都。

カナリア様式の建物が、いまも形を残す、旅情漂う町と聞いていますが、なんの予備知識もなく来てしまったので、どこをどう歩けばよいのか、戸惑います。

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とりあえず、上へ上へ、歩いていきましょう。日没までは1時間以上あります。

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路地も急な坂。

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今日は大晦日だけど、サンタクロース。

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あの路地の隙間から見える教会は、直訳すると受胎告知教会。

あとで寄ってみますか。

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どんどん上っていきますよ。

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これも教会?

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急に人気がなくなります。

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坂道に並ぶカナリア様式の建物

こんなものがあるということは、このあたりが旧市街。

よかった、勘は外れてませんでした。

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こういうのをカナリア様式というんでしょうか。

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日もだいぶ傾いてきましたが、まだ日没までは時間あります。

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こう坂が多いと、日常生活でも鍛えられそう。

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ほんとに、どっからでも海が見えるね。

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これもカナリア様式?

なんか、なんとなく懐かしさを感じるのは気のせいか。

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つたない英語力をフルに駆使して訳していくと、どうも、ドア周りや、ベランダなどが木製であることが特徴らしい。

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そういう目で見れば、たしかに窓枠が木です。

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扉も。

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ベランダも。

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懐かしさを感じたのは、このせいかな。

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病院か博物館かな、と思ってグーグルマップで調べたら、高級ホテルでした。

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カナリア様式とコロニアルって、違うのかな。

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こういう異国情緒たっぷりの町を歩いていると、「~知らない町を旅してみたい~」という、松田聖子の曲のフレーズが、頭をよぎったりするんですよね。(古過ぎだ・・・)

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でも、ほんとに、知らない町を旅するって、楽しい。

こんな楽しいこと、世の中にあるんだろうか。

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カナリア様式に、警察車両の大群。

と思ったら、目の前は警察署でした(笑)

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さて、誰でしょう?

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こんなスタチューを眺めているだけでも楽しい。

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知らない町を歩くだけで楽しめる私。

救いは、地球が広すぎること。こりゃ、当分楽しめますな(^^)v

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いつのまにか、さっき上から見下ろした「受胎告知教会」の前に来てました。

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ベンチに座って、一休みします。

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ちょっと違うけど、キューバのトリニダーを思い出しました。

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暮れなずむオロタバの街

日が傾いて、ますますいい雰囲気の古都オロタバ。

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なんか、サンタクルスよりも、雰囲気ある?

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最初に歩いたカルバリオ通りに戻りました。

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1時間ちょっとだけど、十分楽しめたね。

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最初にこれを見つけてれば、無駄なく回れたけど、なんか、うまく回れた気がする。

少しづつ、旅のカンのようなものが、養われてきたかな。

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来たときと同じ橋を渡って、戻ります。

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色を変えていく大西洋。

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また協会ですね。

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暮れなずむ公園の親子。

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私も、公園の欄干に寄りかかって、道行く人を眺めます。

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もうすぐ2018年も終わります。

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2018年も終わってしまうけど、楽しい1年だった。旅に関する限り。

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さて、そろそろ古都オロタバともお別れ。

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夕陽を浴びるテイデ山ともお別れ。

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明日で、テネリフェ島ともお別れですね。

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目印にしておいた観光案内所の角を曲がって、パーキングへ。

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私を待っていてくれたヒュンダイ。

さあ、いっしょにサンタクルスの町に帰ろう。

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今回のカナリア諸島・テネリフェ島4泊6日弾丸一人旅の全行程・費用・治安などはこちらです。