テネリフェ島のレンタカー&ドライブ マスカ渓谷のワインディングロード【カナリア諸島旅行記 #15】

月面のようなテイデ国立公園を後にして、マスカ渓谷に向かいます。

時間がそんなにないため、町にわけ入って、地上に降りていくわけにはいきません。

写真でみるとすごく急峻な谷なので、途中のワインディングロードからでも、航空写真のように渓谷の様子がうかがえるらしいので、それを見に行くつもりです。

ワインディングロードをマスカ渓谷へ

しかしまだ、テイデ国立公園を降りきっていません。

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途中のカフェでミネラルウオーターを仕入れて、もうひとふんばり。

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免許を取ってすぐ、西湘バイパスとか、国道135号線を夢中になってドライブしたころがあったけど、そのときの気持ちを思い出すようなドライブです。

音楽が聴けないのが少し残念(笑)

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本当に、こんな楽しいドライブ久しぶり。

ヒールアンドトウの音も、全開の窓から響いてきます。

ようやく、ヒュンダイのこのクルマも、回転をうまく合わせられるようになってきました。

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下り切ったところにあるインターチェンジ。

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そこから、また一気に登るんです。

少し道を間違えながらも、狭く急なワインディングロードを慎重に。

ほんとに、いろは坂を思わせるヘアピンカーブの連続。ギアは1速でないと、登れません。

 

そして、そのワインディングロードを登り切ったところにある展望台。

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ラ・ゴメラ島の島影がくっきりですね。

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上に登ってみます。(高いところ好きだよな笑)

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こちら側はテイデ山側。

あの下まで下って、そこからまた登ってきたことになります。

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そして、今度は、また下るんです。

あの下ったあたりがマスカ渓谷かな。

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これは、走り応えのあるワインディングロードです。

でも、たまに、バスもやってくるんだよね。気をつけないと。

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これ、よくバス曲がれるな、と思います。

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これは、マカオのメルコ・ヘアピンなみのタイトコーナー。

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反対側にそびえる崖も火山活動によるものでしょうか。写真では上手く表現できませんが、赤茶けています。

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ようやくマスカに到着。

いろんなところに寄り道しながらだったので、すでに15時に近い時間。

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そして、例によって、パーキングは満車。

クルマを進めて進めて、ようやく、1台分の縦列駐車スペースを確保。

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そういえば、まだランチ食べるの忘れてました。

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岩壁に張りついたマスカの村

町というより村はこの下。

考えてみれば、村に行く人たちは、クルマをどこに止めてるんだろう?

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だって、村はあそこですよ。

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こりゃ、すごい。

なにもわざわざ、あんなところに村を構えなくても、なんて思ってしまいます。

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さすがに、あそこまでは行けないわな・・・

だって、また上がってこなくちゃならないし。上から眺めるだけで十分です。

あ、でも、クルマがある。

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この坂を下りていくのかな。

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途中、売店がある場所まで下ってみました。

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観光客?それとも、住民?

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ジャムが名産みたいですね。

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上に戻ったら、バスが入り口をふさいでました。

しかし、よくあのヘアピンカーブを上がってきたものです。

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ちょっと慌ただしいけど、オロタバに向って出発しますか。

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オロタバの町の散策は夕方でいいと思ってるけど、日が暮れてしまったら、どうしようもない。

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ここ、マスカからオロタバの中心部までは約50キロ。1時間10分とグーグルマップは計算しています。

到着予想時刻は16時40分。

では、17時に到着させるとして、20分くらい、ランチ食べる時間はありそうですね。

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と思ったら、タイミングよく、カフェが現れました。

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マスカ渓谷を見下ろすカフェテラス

おお、今まで通ってきたワインディングロードが見渡せます。

ここで食事していきましょう。

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あいにくテラスは満席。

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ちなみに、テラス席からの眺めはこんな感じ。

さっき見学してた村が、あんなに小さく。ほんとにすごい自然です。

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小ぎれいでオシャレなカフェ。

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あやうく、ビールを注文するところでした(笑) 危ない、危ない。

オレンジジュースとサンドイッチをオーダー。

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よく冷えたオレンジジュースが旨い。マスカ渓谷に乾杯!

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バカンスを楽しむ欧米人の中に、アジア人が一人。

そういえば、この旅、中国人の団体とかに遭遇してないですね。

中国人に出くわさない旅というのも珍しい。

日本人に会わないのはいつも通りですが。(私が避けてるから笑)

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ほんとにすごい渓谷だったんだね。

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岩もすごい。

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出てきた分厚いツナ・サンドイッチ。すごくおいしかったです(^^)v

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マドリードのほかには、パリやロンドンはなく、アムステルダム。

スペインだから?

なぜ、プラハ? なんか、意味不明・・・

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食べ終えて、カフェの周りを散歩。

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あれは、ラ・ゴメラ島でいいんだよね。

まさか、ラ・パルマ島ではないよな。100キロ以上離れてるし。

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今日は、ドライブと、大西洋の鑑賞を心ゆくまで楽しめました。

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カフェに戻ってみると、観光バスが2台も。

よかった、ちょっとの時間差で、カフェは満席だったね。ついてるぜ。

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青く広がる大西洋

さあ、オロタバの町に向って出発。

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しかし、すぐにクルマを止めて、光り輝く大西洋を鑑賞。

しょうがない。日本に帰ったら、大西洋なんて、そう簡単に見れないんだから。

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時間がたつのを忘れる美しさですよ、これは・・・

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がけっぷちに咲いているサボテン。

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また、ワインディングロードを走らせます。

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そして、また、すぐ止めます(笑)

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もう、しばらくは、こんな雄大な風景とはお別れだろうな・・

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やっぱり、旅って素晴らしい。

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東洋にも、美しい景色はあるんだよ、って、教えてあげたくなります。

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今回のカナリア諸島・テネリフェ島4泊6日弾丸一人旅の全行程・費用・治安などはこちらです。